まず絵がとても綺麗でうっとりします!
ストーリーも絵に負けず美しい…作家さん独特の世界観がありますね。
1、2話目の伏線から最終話までとても作り込んであって、
最終話を読んでからまた再読すると、この時のこの台詞、この場面でこのキャラはこんな想いでいたのか、なんて切なくなります。
こういう、行間を読むタイプが好きな方にはお薦めかなと!
と言っても決して解り辛いとか説明不足なんて事はないんです。
少しミステリー的でもあるんですが最終話で全部説明されてます。
教師×生徒ものとしては筋は多分王道。見せ方が独特なのかな。
キャラクターにはまれます。好き嫌いが分かれるかもしれないけどちょっと神経質で黒い先生が、一途に受けの生徒の事を想っていて切ないです。
途中までは何を考えているのか解らずなんですが、想いを吐露してくれる時、二人の過去のキーワードが読者に明かされていく時、ここが恋に落ちた瞬間なのかなと。泣けました。
あとエロシーンが大変色っぽくて、受けの表情がとてもいいです。見所です^^