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ふたりのあそび

「ふたりあそび1」電子限定描き下ろし漫画となります。
5p。

以下、内容となります。
↓↓↓↓


「ふたりあそび」をしている時、なっちゃんが廉に尋ねます。

「ねえみんな…っこんなこと っして、るの…?」

「オナニーはしてるよ」と廉は答える。
そんな答えで鵜呑みにしてるなっちゃんは、アソコとおしりとちくびをいじられて、「すき すき」と言いながらイく。
自分も勃っているので後で抜こうと思ってると、なっちゃんがじっと見ていて…


正に罪深い無知、残酷な無垢。

ずっと好きだった…

この2人の関係性はどう決着するんだろう?と不安しかない2巻。

主に廉目線での過去の振り返りが語られるけれど、思った以上に苦しい。
まっさらで天使のようななっちゃんにつけこんでしまった、あんな事をしてしまった、エスカレートしてしまった、やめられなかった、汚してしまった、みたいな。
無心に慕ってくるなっちゃん。
今更自分の気持ちも言えずに…

一度はなっちゃんが離れていく、という波乱もありつつ、1巻での突き進むカラダだけの暴走の過程から考えると意外とあっさり両想いが判明して一気に甘い恋人感にとって変わるので、感想としては「安心」。
でもねぇ。
やっぱりなっちゃんがイマイチかな〜…彼の無知はやっぱり罪深いなぁ。
全体は「萌」だけど、廉の心情に「萌x2」を。彼の涙にはグッときました。

罪な無知?無知は罪?

この有名作、ようやく読めました。
事前情報無しに読み始めましたが…こういうお話だったんだ…

思った以上にヤバい。
背徳感ハンパない。
幼稚園児の時のなっちゃんの可愛らしさよ!これがあんな事〜⁉︎というヤバさ。
しかし…
無知というのは罪なものですね…
確かに、教わる前にパンツに白いドロッとしたモノが付いたら、ボク病気なの⁉︎とはなると思う。先生にも父親にも聞けないいつも優しい廉くんに聞こう、となるのもまあ納得。でもねぇ。
なっちゃんは知らなすぎるでしょう。
廉が付け込んでない(←本人は罪悪感持ってるけど)のがまた残酷さを加速させてるというか。
だから、なっちゃんがあられもない姿でイくシーンは多数あるけれど、エロというよりもあくまでなっちゃんの手助けというテイであって、そんな事をしている影での2人の心の内を考えると、実に痛々しい。
誤解とすれ違い極まれり、という1巻。萌えられず。

公務員SEX性欲図鑑 電子 コミック

おカタイ職業の皆さんも

ニッチな性癖を鋭く突くアンソロジー、それが「性欲図鑑」シリーズ。
今回のテーマは、公務員。
5作品収録。
以下、収録順にざっと。(作者様敬称略)

「駒津くんは甲斐くんの犬になりたい」宇ニシカ
憧れの税関職員になったものの、配属先は国際郵便物の検査員となった駒津。最近はストレスのせいか嗅覚過敏を発症してしまい。
麻薬犬のハンドラーである同期の甲斐に憧れと妬みを抱いていたが、ある日…
甲斐がいきなり駒津を犬扱いし始める展開が唐突すぎて、これぞ性欲図鑑シリーズ!
甲斐は優しいのかおかしいのか⁉︎エロ怖いわ…

「指導してください!九角刑事!」生木100
交番勤務警官x刑事。
事件を追いたくてやる気空回りの一尾。刃物を持った男を取り押さえた九角刑事に憧れて、仕事のやり方を教えて下さい!と直訴すると…
こちらも急展開。九角の部屋に呼ばれて何故かそーゆー流れ。

「NEVER GIVE UP!自衛官はあきらめない、ナカに全弾発射せよ!」引田ロング
理学療法士x陸上自衛官。
大怪我をした自衛官・岩野のリハビリを担当する宮崎。
脊椎損傷に絶望しかかった岩野に本気で怒り向き合う宮崎。実は岩野は覚えてなかったが過去に接点があって…
絵柄も良いし、後味が良い作品。

「教師はソレを我慢できない」秋風ののか
生徒から小馬鹿にされてる体育教師の冴木は、モテモテの生物教師・奥村にライバル心メラメラ!かと思いきや…のどんでん返し系。
2人のバランスが良いですね。

「ストーカーと警官が恋に落ちたら法律違反ですか?」作画rosca、原作HAJIME
周囲が結婚し始めてなんとなく取り残され感を抱く警官の佐藤。
交番のまえにいた青年から「自宅を荒らされた」と聞いて家に行ってみると…
青年は佐藤の生活の全てを知っているストーカー。しかし、アナニー好きなど人に言えない趣味ももうバレてるのが気楽なのであっさり付き合うことになりました〜というポジティブなお話。


全体に、展開は早い。公務員の特性も薄め。
引田ロング先生作品が好きでした。

風の子の吹き回し

「Sentinel Loverse 下」電子限定描き下ろし特典となります。
2p。

以下、内容となります。
↓↓↓↓


タバコを吸わないアルバに煙を盛大に吹きかけてからかい、帰ってきたら吸うから預かってろと言ったまま。
それが遺品になるなんて…

そして今。
愛煙家と呼ばれるほど同じ銘柄を吸うようになっていたアルバが禁煙するという。
どういう風の吹きまわし?



…って、そんなの可愛らしいバディのお願いに決まってる!風の子の吹き回しだよん。

お告げ

「Sentinel Loverse 上」電子限定描き下ろし特典となります。
2p。

以下、内容となります。
↓↓↓↓


タイトル「好的…!」
中華料理店にて。
アルバのガイディングのおかげで味覚が正常化し、食べ物の美味しさがわかるようになったイツキ。
おまけでフォーチュンクッキーをもらって、割ってみます。
出てきた「お告げ」は……?

思い当たっちゃうイツキ。
見せろと言うアルバに抵抗するけど…

考えすぎじゃない?実はロマンチストなのかもね。

Sentinel Loverse 下 コミック

やん 

アルバの救済でもあり

下巻。

冒頭からイケオジセンチネルの素晴らしい裸体から。
傍若無人で持て余されていた彼に、最終兵器的に遣わされたのが首席卒業の新人ガイド・アルバ。
アルバの強力なガイド力を認めた彼は、アルバの言う事なら聞くようになる。
戦場でしか生きてこなかった彼に正論を説くアルバ。
アルバに従った彼は…瀕死の負傷のち能力暴走で死亡。その時にアルバも大火傷を負い…
…というトラウマ/PTSDを抱えたアルバはイツキに近づきすぎないように自衛してるわけです。でもイツキはそんなアルバのオトナのバリアを超えてくる。
イツキの純情と一生懸命さがアルバを溶かし動かし…
2人は公私共に大事なパートナーになるハッピーエンド。
やん先生の素晴らしい筋肉描写、イケオジ攻めが年下っ子を愛でる感じ、非常に萌えます。
名前の出ない炎のセンチネルもカッコ良かった。大満足で「萌x2」。

Sentinel Loverse 上 コミック

やん 

風のセンチネル少年

知的筋肉のイケオジを認知してから、まとまるのを待ってた作品。上下巻の大ボリュームに歓喜!
というわけで、タイトルからわかる通りのセンチネルバースもの。

主人公は、その能力ゆえに家族から疎まれてギャングの一員となっていたセンチネルのイツキ。
自分の能力が「センチネル」と言われるものであることも知らず、自分の生きづらさがその能力をコントロールしていない事から来ていた事も知らず、いわば「野良センチネル」として政府に保護されることになる。
そこで出会ったのが「ガイド」のアルバなのだが…
…と始まります。
上巻は、イツキがアルバによって自分の能力をようやく理解し受け入れ、訓練を受ける課程。
それと並行して、身体の半分を酷い火傷に覆われているアルバの背負った過去について、が語られます。
後半は、アルバがイツキの専属ガイドになる…はいいけど、イツキはアルバにだけしか触らせず、アルバはそんなイツキをはぐらかし、不完全燃焼のイツキの能力がついに思わぬ暴走を…⁉︎

…とここで上巻終わり。
はじめは本当に野良で周囲を威嚇して避けてたイツキが、アルバにすっかり懐いて、それはまるで刷り込まれたヒヨコちゃんみたい。
それが「ガイディング=セックス」となってからは自分は他の人としたくないし、アルバにも他のセンチネルとはしてほしくない、という駄々っ子状態になる可愛らしさ。
一方アルバの元相棒は輪をかけたワイルドイケオジセンチネル!一体アルバの過去に何が⁉︎という期待を掻き立てます。

鉄の掟をこえて

私が1作目を読んだのが2016年。思えば遠くへ来たもんだ。
先生を取り巻く状況も変わり、続編は読めないと思っていたからこの「4」には率直に感謝。
そして、一読した今の印象は。

「別次元」

これは勿論称賛もあるけれど、ひとつまみの皮肉もあるわけで。
一冊の半分を越した頃、濡れ場が無い事に気付く。
コミックスと違ってBL小説にはいわば鉄の掟がある。それはエロシーン。
もちろん淡い濃いどエロいの差はありますが、とにかく例外なくシーンはある。
しかし本作は遂にシーン無し。
それは、一般文芸分野に足場を得た凪良先生の特権のように思えた。
エロ必須という謎の縛りをご自身の力で超えて、書きたいものを書ける立場。
又は周囲が忖度⁉︎先生どうぞお好きに書いて下さい!ペコペコ!的な?
ただ。
それは既にBL作品として大人気の「美しい彼」だからこそのような気もしている。だって読者はもうひらきよがどんなセックスをするのか知っている。
お馴染みの2人だもの、別に今シーンがあっても無くても。
しかしながら、エロシーンが手っ取り早く確実に読者の情動を揺り動かすものである事も確か。
つまりエロが無いなら無いでより上級な設定、より巧みな表現が必要という事。
先生がこれからもBLを書いて下さるのかはわかりません。BLでもエロあり?無し?
ひらきよも、2人のエロどうこうより平良の天才性と清居のバランスこそが重要で、ここを掘り下げる「美しい彼」ならば読みたいし、それが無いのならここで完結でもいい。私は。

Love gift 電子 コミック

一ノ瀬ゆま 

後日譚はラブいギフト

上中下3巻ものの「gift」、その後日談。
同人誌に描き下ろしイラストを追加して配信されたものです。

同人誌ならでは、というか、エピソードがいくつか特に脈絡なく続く感じで、一冊として何か決定したストーリーがあるわけではない感じで進んでいきます。
冒頭は、宥と勁が大学のボクシング部の応援に行ったり。
ジムに顔を出す宥がピタTを着ていて勁がムラついたり。
心の中の2人の勁がジタバタしていたり。
勁が全日本の強化合宿に参加を要請されて、ますます気合の入った練習をしたり。
で、合間にエロラブいHシーンが入ります。
そして、あんな事こんな事をしてるのに今更頬を赤らめる勁は、今正に「思春期」なんだ…!と悟る宥です。
(悟って自分も赤くなってる宥サンあなたもカワイイ…)