ベリ子先生の作品は毎回作家買いさせてもらってます。
良いところは山のようにあるので
気になった点を少し。
主人公受けのメインカプのまわりにも男同士カプが複数(未然もあり)存在し、彼らがとても魅力的故に話の軸や目線が終始定まってない気がしました。場面がコロコロ変わるので普段のベリ子先生の作品よりは状況やキャラの把握に時間がかかると思いました。気になるカプやキャラを多数出せばそれが伏線になって次のお仕事やスピンオフにも繋がるのでしょうが、少しの読みにくさを感じました。文化祭や二丁目、それぞれの家庭環境や啓介の家の金銭問題、親の過去、姉の事、克己の事、三好のこと…………とどの要素も浅く広く突発的に散りばめられていて話の纏まりに欠け、多少混乱しました。
しかし絵はいつも通りとても綺麗で繊細で可愛くて魅力的です。
買って損はないと思います。とても面白かったです。
先生や編集さんたちの思惑通り他のカプの馴れ初めや関係性の発展が気になるのでジャッカスも先生の他作品のように続きやスピンオフ期待してます。(笑)