妹のイザベラの幸せが何より全てなシスコン兄で今や国王代理となってるユリシス。
2巻でも登場してきた悪役令嬢相手に奮闘してました。
前作でもこいつでいいのか、と思っていた、イザベラの婚約者の第二王子アレクシス。
あぁ、全然成長してないやん。
レイラ達と一緒になって悪態をつきまくりです(#`皿´)
颯爽と情熱的に登場した第一王子クラヴィス。
うんうん、手を取り直してよかったよ、イザベラ。
もうちょっとアレクシスサイドざまぁを味わいたかったかも('∀')
そして、改めてユリシスの唐変木ぶりに呆れました。
えっΣ(゚д゚;)
それ本気!?
苦労してきたって事だよね。
ジハールにまで呆れられ、心配されてる始末('ω' ;)
やっぱりジハールくらい率直にド正面からグイグイくる人じゃないと、ユリシスの心には響かないかも~。
道は険しそうだけど、頑張れジハール\(*°∀°*)/
高評価だったので、気になっていたのをやっと読ませていただきました。
攻様は資産家の大事な嫡男、ライル。
落馬して以来寝たきりに。
そんなライルのお世話係を仰せつかったのが、受様であるターリク。
宮殿のような豪邸の清掃係として働き、周囲からはリクと愛称で呼ばれる。
ライルの侍女達が、意識のないライルを面倒くさげに扱う中、リクだけはライルを一人の人間としてお世話してきた。
実は動けないけど、ちゃんと意識のあったライル。
色んなものを食べ物に例え、楽しげに話をしてくれるリクの声だけが、救いであり希望だった。
ある日ライルが目覚め、そこからライルの恩人リク探しが始まる。
しかーし、リクは探しても探しても見つからず。
リクだけが支えだったライルの執着と熱意が素晴らしいです。
食いしん坊のリクと友人同僚やライルとのやり取りに何度もクスリとさせられました。
そしてちょろいよ、リク。
キャラメルでキス3回とか、ホント増えてるじゃないの(*´艸`)
優しくて可愛いリクが愉快で癒されました。
ただの高慢なお母さんかと思っていたのに、それもそうか。
確かにどうして知ってたのかしら、と思ったのに、そこまで思い至らず。
リクを見直したのでした。
さらに、お母さんがやってくれたざまぁににやり。
2人のラブだけでなく、家族愛としてもあったかくなるものがありました(*^^*)
安西先生の紡ぐファンタジー。
楽しく読ませていただきました。
受様は、大国の第四皇子のナラン。
武芸は今ひとつだけど、知識は豊富で語学には優れた才を発揮。
そんなナランに政略結婚が持ち上がる。
お相手は攻様である小国の王弟であり、騎馬隊長も務める美丈夫、ダムディ。
結婚式で正式に顔を合わせるところからスタート。
最初、「第四皇子」という矜持が高い上にグルグル悩むナランがちょっとめんどくさくて、この子好きになれるかなぁ、と思っていたのですが。
敵対していた国との戦からイメージががらり。
ダムディを国へ戻す、との決断をした時辺りでは、その凛とした潔さに見直しました。
矜恃が高い分、ナランは王族としての立場とか責務とか、しっかり覚悟をもってるんですねぇ。
髪を触れ合う求愛儀式、じれじれきゅんきゅんで身をくねらせましたo(>∀<*)o
書き下ろしは嬉しい攻様ダムディ視点♡
最初からそんな風にナランの事をみてたのかぁ、とにまにまでした。
愛を知って弱く卑怯になる、と悩んでいたダムディ。
てっきり愛を知って強くなった、と最後にはなるんだと思っていたら、それを言ったのはナランでした( *˙0˙*)
こういう風に落ち着くのかぁ。
これこそ等身大な普通の人なのどなぁ、と、なんだかストンと来ました。
そうそう、ワジムとトヤーの従者コンビも主一番のいいコンビで楽しかったです。
本編終了後の、栗原視点のお話。
今日は休日出勤の帰りにカフェで綾瀬と待ち合わせ。
二人で不動産屋へ行き、諸々の手続きをする予定。
先に来た栗原は、クリスマスシーズンの周囲の華やかな雰囲気対し、気後れしていたところ、綾瀬が現れる。
すぐに栗原を見つけ、近寄ってくる綾瀬のオーラ溢れるイケメンぶり。
家では見慣れるようになってきたけど、久しぶりでの外で待ち合わせだと、そのカッコ良さに改めてしみじみしてしまう。
そして、綾瀬はいつだってすぐ自分を見つけてくれるな、と思い至る\(//∇//)\
綾瀬~君攻様としていいねぇ(*^^*)
本文の〝もうすぐこの人と一緒に暮らす〟
栗原の幸せな想いがめっちゃ伝わってきて、私も甘く幸せな気持ちになりました(*^^*)
小説Dearプラスさん休刊前最後の雑誌に掲載されていたこちら。
文庫になり電子になるのを楽しみに待っていました。
受様は、平凡で大人しい会社員、栗原。
大学時代、行きつけの喫茶店でバイトしている顔面偏差値の高い野性味溢れる綾瀬に憧れ。
大学卒業時、玉砕覚悟で告白したら、今フリーだから付き合う?とあっさり受け入れられ。
それから1年、今でも信じられないまま、恋人として過ごしてきた。
綾瀬は恋人遍歴こそ多岐にわたるけど恋愛に興味がない。
栗原は、綾瀬が初めての人で、綾瀬の事が大好き。
そんな「好き」の温度差がある2人の恋がスタートし、ロマンチックな恋人同士へとバージョンアップするまでのお話(*^^*)
栗原の「好き」を当たり前に受け取っていた綾瀬が、栗原をかっさらわれそうになって、慌てる姿がめっちゃいいᐠ( ᐢ ᵕ ᐢ )ᐟ
失いそうになって初めてってやつ、大好物です♡
さらに綾瀬視点の書き下ろしがいい(*•̀ㅂ•́)و✧
初めて栗原を認識して言葉を交わした時、告白をされた時、初めてのえち。
そんな事思ってたのかぁ、とにやにやです\(//∇//)\
なんだ~結構ベタ惚れだったんじゃないの。
書き下ろしの題名も素敵でした。
「FORELSKET」
これからも2人でたくさんの幸せを(*^^*)
またあなた達に会えて嬉しいよ~(*^^*)
まずは久しぶりに蜂谷と入江、花沢と飲み会。
そこへ松田が加わると知り、更にはいまだ松田が蜂谷狙いだと知った入江のあくどさに笑わせてもらいました(´∀`)
かわらないわ~(*´艸`)
その後の制服プレイ、先生呼びやら…
ムッツリで変態も入ってて。
恋は人を随分とおバカにするんですね( ̄▽ ̄;)
大谷研問題は解決どころかさらにこじらせているし。
問題を華麗にしたたかに解決しちゃう攻様はもちろん大好きですが、蜂谷の事にだけはドーナツ脳になってしまう入江もかわいくて愛おしいなぁ(*´艸`)
ジェットコースターのように、笑いとキュンが交差する、愛いっぱいのお話でした。
伊達先生が紡ぐ、応援したくなる頑張る受様でした(๑´ω`ノノ゙✧
受様は孤児院育ちのオメガのティガ。
花が大好きで、花屋になる事と、唯一の人と愛し愛される事を夢に、頑張っていた。
花屋への夢に向かって進んでいた時、1人の外国人紳士アーズィムと出会う。
情熱的にアプローチを受け、これこそ運命の愛、唯一の人だと信じ、嫁いでみれば、そこはアーズィムのハレム!!Σ(゚д゚;)
大勢の妻がいて、色んな制約もあり、ティガは支えだった夢を失ってしまう。
ハレムで大勢の妻の内の1人になるよりは、とアーズィムの子供達のシッターとして奮闘する事に。
で、子供達の長男であるナウファルがこの度の年下攻様♡
命懸けで助けてもらった出来事でティガに心を許し、惚れ込むナウファル。
年下攻様らしく、健気で一生懸命でかわいい。
ティガが笑っていてくれればそれだけでいい、といういじらしさに、ズキュン♡(,,>᎑<,,)
ティガもナウファルの事を憎からず思っていても、アーズィムの妻である限りどうしようもないし…とハラハラしてたら、ナウファルは先を見据えた長期戦で手を回してた!
賢くてカッコイイ(⑉>ᴗ<ノノ゙
アーズィムざまぁも見れてスッキリですよᐠ( ᐛ )ᐟ
これでやっと、と思ってたのに、まだかーい(;^∇^)
じれったい2人で、気付かないのは当人ばかりとはよく言ったものです。
自分のいる環境で夢に向かって頑張る素敵なティガ。
そんなティガの幸せの為に頑張ってきたナウファル。
見守る家族達も可愛くて、読んでいてほっこりするお話でした( *´꒳`*)
はぁ、読ませるお話でした~。
さすが、賞を取られたお話です(*'ω'ノノ゙
受様は、家族のため画家になる夢を諦め会社員となった直樹。
攻様は、大学の同期で今や世界的な人気を誇る画家となった麻人。
未練を残した日々の中、再会した麻人から二人展の誘いを受けた事で、趣味ではなく麻人と並んでも引けを取らない絵を描こうと、本気で取り組むことに。
密度の濃い時間を過ごす2人。
何かを生み出す、表現する、というのは、本当に大変なことなんだなぁ、としみじみ思いながら読み進めました。
絵を完成させた途端、麻人と連絡が取れなくなり、憔悴するけど、絶対見つけ出してやる、という前向きさがよかった。
二人展の真実や、麻人の執着や脆さ等、意外な展開でした。
「画家にはならない」とキッパリ言い切る直樹はかっこよかった(*´˘`*)
男前な受様と、繊細な攻様でした。
単純に私の好みドンピシャではなかったのですが、最後までグイグイ引き込まれるお話でした。