ついに・・・終わってしまうのだなぁと、「彼」が撃たれた時に思いました。バッドエンドはありえないと思っていたので心配はしていなかったけど、このクライマックスなら、やっぱり終わっちゃうんだね・・・って思いました。そう思うと泣けてきました。
コミックスでいつも読んでいたのですが、色々な事件が起きるし、キャラも多いし、このままずっといろんなネタで続くのだと(根拠なく)思っていたので、もう皆に会えなくて残念です。
正直、ワンコ受けは好きじゃないし、下克上が自分の好みではあるのですが、桐野クンと滝は唯一そこから外れても好きなカプでした。いったいどこにハマッたのか自分でもわからないのですが、辛いことがあった時など、一巻から順に読み返したりして、心の安定剤になっていました。
葛井先生、素晴らしい作品をどうもありがとうございました!!
本当に読んでいて幸せな気分になれる作品です。もう、何回読み返したかわかりません。キャラクター全員に魅力がありますし、主人公ふたりがくっついてからのお話も、だれることなく、奇をてらった事件が起きるわけではないが、かといって平坦でつまらないということもなく、いい感じでドキドキしながら最後まで来ました。
とにかく伊介クンが可愛い! 開人じゃないけど、「伊介、かわいいよ伊介」と言いながら読みました。この作品でカワウソが好きになったし、アマトリチャーナに挑戦しました。(これ、結構おいしく作るの難しいです。)
日常ほのぼの系・・・と言ってしまっては勿体ない! 愛しいカップル(と周りのイケメンたち)の成長物語です。