一言で言えば凄まじかったです、今まで読んだBL小説の中で、いや今まで読んだ普通のホラー小説などを含めても一番衝撃的で怖かったです。ただ、真に勝手ながら個人的にはもっとエロエロなものを想像していただけに残念、大河内に対する青池の仕打ちには全然エロスを感じなかったし、個人的にこういう設定の物に(勝手に仕事を辞めさせられて大河内が泣きながら騒ぐシーンなどといった)現実的な描写?が多いとなんとなく受けが可哀想になってしまうため途中から読むのが辛かったです。
最後のオチも取って付けたようで正直残念、皆さん青池のことを可哀想、切ないとおっしゃってますが私には恐ろしい異常者だとしか思えなかったため全く感情移入できず…しかし、私は大河内の嫌がる態度が少し可愛かったので(すごく可哀想でもありましたが)「そこは萌があったかな?」と思います。
作者様の文章力は流石だと思います、人を選ぶ内容ですので安易にオススメはできませんが、多くのBLを読んで食傷気味な方は読んでみるといいかもしれません…
追記:他の方のレビューを見てオチの意味を自分なりに理解しました、結末は別に取って付けたわけではなさそうですね。