前作『窮鼠はチーズの夢を見る』に引き続き、一気に読みました。
言いたいことは前回のレビューで結構書いてしまってかぶるのですが。笑
前作よりも今ヶ瀬が面白くなった印象を持ちました。笑
かわいいなあ。
でもほんと面倒くさい。
そして恭一が、あのダメ男恭一が、かっこよくなってきます。
くっついたり、離れたり。
そこにもちゃんとドラマがあって、ちゃんと内容があって、心情の変化もあって。
気持ちが丁寧に書きこまれているので、感情移入してしまってイラッとしたり号泣したりと読み手のこっちも忙しいです。笑
でも前作より今作の方が、読んでいて辛かった。
何度も泣きました。
たまきちゃんがいい人すぎた、本当に。
そして嫉妬する今ヶ瀬の気持ちにもまた泣いて。
リバなところもありましたが、内容がちゃんとしてるので自然です。
恭一が驚くほどかっこよくなって。
これまた終わり方はハッピーエンドとはまた違うのかな?という感じがしましたが、この先はもう誰も知らない。それでいいじゃないか、と。
でもそんな終わり方でも読んだ後にもやもやが残ることもありません。
うまく言えないけれど、大好きな作品。
読み応えもあり、読んで損はしません。
作品名だけは聞いたことがあり、友達に借りる機会があり読みました。
読んでよかったの一言に尽きます。
借りて読んだものですが、今度は購入したい。
BLという括りにするのはもったいない。
いや元々その括りで売っているわけでもないようですが。
不倫や離婚、そういう部分まで書かれていて、ひとつの恋愛…人生を描いた作品というか。
主人公はややダメ男・恭一。
でもそちらに感情移入もできる。
年下攻めのゲイ・今ヶ瀬は、攻めなのに(?)すごい色気を感じます。
今ヶ瀬の気持ちを考えると、とても辛い。
特に最後は一気に読んでしまいました。止まらない。
終わり方はどうなんでしょう…ハッピーエンドとはいえないような形にも見えますが、この終わり方はよかった。
これからどうなってしまうのだろう。
どうしていくのだろう。
物語のキャラクターも、読者である私たちにも想像はつかず、読み終えてからも暫くこの世界から抜けられません。
私は切ない系のBLがすごく好きなのでこの気持ちも憂鬱ですがそれもまた楽しめましたが、苦手な人には気持ちを引きずってしまって辛いかもしれません。
絵が特に好みというわけではないのですが、話の内容にやられます。
見た目で選んじゃだめですよ、みなさん読みましょう。笑
BL好きじゃなくても薦めたい作品です。
たぶん私の中でこれを越える作品にはもう出会えないんじゃないかな。