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MVPは曾お祖父ちゃん

1周目読んだだけでもとても楽しめますが、2周するとより細部がカッチリ嵌ってスッキリしました。
流石ベテラン作家なだけあってお話の構成が非常によくできていて、ごちゃごちゃしがちなタイムリープ物ですが分かりやすかったです。
BLとしては薄めで最後にやっと少しイチャイチャが見れる程度ですが、一つのサスペンス漫画としてもとても面白かったです。
また、お話のキモがそもそも「一緒にいるべき二人が未来視によるフライングのせいで戸惑ったり照れちゃった」という可愛いもので、BLならではなのかもしれません。

最初はチームAの方で、結局蛍が助かるならわざわざ過去へ行かずさっさと病院へ行けば良いのではと思ってしまったのですが、
恐らく本来蛍は昌を助けることで彼の死の運命を引き継いでしまい病院に行っても助からなかったけど、
一旦アパート(多分霊的な力が強まるスポット?)に寄ることで蛍の意識が過去と接触でき、
過去が分岐して誘拐事件が無くなり死の運命も消えたことで、誘拐事件が起きた方の時系列でも、蛍の命は助かったのではないかと解釈しました。

過去では曾お祖父ちゃんには未来は見えていたのかもしれないけど過去に戻る力は無かったので敬人の身代わりになるしかなかったのかもしれません。

一応昌と蛍の時系列のメモを載せておきます(日付は多少ズレているかもしれません)

11月15日
・昌B
★蛍A(コート)が接触
蛍の実家に電話
蛍のアパートで未来視(☆血濡れの蛍)
ホテルに戻り、蛍Aに電波をジャミングされ「蛍の実家にも警察にも電話するな」
(まだ蛍Bとの接触は早いと判断?)

・蛍B(パーカー)
曾祖父の夢を見る

11月16日
・昌B
曾我部Bに接触

・蛍B
実家に帰省後、敬人のいる京都へ

11月17日
・昌B
曾我部Bから蛍の逮捕歴について聞く

・蛍B
昌Bに電話するも蛍Aのジャミングで繋がらず

11月18日
・昌B
曾我部Bと近況報告(蛍AとBの存在を仮定し蛍Bの捜索へ)

11月20日
・昌A
反社に拉致られる

・昌B
蛍Bと曾我部が来るまで蛍Aにホテルから出るのを妨害される

・蛍B
アパートに来た曾我部Bと接触
曾我部Bと昌Bのホテルへ
蛍Aの記憶を引き継ぐ
→ここで分岐し反社の情報は曾我部経由で警察に伝えられる

12月15日朝
・蛍A
過去を見る(反社による昌Aの誘拐計画)
昌の父と義妹に接触
昌Aに電話するも繋がらず

12月15日夜
・蛍A
昌父から昌が音信不通と連絡を受け、捜索願を出すよう指示
曾我部Aの事務所へ
昌Aが拉致られる過去を見る
曾祖父(幽霊)の誘導で昌Aの救出へ
★アパートで意識が11月15日へ

・昌A
蛍の夢を見て風呂場の窓を壊し、反社に命乞い交渉
下っ端を煽って刺されそうになり、風呂場から入ってきた蛍Aに庇われる

凄くしっかりとした人間ドラマ

BLソムリエの機能で出てきて、表紙の雰囲気が好みだったので読んでみたら大当たりでした。

これの前にも何度かやって、気になるのは読んだことあるやつかハズレでこれがお勧めされて読んだ5冊目だったのですが、正直これもハズレだったらAI使うの辞めようと思っていたのですが
この本が余りに素晴らしかったのでまた掘り出し物の発見を期待して使ってみます^^;

なんだかAIの感想になってしまいましたが、全く説明口調でないのにそれぞれの登場人物達の心の動き、言動にちゃんとした説得力があって最後はほんわかしつつ感動しつつ満足感に満たされて読後感も凄く良かったです。

とにかくエロが読みたい!という方には物足りないかもしれませんが、生々しい描写は少ない割にBLの萌え度はとても高くて歴戦の御姉様から初心者の方まで楽しめる作品だと思うので是非方に手に取って頂きたいです。

同時収録作品のトーンの所に「痛い」とあり、たしかに辛い展開はありますがそこから立ち直るのがこのお話のサイドストーリーだったのかなと思うので、最後は明るく終わるのでそんなに警戒する必要は無いと思います。

カワ(・∀・)イイ!!(軽くネタバレ含みます)

ダンディーな先生と叶くんが妖怪がらみのトラブルを解決したり巻き込まれたりイチャついたり・・・という感じです。

あらすじで先生の営む居酒屋の客が全員怪しとありますが事情を知ってる人間も居るみたいです。
あと妖怪絡みの人・物探しをしますが特殊能力とか使ってバトルとかわほぼありません。基本ほのぼのした感じでした。

先生と叶くんの体格差がいい感じで、イチャつかれるといちいち萌えでした♡
受けの叶くんが大分ヘタレな童貞で煮え切らずちょっとヤキモキしましたが無事結ばれてよかった!

ただ、肝心の先生の探し物が最後まで見つからず、というか探してる気配もあまりなくてもしかして続くのかなーと思いました。

もったいない・・・

お話はとても良かったし、絵も上手いと思います(好き嫌いは分かれるかもしれませんが)。

ただ、コマ割のせいかとても読みにくく感じました(ゴチャゴチャしすぎ?目線誘導ができてない?)。また台詞もふきだしに「>」の様な突起がないものが多いからか、どちらの台詞か分からなくなる事がありました。
もっと読みやすく工夫がしてあれば萌2だったと思います。

でもコマ割はだんだん見やすくなっていった様に思うので、新しい作品も読んでみようと思います。

ほのぼのセンチメンタル

前2作品ともとても良かったので今回も作家買いしました。
全体的にちょっとせつないほのぼのテイストで、萌2と迷いましたが読後感がとても良かったのでオマケの神にしました。

表題作の他に2作品入ってますが、結構シリアスな展開になりつつも、どちらも天使のようなショタのおかげか表題作よりさらにほのぼのしてます。
一歩間違えばもっとシリアスで暗い切ない系になっていたと思うのですが、各話一人はムードメーカー的な明るいキャラがいるおかげで全体的にマイルドな作品になっていたと思います。

エロ度について、あくまで描き下ろしを除いたメインカップルについてで、メインカップルも描き下ろしでは行く所まで行きます。

絵柄は私好みでしたが、少女漫画チックなホワホワ系が好きな方はちょっとガチャガチャしていて目に痛く感じてしまうかもしれません。

以下ネタバレ含む各話感想です。


●キャスター&マイルド 1~3話・描き下ろし

登場人物みんなゲイですか、むりやり総ホモ感はなく、全体的な流れも含めとても自然でした。
話自体は、元カレに結婚するからと振られ傷心中の受けが受けにぞっこんのワンコ攻めに絆される、と似たようなのが既に沢山描かれており真新しさは無かったのですが、とてもゆっくり丁寧に自然な流れで、受けが元カレを吹っ切きていく様子とそれを見守る攻めが描かれていて感情移入しやすくとても楽しめました。
描き下ろしでデレデレになった受けが見れたのも良かったです。

●キャスター&マイルド 3.5話

受けの親友里緒くん視点から見たメインCPが、里緒くん(受け)と悟(攻め)の関係を交えて描かれていました。里緒くんのキャラがすごくいい感じに掘り下げられていて、こっちもとても楽しめました。里緒くんの慧に対する気持ちにすごく萌えました。
またメインCPもですが、こちらも攻めが里緒くんを絶対幸せにしてくれそうなとても良くできた男で良かったです。
あと悟×里緒のエロも有りですが、もう少しこの二人のイチャイチャ見たいな、と思っていたら電子版のオマケでちょっと出てきたので嬉しかったです。

●おとなとこども

童貞高校生×真面目そうだけどそれなりに経験あって夜はエロそうな年上司書さんです。
エロは気持ちが通じ合う前にちょこっとBまでという感じで、お話はこれから関係が発展する所で終ります。真面目そうだけど実はエロい黒髪メガネスーツを今後童貞くんがどう乗りこなして行くのかとても楽しみで萌えます。
また、攻めの弟とあきらかに弟に恋しちゃってるいじめっ子の小学生CPもとても可愛かったです。いじめっ子君はいずれ成長した弟に攻められて欲しいです。

●泣き虫けむし、雨、紫陽花

この本の中でこれが一番好きかもです。すごくキュンキュンしました。
また、ショタがすごく天使でした。私はショタに弱いのかもしれません。
渉くん(ショタ)の手が届かなかった所や最後ちょっと切なかったけど、渉くんがカラっとしてたからかとても綺麗にまとまっていて読後感も良かったです。



ヤンデレ大好きな方なら萌2かも

最後のお話以外ヤンデレです。

私もヤンデレ嫌いではないけど、思った以上にガチ病みでちょっと引いた部分もあったので萌にしました。でもそういうのが特に好きな方にはもっと高評価になるんじゃないかと思います。

以下ネタバレ含む各話感想です。


●何も言わない/何も知らない

病み度は軽めで、割とよくあるパターンでお話は萌でしたが、作画のせいでオマケの萌。
一話の絵は普通に綺麗だったのですが、二話でキャラの顔が変わりすぎて最初違うお話が始まったのかと思いました。老けたというか顎が伸びたというか・・・しかも二話の中でも特に片方の顔の作画が安定せず、登場人物が黒髪男と白髪男と女の子のみだったから見分けられていました。
あと、BLではよくありますが恋する乙女を当て馬にパターン苦手な人は注意です。

●染まる約束

「不幸中の幸い」とかこの母親の人間性ェ・・・
→なんだ母親普通の範疇だった普通に萌えた
→あれまだ話続いてる・・・え・・・オマワリサンコッチデス>(Д;゚;)σ ドロ【暗黒】ドロ

中立~しゅみじゃないの中間。これのせいで全体評価が萌2じゃなく萌になりました。ただ予想外のオチに驚かされたという意味では、面白かったと言っていいのかなと思います。
また私は萌えれませんでしたが、ドロドロ真っ黒なガチ病み大好きなお姐様ならとても気に入られるんじゃないかと思います。

●リセルとノイズ

中立・・・おしい。人によっては普通に萌えられるかもです。
人気者の双子の兄に劣等感を抱く暗い弟のお話です。

漫画だからと流せれば良いのですが、私はリセルの恋人に加え病院や警察すら2人の見分けが付かないのにどうしても納得できず、イマイチ萌きれられませんでした。

もちろん人によると思いますが、私は何組か一卵性双生児に会ったことがあるのですが、特に中学生以上になると結構見た目に差が出ていて、初対面や遠目とかだと分かりにくくても数回会えばすぐ見分けがつくようになりました。なのにリセルの恋人が、一瞬間違うならともかくずっと間違えっぱなしなのが腑に落ちませんでした。

また、一卵性双生児はDNAが一緒な天然のクローンですが、それ以外の身体的特徴はまったく同じにはならないので、ちゃんと血液や指紋、歯型等確認すればすぐにどっちがどっちか確認できるはずなのです。
なのに作中ノイズが目を覚ましたときにはノイズはリセル、リセルはノイズとして扱われていたので、警察や病院が間違えたということになるのですがそんな馬鹿なと釈然とせず・・・
モーリスが実はノイズの方を好きで嘘の証言をしたのかな、とかノイズをリセルの代わりにする為に敢えて間違えてる振りをしたのかも思ったのですが、はっきりとそういう描写があった訳でもないのでどっちにしろ微妙です・・・

●穂高くんのヒミツ

これが一番萌えました!これだけなら萌2!オネエヤンキーの笑顔がとても可愛かったです。
でもヤンデレ要素無しの、ちょっといい話なオネエヤンキー物ラブコメ風味って感じなので、ヤンデレ目的で購入された方には物足りないかもです。

つまらなくはないけど・・・

とりあえず完結の3巻まで読んでみたのですが、女の子みたいな可愛い系受けや
鈍感つれない攻めが苦手でなければそれなりに楽しめるとは思います。
受けはけなげで可愛いけどややビッチなのでそこも苦手な人は注意です。
ただいくつか結構モヤっとする所もあり、中立にさせていただきました。

(以下ネタバレ含みます)


まず一番モヤっとさせられたのが、人死を軽く扱いすぎな点。話の展開の為作者の都合で殺して退場させました感がありすぎて・・・せめて殺さないで重症とかしばらく入院ならここまでモヤモヤしなかったと思うのですが。
他人とはいえ目の前で人が殺されているのに主人公たちがあまりに普通で爽やかな感じで流してたり、悪人とはいえ一応世話になった人が、馴染みの人物に殺された時も、受けが受けの反応薄すぎ&周りも冷たすぎでこいつら全員サイコパスかとモヤモヤしました。
親族でもなんでもない迷惑かけられただけの主人公家に遺影が飾られているのも謎でしたし。

また、オチも悪魔が無害どころか利益ありすぎで、これむしろ悪魔追い出さない方がいいんじゃないかと、というか悪魔がこんなに利点しかなくていいのかとなんだか腑に落ちませんでした。

最後に受けの名前も、ちょっとキラキラネームすぎるというか、普通に言いにくいし気が散ってしまい、何故もっと日本人でありえる名前にしなかったのかと思いました。

メインの恋愛面以外でも、キャラの心理描写をちゃんと描いて、オチやキャラの名前ももっと腑に落ちるものであれば萌評価だったかなと思います。