待ちに待った2巻。買ってきてすぐに読みました。
1巻で無事に結ばれたふたり。
今回はとにかく寅次の思いに涙でした。
7年探していたわりに飄々として見えた1巻でしたが、今回はもう。
あんなふうにすべての熱量を掛けて愛せる人がいるってうらやましいとすら思えた。
一蓮托生だ、と泣くシーンは本当に涙でした。
あの思いを抱えたまま、でもきちんとお天ちゃんを大切にしてるのがかっこいい。
忠太の思い描いた未来は、きっと読者みんなが望む未来なんだろうなと思いました。というか私は望んでる。
長いことBLを読んできましたが、最近はなんだか界隈も作品も変わってきて、男だけどでもお前が好きだというなんかこう…BLの基本みたいな作品も少なくなって、なんとなく寂しい気持ちになっていたのですが、この作品はまさにドンピシャでした。
江戸時代はもともと好きで、料理茶屋の雰囲気も最高!
来年秋に3巻が出るというので、それまで頑張って生きようと思います。