是非お勧めしたいから、もう思い切って初レビューです!
キャスティングが神です。そこに椿と三島が確かに息づいていました。
繊細なストーリーを、興津さん、吉野さんが本当に丁寧に演じてくれていました。
興津さんのおっとりとした優しい王子様な口調がイイんですよ。
濡れ場も攻めなのに喘ぎ多めで凄くセクシーで、「ああ、三島が大好きで仕方ないんだなあ」と思わせてくれるし、三島に「好きだよ」と告げるシーンは必聴ですよ!
一方、吉野さんはね、こういう包容力のあるやんちゃ男前は名人芸ですね!
やり直しの人生で、椿に嫌な態度をとらなければならない葛藤とか見事です。あと、椿の高校時代のゲスな同級生に「お前、死ぬほどウゼエよ」と。こんな台詞で自分を守ってもらえた椿は、もう惚れ直すどころの騒ぎではないはず!(私はこれにヤラレた...)
このCDを聴くと、人を愛するって素晴らしいなと感じさせてくれます。
切なく繊細で美しい世界観を見事に声優さんが作り上げています(モノローグ中心なので、お二方のファンは聴かないと損です)。
濡れ場も少ないし、原作も小説で結構地味目(すみません)ですが、こんな良作埋もれさすには勿体ないです!
私は原作既読ですが、超える位の出来だ(またまたすみません)と思っています。
ストーリーはアンチな意見もありますが、ハッピーエンド万歳です。はい。
興津さん、またこんな攻めやってくれないかなあ。
吉野さん、早めにメインでBLCDでてくれないかなあ。
以上です、聴いて下さい。