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女性ふばばさん

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ドジっ子

「真夜中の俺を見て」協力書店電子共通特典ペーパーとなります。
電子1p。

以下、内容となります。
↓↓↓↓


荻野から見た真夜のおっちょこちょいさ。

歩けば、持ってたソフトクリームを落とす。
外で電話を取ったら、持ってた紙を風で飛ばされてしまう。
コーヒーを飲もうとしたら、思った通りこぼす。
極め付け。
マヨネーズを出そうとしたら。

ぷぴゅ

…と顔射。

…………気をつけてね…、とふきふきするおかあさん荻野と、口に入ったうぇえ…と泣く真夜でした。

マヨはエロっ子じゃなくて頑張り屋さんなんだけどな

レビュー超多い!神超多い!

題材は今風なVチューバー。
自分の担当マネージャーとの恋愛なので、結局は非常に普遍的/古典的な関係性を描いてると思う。
表キャラである「まひる」は可愛くてみんなを勇気づける存在。
でも中の人「マヨ」はそんな子じゃない…

褒めて甘やかしてメンタルのケアをしてくれるマネの荻野が好きだけど、どうせ仕事だからでしょ…
でも実は荻野も。
…の両想いでした、という特にひねりも当て馬も無いような順当展開。
何がこんなに高評価の嵐なのかな?と逆に興味ですね。
もちろん読んでて面白いし、マヨちゃんは非常に今風。可愛いかっこいい感じ。
ヘアスタイル、カラーの感じ、ネイル、黒マスクが似合うところ、ピアスなどなど、お洒落がもはや土台になっている。
ちょっと男度が低いかな…ジェンダーレスな感じ。
一方荻野はもっと大人系でもいいような。敏腕マネというより先輩くらいにも見える。
そして、私が皆様の神評価に較べたら低い萌評価なのは、Hシーンが好みじゃないから。
荻野から仕掛けるのも違和感、擬音やお汁が多いのが好みじゃないし、トイレやおもちゃもこの2人に合うかなと疑問。エロを強めればいいってもんじゃない。

絵柄は良く、ストーリーの展開は普通に良かったです。私は「萌」で。

君は血潮に触れられるか?

推しが彼ピになってしまった元コンサルのお話、の番外編。
本編その後を描いた同人誌「つきあいたて」の電子化とのことです。

お付き合いする事になったのに仕事の話ばかりだから、とデートに誘われた土井克成、もといかぁくん。
まずはデートのプランを練る「ほぼデート」で、コーヒー店へ。
かぁくんは雅人さんの美しさとかぐわしさにもうドキドキのテレテレ。
雅人さんの行きたいところは「いちご狩り」。
かぁくんはもちろん異論無し。

…という感じで、ほわほわとした一日っていう感じで描かれてるんだけど。
これ、奇しくも雅人さん本人も感じてる通り、かぁくんと雅人さんは微妙にすれ違ってる。
かぁくんはまだ「推し」てるだけで、生身の雅人さんを見てないみたい。
柔肌の熱き血潮に触れもみで…
本当に生身x生身の恋が始まってからの恋人達はほわほわじゃいられない。
恋の本番はこれから。

平凡刑事の受難

いやはや、スゴいです。
触手小説なら矢城先生!と思って読んだ本作。
いわゆるファンタジー設定ではなく、現代ものの中で無理なく触手を描く手腕。
また、ご自身の持ち味である鬼畜系描写を実に鮮やかに発揮していると感じました。
衆人環視のモブ姦は、地雷ではないものの私の最も苦手な設定のひとつ。それでもそれらの描写が延々続きながらも、段々と一体どこまで書いてくれるんだろう?と楽しくなってくる感覚。
先生の方でもどこまで書けるか、読者がどこまでついて来れるか、楽しく書いておられたのかなぁ。

主人公は、平凡な所轄の若手刑事・桜井。
バラバラ死体が発見されて捜査本部が立ち上がり、なぜかキャリアの東條警部とコンビを組む事になり…
…と始まります。
変人だが切れる東條が、頻発していた男性たちの失踪案件やカルト宗教団体との関連を疑うさなか、桜井が何者かに拉致され…!
この辺のサスペンス感は大好き。
果たして、カルト教団は奇妙な貝の一種から麻薬成分を取り出す研究をしていて、若い男性をその「苗床」にしている、という猟奇的な展開へ。
桜井はその「苗床」として、貝の触手に犯され尽くして卵を産みつけられ。
…と、前半は触手と敵の手下モブからの陵辱と産卵ですかね〜。
ところが。東條から救出された後にも後半戦があったんですよ。
東條は「普通」の物差しでは測れない人物で、彼の愛情表現は「嫌がる事をする」。
桜井をドSに責めるのは、桜井が堕ちないから。一方桜井の本心は本当にやめてほしいようなやめてほしくないような。
とにかく、これでもか!と桜井くんは酷い目に遭います。
正直万人には向かない。元々鬼畜好きな人、好奇心旺盛な人、柔軟な人はチャレンジする価値はある。読み応えの満腹感は保証。
この振り切り具合に「神」を。

助けられっぱなしね

下巻。
上巻のファーストシーンから撃沈してたけど、とにかく読む。

良いところ。
上巻レビューにも書いたけど、お仕事BLとして良い。
始まりはともかく、2人が力を合わせて困難を乗り越えようとしてるさまは好感。
そして、2人で頑張ることでお互い自分自身の挫折を乗り越えるところ。
…という正に作品の根幹は良いと思います。

同時に…
お仕事BLは良いんだけど、もっと仕立て屋の描写が欲しいし、そもそも生吹ができるのが採寸だけとは?
一方、灯生は折角のメートル・ドテルを完全転職しちゃうの?
ワンナイトで相手は泥酔、そこまでする?とか。
描き下ろしで元カレがHの事持ち出すのが凄い嫌悪感。
あと、2人が「なつめさん〜」の鴻と「40までのー」の雀さんに見えて。これは後発組のせいですが。

商売は立ち直ってホッとしました。「萌」で。

ファーストシーンからだよぉ

今頃読む後発組です。
表紙は上下巻ともとっても素敵。でも発売当時どうも私には合わない気がして。
いざ読んでみてその直感は当たっていた…
お仕事ものとしての展開良し。
挫折を負った2人の救済ものとして良し。
イケメン良し。
だけど…

私は、家族含めて自営でもないし商売とか無縁なんだけど、何故か商売が失敗するとか経済的転落の状況が来るとつらい。
本作でも、生吹が泣く場面でもうキツくなってしまった。…ってファーストシーンじゃん!
店が潰れる…誰か助けて………ってもう気分が塞いでしまった。
灯生という救世主が現れるけど、最早ご都合と笑う気にもなれず。
気分は「しゅみじゃない」だけど、作品に非は無し。「萌」で。

恋愛操作 8 コミック

蓮川愛 

美男率100%

久々の新巻。
名古屋編は終了して、いよいよメインに戻って…と思ったらまさか「あなたの隣に座らせて」の鷹宮x亜澄までさかのぼるとは!
正直…忘れてました(汗

奥村と付き合っている事をなかなか鷹宮に離せない啓。だって恥ずかしくって照れちゃう〜…という相変わらずツンデレさん。
とにかく素直になれない啓は、本当は奥村に甘えたいのにすぐ突っかかってしまう。
奥村はそんな啓が可愛くてしょうがないんですけどね。
薙と一ノ瀬、式、なんと信隆と円まで勢揃いのファンサ100%巻です。
とにかく蓮川愛先生の絵柄は最高に美しく、美男率も100%。

しかし。あとがきにて次の9巻が最終巻とのこと。寂しくなるなぁ…
式の恋愛も読んでみたかった。

Dom/Subオフィスラブ

私が読んだのは単行本になっている「電子特装版」です。最近電子だけの単行本は登録されないようですのでレビューはこちらに。

由元先生によるDom/Subユニバース作品。
主人公は営業マン・志方、Dom。
いつも納期で無理を聞いてもらっているエンジニアの久間がDomだと聞いてSubと偽って飲みに誘うが…
なぜか久間のコマンドが効いてしまう志方。
そう、志方はSwitchだったのです…!

由元先生ですから、コマンドプレイも独特のエロさが!
イケメンDomの志方がトロンとSubスペースでイき、無表情な久間のジト目!
でもそれが変態臭いわけじゃなくて、同じジト目でも段々愛しさが増してくるのがわかる。これ画力ね。
結局この作品はDom/Subユニバース次元ではあるんだけど、お互いDomでもSubでもなくても好きだという感情で、普遍的な恋愛ストーリーとして完成したと思います。
「萌x2」で。

ドタバタ幼馴染LOVE

個人的注目作家様の鬼野うめ吉先生。
本作は一冊丸ごとの長編。幼馴染もので高校生もの。

小さい頃から幼馴染の柊吾にノリでひっついたり好き好き言ってた大成。
今日も柊吾の誕生日に冗談で「婚姻届」を渡す大成。ところが急に柊吾が…
…という冒頭。
自分は冗談だったのに柊吾はマジに告ってきて、大成はアワアワ。
…という感じで、ずっとストレートに大成を口説いてくる柊吾と、照れ臭いしどうしていいのかわからなくて逃げ回る大成の図。
まぁ結局は自分もやっぱり柊吾が好きだよな、と納得した大成が受け入れるという順当展開。
特に波乱的なものは無いです。友人達も静観してる。
柊吾は目に光も無くてちょっとこわい?今まで黙ってて本当はずっとこんな事考えてたの?みたいな。
ともかく無事に2人は両想いに。親友としての態度が変わらない所が良かったと思う。急にベタベタされても周りが困っちゃう。
総合は「萌」で。

メロドラマ in プラハ

華藤えれな先生と言えば、の外国もの。
チェコから来た留学生と日本人大学職員。in 京都、からのプラハへ。

カレルは将来ある彫刻家の卵。
蒼史は京都の芸術大学の職員。陶芸の家に生まれ、新進気鋭の陶芸家だった母親がイタリア人留学生と恋に落ちたが相手は帰国、母は精神不安定になり蒼史を縛りつけている。
2人は惹かれあって甘い恋に溺れていく。
カレルは一年の留学期間を終えるので蒼史にプラハについてきて欲しいと懇願、蒼史も承諾するわけだけど。
出発前夜、ある大きな事件が起きて蒼史は行かれません。
そのまま音信不通となり4年後。
大きな賞を獲ったカレルの個展を見に、蒼史がプラハに飛ぶ。
なぜ今?それは…

…という感じで、非常に非常にドラマチックなのです。過剰なほどに。
再会したカレルは、以前の甘さも優しさも快活さも無く、蒼史の裏切りに傷つき、怒り、恨んでいます。
だから帰国を許さずアトリエで軟禁するように彫刻のモデルを強要します。
蒼史は言い訳も今抱えている状況も何一つカレルに伝えません。
読者としてはこのジレジレモダモダがなんとも言えず…好きな人にはたまらないでしょうね。
私は……
難病/不治の病というのがやはりどうしてもお涙頂戴的というか。
美化しすぎというかご都合というか。
ドラマか!映画か!と一歩引いてしまいました。
蒼史はホント良かったねなんです。カレルも蒼史との出来事でひと回りも二回りも芸術性人間性が上がったと思います。
気分としては萌だけど、可哀想すぎる蒼史が幸せになったので「萌x2」で。