麺つゆさんのマイページ

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女性麺つゆさん

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隠れすぎてる名作です

まず、友人の持っていた本を手持ち無沙汰で軽い気持ちで読んだのです
そしたら凄く好みの作品
作画、構成、キャラ、描写
どれをとっても素晴らしい
自分で買い直すべく某サイトにいったら、失礼かもしれませんがそれほど伸びてないように見えました。
まだ見つかっていないだけだと願いますが、この作品はもっと評価されるべきだ!と熱弁したら友がちるちるにレビューした方がいいと教えてくれたのでレビューしてみます
このサイトでレビューするのは初めてですので、不手際がありましたら申し訳ありません



小説がそのまま漫画になったようなお話でした。
かといって、一部のコミカライズ特有のキャラクターに人間味が感じられない、ただの器のようという訳では全くありません。
小説(原作?)は見当たらなかったので作者の完全オリジナルのようですが、何か作家活動もしておられるのか?出版であるアルファポリスはコミカライズが多いようなので気になります
ご存知の方がいたら教えて下さい

内容
戦争中、受け(オリバー)が愛した男を敵国である攻め(バンドレン)に殺されてしまう。
バンドレンに見初められたオリバーは攫われ…から始まったのですぐに溺愛モードから受けコロッとなるのかな〜と実は期待せず読んだのですが、全然そんな事はありません。
1巻まるまる使ってオリバーの葛藤を書いているのです、(あえて書くと言いましょう)
かといってただ攻めを突っぱねるだけではなく、オリバーの若い人間特有の無知や純粋からくる傲慢さ
覚えのあるものばかりでとても感情移入して読みました。

しかしこのオリバーという青年、自分の齢の倍以上ある老年の王と愛人関係なのがまた禁断感があって良かった。
そのエロス加減と、バンドレンの前で無意識にみせる本来の姿であろう表情が素であることのギャップ。本来のオリバーはきっととても王族とは縁のない、若者らしい人間なのだろうと思います
すごいのが、本人がバンドレンに素を出しているのが無意識なことを読者である私もハッと気付いたんです。
無意識に色んな表情を憎い男に見せている、と。
オリバーの目線にたって読めていたんですね
久々に小説以外、しかもBLでここまで入り込んで読みました

攻めであるバンドレンもただの男ではありません。
強い葛藤を乗り越え、志しのある男でした
オリバーにかける言葉ひとつひとつが厳しいながらも、ただひたすらに思いやりがあります。
受けの想い人を殺して起きながら、巻き返す というのはかなり難しいと思うのですが 1巻で既に私は手のひらを返しました。
キャラクター的に、もしこれが映画ならバンドレンは主人公になるでしょうね。葛藤もあり、賢くもあり、強くもあり、志しもあり

これは攻めと受け、なんて単純なものではなく
人と人の話です。

ここまで書くと難しい話なのだろうと思われそうですが、そうではありません。それがこの作品のもう一点素晴らしいところです
設定はとても単純なのです。
読者が考え込むような描写は無く、あくまで漫画として読みやすい。けれども浅くもなく、この説明量でこの濃厚さは凄いと思います。


ただ、1つ言うとしたら
小説のようにも感じるため読み足りなく感じる。という事です

続刊物との事なので続きが是非ぜひ早く読みたいですね。とても面白くなりそうな所で終わりました
分冊版もあるようですが、この本は冒頭でも言った通り小説のようです。
纏めて読まれた時にこの話の面白さが更に上がるのでしょう。
1巻、2巻、3巻、4巻、何巻続くのか分かりませんが、一気に読めば読むほど価値が上がる。そんな作品のような気がします

巻数が増える事に1巻から読み返す気もします。
凄く応援したい作品です