登場人物が個性的すぎるのに主役三名のバランスが取れてて聞いてて世界観が全く崩れません。
中澤さんの菊地が、相手によって対応が全然違うのがすごくリアルで本当にグズです(誉めてます)
阿部さんの須藤は1巻から病みが半端なかったですが、2巻はまた少し違った壊れ方で彼の過去が凄く気になります。
興津さんの新谷は、菊地を抱く時は優しくて須藤を抱く時は乱暴にするのと全く違う抱き方をするのですが、それが凄く自然な感じでホント凄い。
聞きながら本性が出てるのはどっちなんだろうと心情を読み取るために何回も聞いてます。
新谷はどっちを選ぶのか?それとも選ばないのか?
須藤と一緒に堕ちるのか?菊地を引き上げるのか?
あぁ、早く続きが聞きたいです。
二人の物語をずっと見守っていたい。
そう思いました。
1巻と2巻は計の弱さを、今回は計の強さを知りました。
失いたくないものを取り戻す力を手に入れた計は人として、アナウンサーとしても大きく成長したので、これは万の声を手に入れて国江田記念館が建つ日も遠くないでしょう。
全部読み終わったあとに本を閉じ、再び文庫の表紙のイラストと帯びを見たらもう一度読みたくなります。
この本を出版してくれてありがとうございますと心からお礼を言いたいです。
例え本を手にいれるために、特典が発表されてから毎日アニ○イトに電話して入荷予定から先行入荷情報、発売当日朝は遅延情報で昼から来店しても遅延で翌日行ったら売り切れで結局手に入れられなかった特典があっても、この作品は神です。
原作は読んでおりません。
阿部さんと興津さん目当てに購入。
お二人がコンビを組んでおられた作品は全て聞いていたので、その中のどれに似た感じかな?と、あらすじを読んだ時点では思っていましたが、良い意味で裏切られました。
今までのどれとも似ていません。
リアルにすればするほど嫌悪感が出る、不気味の谷みたいな事ってBLCDでもたまにあるのですが、今回の興津さんの剛はリアルすぎるのに嫌悪感がこない(私は)BLとしてのリアルの最上位じゃないかとあらためて興津さんの凄さを感じました。
阿部さん演じる圭一は、彼自身の思考がだんだん変わっていくのがジワジワきていて、途中まで感じてた剛への疑惑とかモヤモヤしたものが、聞き終わったときは、あぁこれで良かったんだなと心底納得してしまいました。
しかし、ここ(ちるちる)にきて下でたまゆまま様が書かれてる内容を読んで、なんだか震えがきました。
まさに、剛はサイコパスだったのですね!!
聞いてるこっちまで洗脳されてました!!
色々書かれてる内容を読ませていててだいてから再度聞いてみたら新たな発見がありました。
何度でも聞き返したくなる作品に出会えて嬉しかったです。
読んでいる間は、この二人はどこに辿り着くのか、周りの人達は何を思ってるいるのか、登場人物の気持が私にはあまり読めなくて、早く先が知りたいって衝動に追いたてられるように読み進めました。
物語の最後で全ての謎が解けるのですが、その結末は私にとっては意外なものでした。
(あ、謎と言っても別に推理小説なわけではありません)
カップルの二人より関わった人達の方が印象が強くて、二人のこれからが知りたいとも、文面にならなかった二人の時間を知りたいとも余り思いませんでした。
人の人生に深く関わりすぎるのが重いと感じるほどに少しリアルすぎたからかもしれません。
誰もが幸せにはならないけど、何が幸せかもわからない。
だけど、選択は間違ってなくて、選んだ人は全員それで幸せなんだと信じたい。
そんな風に感じた話でした。
まわりに人が居ないことを確認してから開封してください。
CDを開封する前に初回特典の冊子を読んで、終始服着てる二人に言い様の無い違和感と肩透かしを食らった直後だったので余計に肌色に目がやられました。
原作を読んでて脳内再生してた通りの高史で、しかも両思いになった後のちょっとデレてるのが色っぽくて素敵でした。
話の中のオーナーのセリフじゃ無いですが、美味そうな匂いが漂ってきます。
セリフの一言一言に萌えポイントがあるのですが、序盤の「まだ、中にいて…」のセリフを何度繰り返して聞いたことか!
消え入りそうな声の「恥ずかしい…」も可愛すぎてどうしようかと思いました。
本当に私の中にの原作イメージそのままの高史ですごく嬉しかったです。
通販で届いた包みを開ける手間ももどかしいくらいに読みたくて読みたくて、自分の中のハードルとかなり上がった状態でしたが、もう本当にこれ以上はなんにもいらないって心底思いました。
読書にも好みがあって、自分の中のベストを探し求めて新しい作品を読むのですが、いや本当にこれ以上はなんにもいらないです。
内弁慶で両親と潮だけにしか自分を見せない計と、そんな計の幸せを願ってる三人の情景がキレイすぎて切なくて、でも温かくて。
こたつでのぼせそうな計以上に締まらないにやけた顔で読ませてもらいました。
まだ、公式のネット通販で手に入るので潮と計が好きな人はぜひ手にとって欲しいです。
こんなに本の発売日が待ち遠しかったのは本当にいつぶりか。荷物が届く今日1日この本の事ばかり考えながら仕事してました。
読み初めて先を早く読みたいけど、読んだら減ってしまうからと一文字一文字大切に読ませてもらいました。
計の弱さと、強さと、潮が好きだって想いと、可愛さがいっぱい詰まって溢れて来て何度も何度も読み返しました。
もうちょっと国江田さんに翻弄される都築さんも見てたかったけど、半分だけの国江田さんだと物足りないからあのタイミングがベストだったのかも。
頭の中で阿部さんの声が重なってしょうがないのでドラマCDも是非出して欲しいです。
もちろん続編も!