「萌え~!」というより「面白いじゃん!」という感じ。
絵柄については美麗とは決していいませんが、
設定やストーリーやじっくり焦らず描かれている感じがして、
よく見る「好感が持てます」ってこういう時に使うのかしら。
あくまでコミックスではなく電子書籍の話なので恐縮ですが、
そこそこ更新ペースも早いのが嬉しいですね。
(コミックスも買ってますけど)
極道攻めの一般人受け、と設定自体はありがちなもの。
ギャグとシリアスの配分がいい感じ。ちゃんと(?)エロもあり。
攻めは男前でヤクザの偉いひとでとにかく受けを愛してて、
受けは可愛いんだけどちゃんと男気もあって芯が強くて。
絵柄のせいか、あまり女の子っぽく見えないのが良いです。
パッと見で引き込まれるタイプの作品ではないですが、
噛めば噛むほど味が出る、読めば読むほど続きが気になる。
長い長いストーリーが、最初から計算し尽くされたように、
ゆっくりと話数をかけて進行していきます。
周囲の人物についても着実にキャラや設定が肉付けされていき、
それがストーリーの厚みに一役買っています。
ぶっちゃけ絵だけなら、今時は同人作家さんでももっと巧い人がいますね。
それでもコミックス化するくらいには面白いってことです。
もっと世に知れ渡ってほしい思いから、ちょい甘いけど☆4の萌2評価で!
三角関係ではなく攻めが2人に受けが1人。
その受けが低身長のブサメンで、
高身長のイケメン幼馴染2人に告白されてヤられちゃって…
という「んな都合のいい話あるか!」というストーリー。
BLってファンタジーですからね!たまにはこんなのもね!
受けはブサイクというか、ブサカワ?という感じ。
イケメン二人は超盲目で受けにぞっこんすぎてギャグになるくらい。
こういうアホっぽいくらい突き抜けた盲目攻め、嫌いじゃないですw
ただ盲目すぎて「だってどう見ても可愛いじゃん!」的な主張ばかりで、
性格面での深い掘り下げとかがあまり感じられないあたりが、
やや現実感なく感じられたりも…でもほらBLってファンタジーだから。
元々はケータイコミックですかね。
そちらで全話(完結してないけど)読んでからの購入です。
他のレビューにもあるとおり、ぶっちゃけストーリー性は薄いんですが、
エロさの方向性がそこそこツボでした。
3人いるので1対1だったり2対1だったり。
受けの表情とかなかなかエロいと思うんですが、
…普段、小柄で可愛い系の受けのエロはあまり読まないとはいえ、
BLより青年誌のNLエロ漫画読んでる感覚にちょっと近いのは不思議。
そんな感じで、汁気多めで可愛い感じの何だかんだラブラブなエロです。
イケメン攻め×ブサメン受け。
このテの作品は女子に敵視される受けが多いですねw
三白眼とか点目とかが大好物でして、満足度は高いです。
エロはありませんがちょっとココロ擽られるような、
「いい話だな~」という感じの萌え萌え。
少女マンガっぽさが濃いというか、ほんとくすぐったい感じなのに、
受けが顔面もアレだし中身が極端に乙女していないので、
少女マンガ苦手な私でも楽しく読ませていただきました。
そう、本当に「楽しく」という具合の読後感。
キスのシーンなどのちょっとした受けの表情にもキュンとします。
表紙のカップル以外にもいわゆる「ブサメン」が出てきますが、
そちらもなかなか味のある顔面をご覧いただけますw
攻めの顔(というか本来の絵柄?)があまり好みではないのと、
以降の巻でもあまり進展がないというレビューもあるようなので、
とりあえず1巻だけ読んで続きをどうするか悩み中。
1巻だけ置いといても時々無性に読み返したくなるマンガですので、
まずは1巻だけでも読んでみていただけたら。
猫が好き!大好き!という訳で、
表紙を見た瞬間に完全にヤられました。
そのため若干贔屓目の評価かと思います。
まず、エロシーンはありません。
ぶっちゃけこれBLじゃなくてよかったんじゃないか?
と思うくらいに、フツーに虎さんに萌え萌えしてました。
猫科ならではの表現(尻尾ぶわわっとか)が嬉しいですね。
猫ちゃんではなく虎さん(首から上と尻尾だけ、他は人間と同じ)であること、
虎さんががっしり体型で、しかもどことなくおっさん臭が漂うこと、
対するホストくんがアホ可愛い上に純粋に良い子であること、
この3点がツボにハマったので、
BLっぽさはかなり薄めですが後悔はありませんでした。
表紙の雰囲気そのままの和やかなストーリーです。
ほんわかしたお話が読みたい猫科好きさんにオススメします。
どこかの飲食店みたいなタイトルですがそういうお話ではありませんw
とにかく猫が好き!大好き!なので読んでみたところ、
受けの性格・行動が(良くも悪くも)とても猫らしくて満足です。
そのわりに外見が可愛らしすぎない、ちゃんと青年らしいところも好み。
攻めも男前ですが、その種族(?)ならではの威圧感を感じるシーンや、
感情を露わにした時のギャップなど萌え要素ありでした。
元々猫耳萌え属性はないんですが、違和感もなく読めました。
他のレビューにもあるとおり、
作り込まれたストーリーや心理描写を読みたい時ではなく、
ぶっちゃけエロシーン好きだろ?オーライもちろん大好きだ!!
という気分の時にご覧になるのが得策かと。
エロはたっぷりです。雰囲気作りもいい感じ。
個人的には…普段の絵柄は特に問題ないんですが、
裸体のデッサン(特に正面からの肩付近)に若干の違和感を感じてしまい、
それが気になってあまりエロに没頭できませんでしたw
他にそういうレビューなさそうですし私の気にしすぎだとは思います。
こまけぇこたぁいいんだよ!という生粋のエロ好きにはオススメかな。
小柄凡庸攻め筋肉美丈夫受け。「若様」は受けの方です。
なので立場上は下剋上カップルということになりますかね。
1話目では設定やキャラに追い付けず「?」状態でしたが、
1冊読み終わる頃には私も若様の虜でした。
是非諦めずに最後まで読んでみてくださいw
攻めがとにかくほんわか可愛い。小型わんこ系ではなく和み系。
受けはお色気美丈夫なのに中身がびっくりするくらい乙女で攻めに夢中!
表紙で分かるとおり忍者モノ(でも舞台は現代w)なので、
それに絡めたギャグがあちこちに出てきて何度か噴き出しました。
筋肉やボディラインの美しさは、流石は内田先生!という感じ。
でもエロさや筋肉量は控えめになっている気がします。
珍しく脛毛・腋毛などの体毛も描かれておらず、
そういう受けをお求めの方には拍子抜けかもしれません。
あくまで他の内田先生の筋肉質な受けに比べれば…なので、
男性的な体格の受けが苦手な方はご注意ください。
でも予想以上に面白かったですよ、この忍者ラブコメ。
これは新しい。
思わず表紙買いした作品。
綺麗すぎるBLが苦手な人には不向きかも。
かく言う私もヒゲマッチョ親父や男前な受けが好物ですが、
思ったよりすんなり読めました。
エロい・萌えるというよりはとにかく綺麗で美麗で…
でも攻め受けどちらも戦場に立つ身として、
極端に女性らしい体格に描かれている訳でもないかなと。
筋肉好きとしては、もう少し逞しさがほしかったけど…w
ファンタジーな世界観がきっちりと丁寧に描かれています。
細かすぎて面倒な設定を語られるようなことも特に無く、
あくまで「世界の話」ではなく「ふたりの話」に絞られているのも、
個人的には好印象です。あくまで個人的には。
逆にそこを詰めてほしい人もいるかも…?とも思うのが、
「個人的には」と繰り返す理由です。
完全に画力にヤられた感があるので、若干贔屓目かもしれません。
でも率直に言うとBL作品という括りを外しても良作だと感じました。
チャレンジャーズのスピンオフ作品になりますが、
個人的にはこちらの方が高評価。
年下で健気でゲイで一途すぎるくらい一途な大型わんこ系攻めと、
年上で俺様で超ゲイ嫌いで暴力的で三白眼で眼鏡なノンケ受け。
男らしい受けが好物なので最初は「ロン毛の受けか…」と思いましたが、
想像以上に口調も素行もよろしくなかったw
ふっと一気に目を奪われる構図や展開が多く、
何気ないセリフ回しもしみじみ巧いなぁと感心させられます。
普段のふたりの日常にも和みますが、
エロシーンのエロさと、エロだけではない雰囲気の作り込み方に、
初見の時はエロシーンだけでも何度も巻き戻して読みました。
一気に攻め度が急上昇する後輩くんにも萌え萌え。
理系の研究関連で繋がりのあるふたりなので、
ちょいちょい白衣姿が拝めるのも美味しいです。
ストーリー的にも無理なく終わっていることもあり、
1巻だけでも充分に楽しめるかとは思います。
私は速攻で続きを大人買いしましたけど。
元々オヤジ受け好きの筋肉体毛バッチコーイ派なので、
内田先生の作品を読み漁っている内に辿り着きました。
他作品に比べると筋肉や体毛は控えめ。
(ただし元々苦手な方からすると、
やはり筋肉盛り盛りに見えると思います…)
攻めが年下のヘタレでひょろ体型で気弱でネガティブで先輩に夢中、
受けが年上の強気で筋肉で口も目付きも悪いチンピラみたいな世話焼き。
ただのヘタレ攻め・男前受けに留まらない、
ストーリーのじわじわくる感じが絶妙です。
やはり短編よりもこういう巧さは露骨に出ますね。
ぐぐっと一瞬で読者を引き込むような感じではなく、
じわじわと浸食される感じで沁みてくるような、
繊細な心理描写、表情、構図が何とも言えません。
BLは受けもしっかり男らしい方が好みなので、
エロシーンも個人的には垂涎モノ。
夢中でがっつく後輩と、男前な色気垂れ流しの先輩という組み合わせ。
余談ですが「BL読んでみたい」と言った男友達に貸したところ、
「めっちゃええ話やった!絵柄は…エロシーンが…うん…」でしたw
絵柄が苦手な方にも思い切って読んでほしい一冊です。
是非とも3冊合わせてどうぞ。