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女性檸檬の雫さん

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今回も期待を裏切らない溺愛っぷり

シリーズ3作目。今回は年の差6歳のヒューズと奏の話。
元名物キングのアルファでも、溺愛している奏に対しては水面下で必死に
セコムしながら一途に想い続ける姿は愛らしい。

露骨なまでのアピールをされていても、誑かされていると思い込もうとする奏。
バースが覚醒していない奏にとって、どのバースに覚醒しても
希望がないという事実はどれほど辛いことか…。

既に卒業してしまっている身でも牽制を欠かさず、
鈍感な奏に想いを伝えるヒューズ。
奏のことを本当によく見ているからこそ、
言葉だけで判断せず、目や耳から入る情報を何一つ取りこぼさないように
注視する。
そして、とことん奏思いの優しい心で向き合おうとする。

3作品ともに溺愛執着攻めなのに、
アシュレイもロランもヒューズも本当にキャラがしっかりとしていて、
3人とも違う。
シリーズものの醍醐味、チラッと登場が今回もあり
本当に嬉しかった。

主従関係があるが故のすれ違い

前作のアシュレイとはまた一味違った溺愛攻め。

今作は主従関係があるが故の難しさがあり、
こればかりは1人で悶々と悩んでいるだけでは何の解決にもならないので
ロランも伊織もお互いが切なさを抱えつつ、側にいる。

主従関係がある以上、忠実な臣下の伊織からすれば想いを抱くことすら
烏滸がましいと思ってしまうことは避けられず、
自分にとって都合のいい解釈なんてすることはできない。

一方で主であるロランは、伊織が本当に尽くしてくれる臣下故に
主の望むことは断れず、どんなことでも命令の延長として捉えて
嫌々ながらも従っている可能性を払拭できない。

ずっと側にいたいと思う2人の気持ちを
どんなに困難な状況でも持ち続けてほしいと願いつつ読み進め
ロランの強靭な想いに心が洗われました。

伊織のことを思いやってくれた前作の由葵とアシュレイ。
ロランと伊織の話だけでも嬉しいというのに、
アシュレイと由葵にもまた出会えたこの作品、
前回同様本当に大好きです。

アシュレイと由葵の後日談も本当にありがたかったです。

攻めに肩入れしたくなるほどの溺愛っぷり

ゆりの先生の作品を読むのは初めて。
笠井先生が絵を担当されているので購入しました。

とはいえ、パブリックスクールが好きなことに気づいてから
パブリックスクールものを読むのは初めてだったので期待大。

試し読みをした時点で、かなり惹かれたので、睡眠時間を削ってしまう
未来しか見えず、読みたいけれど我慢してまとまった時間が取れるタイミングまで
待ちましたが、案の定待って正解。面白すぎて一作目の耽溺、途中で止めることが
できずに一気読み。シリーズ一気買いしておいて本当によかtた。

パブリックスクールの設定にオメガバース設定も加わってくるため、
読んでいる間中、ハラハラしていました。

アシュレイの溺愛っぷりに同情してしまうほどでしたが、
相手を尊重することは決して忘れない強靭な自制心。
外見はもちろん、内面の魅力が凄すぎます。

なかなか素直になれない由葵も、とても優しく魅力的な存在。
言葉が足りず、思い違いをしてしまったり、
相手と比べてしまってコンプレックスを感じたり。
他人から見て、恵まれていたとしても、
当人にしか分からない劣等感もあるのは仕方ない。
 
由葵のそばに、アシュレイがいてくれて本当によかった。

笠井先生のイラストもとても作品に合っていて
とても素敵でした。

読んでビックリ!

タイトルと表紙で躊躇していましたが読んでビックリ!

高月先生の作品を読むのは初めて。
笠井先生が絵を担当されているので購入しました。

タイトルと表紙、そしてエロエロ枠だったのであまりその要素を重要視していない私には向いていない作品かと思っていましたが、読了後にエロエロか?と思うほど
話の内容にしっかりと溶け込んでいたので、濡れ場だけが妙に目立つことなく
とても自然に書かれていて、とても素敵でした。

鬼と人間。
お互いが想い合っているのに、複雑な関係性。
過去の記憶の抜け落ちてしまっている部分が
嘉槻を不安にさせるし、それ故に葛藤する。

それでも、共に暮らしている青柳はいつも嘉槻を大切にしてくれている。
好きになるほどに苦しさも増す。

何を信じるべきかは、共に過ごした時間が教えてくれル。

自分のことより、相手を大切に想い、
想いが強すぎる2人が選ぶ道のりを見届けることができる素敵な作品でした。

まだ、青柳の過去で曖昧にされている部分も知りたいという思いと、
これからの嘉槻の活躍もみてみたい。
続編を読みたいと思う作品でした。

羞恥心に負けてはもったいない

他の方のレビューにもありますが、
タイトルと表紙で羞恥心により躊躇してしまうのはもったいないです!
といっても、私も最初はためらっていましたが。

沙野先生の作品を読むのは初めてですが、
最初と最後でこんなにも色々なことの印象が変わることもあるのかと
驚きました。

本当に相手のことを想うが故の行動。
相手自身には真意が伝わらない状況で、
どんなに憎まれたとしてもそんなことは厭わない。

そんな風に誰かを想い、実行できる人はなかなかいないでしょう。

そして、他の方のレビューにこれもありますが、
後日談的なSSは読んだ方がいいと思います。

まるでメインの料理が何品もテーブルに並んでいるような
内容盛りだくさんの作品でした。

食べたくなったらすぐ蕎麦を食べられる状態にしてから読むことを推奨します

切江先生の待望の新刊!

先生のおかげで事前に蕎麦をそばに置いて読むことにしていたので
食べたくなったら休憩がてら蕎麦を食べつつ読みました。
でも、それでは物足りません!
美味しく、わさびにもこだわっているお蕎麦屋さんで
お蕎麦が食べたくなります。
しかも読了したら食べたくなるレベルではありません。
読んでいる最中にも食べたくなるのです!

待望の新刊のタイトルはダジャレ???

先生のお言葉にクスッとしていましたが
まさかそのダジャレに悶えることになるとは想像していませんでした。

相手のことを少しずつ知り、その度に想いがそっと積もってゆく。
ほんの些細なことでも、思わず顔が綻ぶ。
一緒にいて楽しいって、とても大切な感情。

会うための理由を一生懸命用意する時点で
潔く認めた方がいい感情ってありますよね。

相手の肩書きなんて知らなくても、
相手がどんなことを大切にしているとか、
どんなことを心地良く思い、どんなものが好きなのか……
そういうことを知ることのほうが大切だということを
再認識させてくれるお話。

何者でもない自分を見てほしい。
これは簡単そうに見えて、とても難しいことだと思う。

誰かを想う気持ちの尊さを優しく丁寧に伝えてくれる作品です。