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女性ふばばさん

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みんな知ってるから

「ノっぴきならぬ 2」電子共通特典描き下ろし漫画となります。
電子1p。

以下、内容となります。
↓↓↓↓



タイトル「千枝屋・奉公人が見ている景色」
①寅次さんの他の人を見る目と…
②旦那様を見つめる目が明らかに違う。
③・パーソナルスペースせまい寅次さん
 ・旦那様が寅次さんの腕の中にすっぽり収まってるのをよく見る。

④それを忠太に注意されてる。


①の寅次さんの目線はキリリ。
②は八重辰と会話している寅次さんで、とろけた優しい目。
③は八重辰と普通に話してるはずが何故か壁ドン?肩抱き寄せ的近さ。
④で「スマン気づかずにやってた…」としおしおの寅次さん。
ま、どれにしろ男前の寅次さんです。

カマキリ コミック

こなみ詔子 

俺たちは大丈夫…

なんとも雰囲気のある作品です。
主人公は、要とウサ。高校生。
同い年で周囲は双子と勘違いしてるけど、本当は小さい頃に両親が亡くなったウサが、従兄弟の要の家に引き取られて来たのです。
要は明るくてごく普通の子。Hまで進んでるガールフレンドもいる。無頓着で鈍感で…
だから、ウサの事は小さい時から家族なんだし特に特別視したり考えたりしてない。
でも、逆説的にウサはそんな要だから家では普通にしていられる。
要のガールフレンドのキヨはウサが笑ったところを見たことない、と言う。要は驚いて急にウサのことが気になりだすけれど…

ウサは首を触られるのが嫌いで、不用意に首に触れたキヨを突き飛ばす。
そして謝りに行って…
なのにその場でキヨの首を強く絞めるのです。
ウサの抱える何か。
ウサの両親の死の真実。
ウサが怯える衝動。

かなり薄暗いお話なんだけど、要の存在がストーリーにもウサにも救いになってると思います。
「BL」としては要とウサの関係性なんだけど、この2人は閉じていくんじゃなくてちゃんと窓があって光が差している感じ。
最終話は背景も無くすごく白くて非常に観念的だけど、この作品の場合それが余韻に感じました。

「藤色の影の下で」
ひとりの女性に対する幻影を語るような、絵ポエム6p。

ノっぴきならぬ2

美しいです。
それはもう特上。
寅次は奉公人として千枝屋に入り、他の者たちとも勿論お天とも馴染んで、夜は八重辰としっぽり…?の充実した日々。
…のはずが、とんでもない「招かれざる客」が⁉︎というのがこの2巻。

贔屓客の孫が絵描きとなり、八重辰の困った顔を描きたいとわがまま三昧。
千枝屋の中も勝手に歩き回り、偶然寅次と八重辰が「口吸い」してる現場を見てしまい、その時の八重辰の顔だ‼︎となって、千枝屋に泊まり込む。
正にお邪魔虫!
寅次も八重辰もいちゃいちゃ不足でお疲れ感倍増。
この辺、読んでて超〜イラッときたわ…なにこのお邪魔虫!
こいつのせいで八重辰の後妻騒動が起きて寅次が不安定になるし。
そこからの流れで寅次の過去、7年間の生業と苦しみの日々がここで明かされる。
なるほど〜。
お天は明るく育ち、寅次との関係性も明かし(みんな知ってるけど!)、とりあえず引っ掻き回された事でまた一段と結びついた寅次と八重辰。八重辰も強くなりました。
予告を見ると、次もな〜んか波乱がありそうでとても心配です。
描き下ろしは、江戸の腐女子が現場を覗いて卒倒というお話。

寅次の全身の彫り物がカッコいい〜!そこは星x5。総合「萌x2」。

夏冬ねこしぐさ

「恋でとけるギルド・ザ・リリー」応援書店電子共通特典漫画となります。
電子1p。

以下、内容となります。
↓↓↓↓



2人で眠るベッドを天井から視点で見る3コママンガです。

タイトル「夏冬ねこしぐさ」
①夏の飛鳥 散らかる
②冬の飛鳥 くっつく
③恭司(冬っていいな…)


①では飛鳥の寝相が悪くて、真っ直ぐ姿で寝ている恭司のお腹の上に飛鳥の足が乗っかってる。

②では、寒いようで恭司にくっついて眠る飛鳥。

③恭司はくっつかれて嬉しいんでしょうね、じーーんと喜びを噛みしめています。

ねこしぐさというより、幼児でしょ。

春を抱いていた 13巻

13巻。
この巻は趣きが変わって、冒頭は香藤がこの業界に入るきっかけを描く過去編になっています。
大学で映研に入っていた香藤は、先輩に頼まれてAVに出る事に。
そこで共演したのが岩城。
その時は2人とも感じが悪くてバチバチしていたけれど、やはりその時から香藤にとって岩城は無視できずにいつも気にしてしまう人物でした。
そんな出会いを思い出す今、2人の今の関係性は奇跡なのだから大切にしないと…と改めて岩城愛を自覚するのが香藤の通常運転。
そして、「岩城、独立を決意す」という流れに突入していきます。
もちろん順調にはいかず。
もうこの「春抱き」では2人の間がどうこうというのは全く無く、周囲で一体何が起きるのか、2人はどうやって一緒に乗り越えていくのか、という物語なのです。

春を抱いていた 12巻

12巻。
ずっと続いていた「冬の蝉」関連はこの辺で一段落でしょうか。
ついに映画として完成し、アメリカのセレブ・カルロも関わってハリウッドでのワールドプレミアに漕ぎ着けました。
そして、前巻からの新しい岩城の役は残忍淫靡狡猾なサイコ。気鋭の監督は未知の岩城を引き出そうと香藤との別居を強制してくるし。
岩城は変化に弱くて、はじめはいつもくよくよ悩みがち。
いつもその部分をフォローするのが香藤だけど、一度肝を据える/腑に落ちると誰よりも凜とするのが岩城。
現実香藤が岩城を引っ張ってると思うんだけど、岩城が壁を乗り越えるたびに岩城を崇めちゃうのが香藤です。
さて、今回は久々に「岩城攻め」のHがあります。
そしてラストは久々の佐和先生登場!妖しげなパーティに招待してHしないと出られないSM部屋⁉︎

悪い大人に啼かされるヤンキーくん

ニッチな性癖を鋭く突くアンソロジー、それが「性欲図鑑」シリーズ!
今回のテーマは「ヤンキーSEX」。5作品収録。
以下、収録順にざっと。(作者様敬称略)

「ヤンチャしちゃってごめん」碓井はる
ケンカで怪我ばかりしてその度に医院にやってくるヤンキーの勇人。それは診てくれる先生が好きだから。
でも純情なのはヤンキーの方。気持ちを知った元ビッチのおっさん先生はいただき〜!とばかりに自ら乗っかって勇人のDT tnkを喰っちゃいます。悪い大人だ〜…

「ヤンキーだって恋するし!」一撚はる花
全寮制の高校は成績さえ良ければ不良でもOK。だから不良の椿さんは成績も超優秀。椿に憧れる奏太は椿に勉強を教えてほしい、と頼むが、本当は奏太も優秀。バレて謝る奏太だけど…
実は椿も奏太が、の両片想いで、一気にハッピーエンド。
2人とも可愛くて全くヤンキーに見えないかな?

「環境に優しいヤンキー、野外でハメる。」ゆんぐ
いつも同じ男が公園で捨てるエロ本を拾う闇金バイトのチンピラ。ある晩その男が酔っ払いに絡まれていたのを助けるが、なぜか勃起していたので挿れちゃう!その後何度も会うようになりついに駆け落ち⁉︎
思いがけないオチだけどこれも一つのハッピーエンド。

「優等生ですが、ヤンキーになれますか⁉︎」沙井桃ゆゆこ
真面目優等生がいじめられて、助けてくれたヤンキーに弟子入り⁉︎くっついて行動するうちにヤンキーの方もほだされて…
よくある短編の展開。

「ヤンキー、盗んだバイクでアッチへ走り出す!」笹窯ボッコ
カギが挿さったままのカッコいいバイクをついつい勝手に乗り回した圭祐。だがそのバイクはヤクザの持ち物で、身体で払えと言われて…
初めてなのに感じすぎてしあわせ感を味わい、ヤクザのペットになりました。ヤクザの方も満更では無いのが可笑しい。


ヤンキーと言っても服装とかだけでかわいいもんです。
全体に絵もストーリーももう一歩という感じですが、ゆんぐ先生、笹窯先生作品が良かった。「萌」で。

春を抱いていた 11巻

11巻。
前巻で宮坂から恐喝されて岩城ピンチ⁉︎というところからの続き。
10巻11巻と一続きのストーリー展開になっています。
結論としては…
ひとりで抱え込むタイプの岩城さん、最悪の泥沼に陥るかと思われたけど、すんでのところで香藤にいきさつを打ち明けるのです。
もちろん香藤の怒りは凄まじいけど、読者的にはもう安心一択。
2人手を取ればなんにでも立ち向かえる。そんな最強の愛なのです。
そこのところをやっと理解した宮坂はもう2人の敵ですらナシ。
さて、「冬の蝉」の撮影もついに終わり、岩城に次のオファーが。
それがまたクセのある監督で、岩城に何かを企んでる?
波乱でもあり、岩城が数倍も大きくなれる転機の予感。

陽キャと低温のホスト同士LOVE

個人的大注目作家様・いとうぎりこ先生のデビューコミックス。おめでとうございます。
絵柄がとても好みです。
今回は、ホストクラブが舞台。
淡々No.1が、新たに入店してきた愛想良しのイケメンにあっという間に追い抜かされて…という冒頭。
この元No.1の飛鳥はホストとしてはちょっと変わってる。ガツガツしてなくて卓では聞き役、同伴もアフターもせず掛けもさせない。
一方新No.1の恭司は根っからの陽キャホスト。
飛鳥は追い抜かれたけれど、当の恭司にアドバイスを求めたりと意外と真面目。
ならば体験してみる?と恭司に誘われて一日デートして姫扱いされ、意識し始める飛鳥…
決定的なきっかけは、飛鳥が客から貰ったチョコレートに媚薬が仕込んであったこと。
始まりはアクシデントだけど、心の高まりを無視できなくなっていく2人…という感じ。
飛鳥もスラリとしてスーツのよく似合う美形だけど、攻めの恭司がなんと195cm設定。抱きしめるとすっぽりとおさまっていい感じ。
天性のホストらしく、毎日の同伴/アフター、恋人のように接するスタイルでこれまでは枕もやってそうな恭司だけど、飛鳥には誠実です。2人にそれぞれの魅力があります!
当て馬や嫌な事件の無いイケメン同士の眼福BL。満足度高し。「萌x2」で。

春を抱いていた 10巻

10巻。
この巻は冒頭から趣きが違います。
8巻で登場した香藤の悪友・宮坂がクローズアップの巻…なのですが、はじめは少し可愛げのある横恋慕だったものがいつのまにか危険な欲望へ様変わりしていく。
一方「冬の蝉」の撮影設定はまだ続いていて、火事で喉を痛めた吉澄の代役としてアノ浅野が加わってくる!
とは言っても浅野が当て馬ポジションではありません。
終盤、大きな影、大きな亀裂、大きな不穏として、宮坂が登場してくる。
何が直接の引き金だったんだろう?岩城の強い自衛の言葉?
それが逆に彼をサディスティックに駆り立てた?
ともかく、害のない後輩、香藤の友人という顔のまま、岩城を辱めようという企みを実行してしまう宮坂。
岩城に隙があった…と言ってしまいたくはない。ともかくも、罠に嵌ったていの岩城は襲われて(未遂だけど)、「冬の蝉」にミソをつけたくなければ、と脅される展開へ。
香藤と違って思い詰めるタイプの岩城の危機!