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PREMIUM レビューアー ソムリエ合格

女性いるいるさん

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表紙とのギャップ…!!!

帯買いしました♡
クールな表紙に反しての「ウブ恋」はズルいッ!

そんで表紙の印象と全く違う攻めのワンコぶりは
もっともっとズルーーーーーい!!!(∩´///`∩)

良い意味で表紙詐欺っていうか
ギャップ堪らんぞ(*´艸`*)ってぐらい可愛いので、
年下ワンコ攻めがお好きな方は読んで大吉です…!!!

受けさんもとっても魅力的なキャラクターで、
黙ってたらキラッキラの美人さんだけど
口を開くとオラオラなケツ抱き系のパワー型受け。

な・ん・で・す・が!

ケツ抱きのプライドが崩れまくるエッチが
とってもエッチでエッチで大変美味しゅうございます。
イニシアチブが取れなくなった時の焦りが萌える…ッ!

ピュアな恋と溺れるようなエッチ。
とってもとっても可愛くてキュンとするお話でした。
そしてデフォルメ絵がめっちゃ可愛いです…!!!
(ワンコ感増し増しになる♡)


さてさて。

攻め:戸橋
ヘタレだけど真面目で素直な一途ワンコです。
フラれてばかりで恋愛下手だと思ってたようですが、
自分から好きになった恋になると全く違ったようで。

市川への恋心を自覚してからは、
年下ワンコのお手本のような可愛さなのです。

(ちょっとヘタレなところも最早長所ですね…!)
(とても可愛いので…!!)
(年下ワンコの可愛いは正義なので…!!!)

特筆したいのがエロポテンシャルの強さ。
手慣れたヤリチン並みの技術を持ったDTワンコ…?
え?は???混乱するわ!(ありがとうございます!)

という感じで純朴な青年でありながらエロ度は高く、
年下ワンコとしての強みを無自覚で放出する天然で、
トラウマ持ちの年上受けをほだしていく力が大変良きです◎

受け:市川
とっても美人でえっちなお兄さん最高…!
そんでケツ抱き系のパワー型なところもめっちゃ良い…!

(ケツ抱きのプライドを持った受け様が)
(攻めに翻弄されてよがりまくるシチュがお好みの方へ)
(この作品を是非是非読んで下さーーーい!(*´艸`*)♡)

で。コミカルな展開が続く中で、
市川のトラウマが物語を引き締めてくれました。
どれだけ戸橋に好かれても不安が過ぎる姿が切なくてね。
市川の心は今も過去の傷が塞がってないんだなぁ…と…。

戸橋の気持ちに対しても逃げ腰ではあるんんですが、
真剣な告白には真摯に答えるシーンがすごく好きです。
おちゃらけて逃げたりしない部分に好感が持てました。


何度もエッチを重ねている2人だけど
恋愛部分の根っこはずっとウブ感があって良かったです。
心から好き合っている姿を見るとニッコリしちゃいます。
もうね、とにかく可愛いんです!!!(∩´///`∩)

あと電子の特典が16Pもあってビックリしました。
めくってもめくっても漫画が続く…!(´⊙ω⊙`)

本編だけでも分厚いのに特典もたっぷりで読み応えあり!

「愛を感じる能力がない」という男の愛

『サイコパス』『殺人鬼』
という言葉がかなり散見されるお話なんですが、
想像以上に温かな愛を感じてビックリしました。

このお話は、
<サイコパス殺人鬼×殺された男の息子>のCPで、
あらすじからは血生臭いダークな香りしか感じません。
一体どんな痛々しいヒリつく関係になるのか…。

緊張しながら本を読み進めたら、、、ですよ!!!

あれ???甘い???っていう(∩´///`∩)ネ!
攻めは受けにめっちゃ優しいし、愛しかないし、温かい。
(もちろん受け限定で。受け以外はどーでもいい)

というのも、この作品のサイコパスは
『必要悪として訓練・管理されたサイコパス』なんですね。

大富豪がサイコパスの素質がある子どもを集め、
擬似家族の中で一般的な感情の模倣を叩き込み、
本来の性分を活かす場として殺人もさせて。
統率のとれた『サイコパス7人兄弟』を作り上げて。

(殺す相手は連続レイプ魔や小児性愛者など)
(裁きを受けずのうのうと暮らしている奴等が対象なので)
(大富豪パパの言い分としては「必要悪」な殺人っていう)

なので攻めは『管理され自覚のあるサイコパス』。
独占欲・執着心が格段に重いのを理解しているからこそ、
暴走する前に自制心を持って距離が置ける人なんですね。

もちろんどうでもいい相手にはしないけれど、
受けには嫌われたくないから事前確認を怠らないのです。
自分の感情は異質で暴力的だと理性的に捉えてるのです。

だからこそ受けに対する言動の端々に気遣いがあって、
これがも~~~~~めっちゃ甘いッ!!!
受けが傷つかないことを第一として動く姿が良きです。

あと苦しんでる受けを癒やす方法がわからなくて
他者に相談してる場面も愛しかなくてめっちゃ好き。
(今まで相談なんてしたことなかっただろうに…)

愛情たっぷりな行動にしか見えないのに、
攻め本人は「愛を感じる能力がない」という矛盾よ…。
自分は愛も罪悪感も良心の呵責も持ち合わせてないと。
このチグハグさがグッと萌えました(∩´///`∩)

受けは……とても強かったです。
小児性愛者の被害者で、強いトラウマを抱えて、
酒とドラッグでなんとか記憶を誤魔化しててーーー。

けれど攻めの存在が生きる世界を変えていきます。

自分を苦しめた奴等を見つけ出そうと戦う姿、
7人のサイコパス殺人鬼を前にした時の豪胆さ、
もがき苦しみながらも前へ前へと進んで行く姿。

受けの心が壊れそうで心配になる展開が続きますが、
受けは攻めの存在があって強くいられるんですよね。

何気ないところで心がフッと救われるというのかな…。
攻めが一般的な感情を持ち合わせてないからこそ
酒やドラッグ漬けになっている受けを肯定するんですね。

普通の人なら重すぎて手に負えない状態でも
ケロリとして側にいるのがすっごい良かった…!!!
サイコパスな点が長所として在るんですよね…!!!

この作品でサイコパス攻めのイメージが覆りました。
私にとっては良い意味で…でしたけど、
狂気的なサイコパスを求めてたら違和感があるやも。

今回の攻めは7人兄弟の末っ子なんですが、
兄弟の中には殺人に快楽を求めるガチヤバもいます。
今後のシリーズ展開で兄編を読むのが楽しみです…!

面白かった!!!
あと市ヶ谷モルさんの表紙がかっこよすぎて好き。
(元々のきっかけは表紙買いです)

10年という時間の捉え方

評価は神寄りです。
タイトルに萌えを感じて購入しました(∩´///`∩)

"終われなかった"って良くないですか…?
1度は終わらせようとした雰囲気が含まれつつも、
本音は終わらせたくない心残りも感じられて好き。
相反する気持ちの間から生まれる萌えがめっちゃ良い。

そして帯もそそられるんですよ!
『あの初夜をやり直せるならって、ずっと思ってた』
『痛みを抱えた大人たちが綴る10年愛』

はぁぁぁぁ~~~(∩´///`∩)大好き!大好き!
10年拗らせた恋との再会なんて萌えしかないでしょ。

ーーーと、テンション爆上げで読んだんですが、
共通した夢を持っていた元親友という間柄だからこそ
恋愛感情だけに収まらない劣等感が切なく泣けました。

シンプルなストーリー運びではあるんですが、
両者の感情がストレートに刺さって良かったです…!


さてさて。

攻め:壬生
スランプ中のカメラマン。
ノンケらしいけど作中ではノンケっぽさナシ。
無自覚期も含めて筒美のことしか考えてない。

学生時代に酔った勢いで筒美とエッチするけど
挿入が失敗に終わった後悔を拗らせてます。
(帯でエモさを感じたキャッチコピーの実態よw)

受け:筒美
学生時代は夢を追っていたけれど、
今は親の旅館を継いで今は支配人をしています。

最初に友人関係を断ったのは筒美からなんですね。
壬生は初エッチで失敗したのが原因だと思ってますが、
筒美には別の理由があってーーー。

という感じで展開していく再会ラブなお話です。

このお話の良いところは、
すれ違い等で10年遠回りしたわけじゃないところ。
筒美が乗り越えられるタイミングが10年なんです。

壬生は筒美しか見えていなかったし、
恋愛感情だけなら学生時代に成就できてたと思います。
端からみてもとっても仲良しニコイチだったんですね。
(我、大好物の萌え)
(付き合ってないのにイチャイチャは至高///)

でも多分、あくまで私の憶測ですが、
学生時代にすんなり付き合っていたとしたら、
互いに傷つけ合って別れていただろうな…と。
特に筒美の心がボロボロになってたと思う…。

壬生が「10年無駄にした」と言うのに対し
筒美は「俺には必要な時間だった」と呟くシーン。
まさに両者の温度差が前面に出てたなと思います。

で。この温度差に泣けてしまって…!!!

筒美は壬生が好きだから一緒にいたいと思う反面、
一緒にいると負の感情をかき乱されて苦しんでて。
その辛さがストレートに流れてくるのです。

もぅ離れたい筒美と、絶対離れたくない壬生。

両者の溝を埋めるために
どう決着をつけるのかという点も見所でした…!
良かった…!シンプルだけどグッときました…!

あと萌えポイントとして、
壬生が無自覚・激重・溺愛系な攻めってとこも好き。
筒美以外の人間に対してどうでも良さそうなところ。
人としてアカンのやけど萌えてしまう(∩´///`∩)
(学生時代の筒美以外に塩対応エピが好きv)

今回がダメでも更に10年待つつもりなとこも可愛い。
壬生は完璧ではないけど筒美愛だけは信用出来る男よ…。

何回読んでも泣いちまうだろ~~~(;///;)

結婚に向けて両家へ挨拶に行く巻です。
胡桃沢家・宇迦野家の面々が登場しました!

ルーツを辿る感じで良いですね~。
家族モノに滅法弱いので泣けました(;///;)
すっごい、すっごい、良かった…!!!!!

あと個人的にさちおの"兄属性"が大好物なので、
"お兄ちゃん"してるさちおを堪能出来て嬉しい。
一見頼りないようで頼もしいお兄ちゃんなんですよ~!

はぁぁぁ(∩´///`∩)新刊も大ッッッ満足!!!
気になるトコで次巻続くの焦らしプレイだったけど、
キュンキュンニヤニヤ時々ウルリが最高でした♡♡


以下、項目分けして感想をば…。

◆胡桃沢家
ネズミ一家が可愛くて可愛くて愛おしい。
モフモフ丸いフォルムにクリッとしたお目々が並んで、
いやもぅマジで「守りたい…この命…」ってなります。

ネズミにとってキツネは天敵。
例え大事な家族の恋人だろうがそれは変わりません。
さちおが選んだ人を信用したいけど別の話なのです。

(そしてさちおはチョロい…)
(家族みんなも認めるほどチョロい…)
(信じててもやっぱり心配だよねぇ…)

宇迦野が本気を出せば、
口八丁で胡桃沢家を籠絡出来た気がします。多分。
でもそれをしない選択をした所に誠実さがあって。

お得意の口八丁は封印して、
緊張しながら胡桃沢家と接する姿が良きッッッ…!
宇迦野さんがどんどん可愛く見えてくるマジック!
これがめちゃくちゃ良いのですよ~(∩´///`∩)

個人的なMVPはさちおのおばあちゃん!
泣いた。読み返す度に100%の確率で泣いてる。
キツネを前にしても肝が据わってるトコが好き。

(おばあちゃんを前にすると、)
(宇迦野さんの計算が狂ってくの良良良~~~!)

あと上にも書いたけど、
さちおが"良いお兄ちゃん"してて泣けちゃいます。
弟の頭ポンポンしてるトコなんてさ~~(;///;)
は~~~~最ッ高。兄属性さちおに大感謝。

さちおの弟妹たちは皆さちおが大好きで。
特に次男(塩顔イケメン)はブラコンなんですね。
ブラコン弟が兄の結婚に反対する構図なんです。

これがまぁ~~~~~
めっっっっちゃ萌える~~~~~~~~ッ!!!!

(多分キツネじゃなくても反対してたでしょ)
(さちおは騙されやすいから~とか言ってさ)
(Ωのお兄ちゃんを守らなきゃって自負に泣けるんよ)

あと流石"さちおの家族"って感じのチョロさね…。
ほっこり可愛いやら心配になるやら…。
(相手が安心安全(?)な宇迦野さんで良かったよ!)

胡桃沢家に愛しかないので今後も登場を願う…!

◆宇迦野家
宇迦野さんは父親似なんですね!?超ソックリ。
年取ったらこんな顔になるんだろうなって感じ。

とはいえ中身は食えないキツネ親父で。
反対したいのか応援したいのか腹を見せないけど、
単に弄って楽しみたいだけって感じなんですよね。
(キレてる息子の反応に満足してそう…)

お兄さんは優しそうな人でホッと。
(でもネズミとの恋愛はトラウマだろうから、)
(何らかの影響が出てこないことを祈るのみ…)

中々前途多難な滑り出しになりましたが、
決戦は次巻以降にお預けなので楽しみに待ちます。

◆さちおの反骨精神
過去エピソードと共に感じるさちおの強さ。
めっっっっちゃ良いです。カッコ良かった。
漫画家になって必死で頑張る姿の解像度が上がります。

『餌界の王』以外のプライドが見られて嬉しい。

(ちなみに『餌界の王』については今回もブレず)
(胡桃沢家一丸となった矜持に笑っちゃいました)
(さちおの餌界ワードも大好き!!!)

◆描き下ろし
個人的に「スパダリやりすぎたな」がツボですv
とても宇迦野さんらしくて好きv

計算なしと計算ありが入り交じってるんだよねぇ…。
とはいえスパダリ下げても十分スパダリな気もする。

さちおに甘えてて可愛かったです(∩´///`∩)

激重な愛へのアンサー

千秋の愛はとても重い。

それは最初から一貫して描かれてる描写ですが、
今回はゾクッとするような表情が印象的でした。
どんどんヤンデレ感が強くなっていくような…。

でもこれがま~~~ぁ野性味があって、
すっごいカッコイイんですよねぇ(∩´///`;)フゥ…
(ワンコ感とのギャップにキュンキュンしちまうぜ)

そんなこんなで
千秋の激重な愛情を拗らせる原因が和馬ならば、
千秋の心を軽くして笑顔を引き出すのも和馬で。

今回も千秋が不安に駆られて暴走し、
和馬が千秋の気持ちに触れて反省&フォロー入れてね。
歴史の繰り返しターンに入ってるな…とは感じました。

でもですね。鉄とかもそうですけど、
何度も叩いて同じ工程を繰り返して強くなるように、
今は盤石な基盤を作っている最中なんですよね~!

千秋の愛は本当に重いです。
和馬の愛と比べては落ち込んだりもします。

今回ものすごく良かったなと感じたのは
「和馬も千秋と同等の愛を持っている」のではなく、
「和馬は和馬の中の精一杯で愛してる」って所です。

愛情表現なども含めてキャパシティは人それぞれ。
比べる必要なんてないし、和馬の愛もとても深い。

ふとした瞬間に大人びていく千秋の表情を見て、
憂いを帯びた目を見逃さずに気付くのも和馬の愛です。

千秋と全く同じじゃなくても、
和馬の中の"精一杯"にギュッと締め付けられました///
(このシーンはもらい泣きしちゃう(;////;))

"ふたりの形"を作っていく過程の尊さが
この作品の魅力なんだよな…と改めて実感しますね!
ラブラブイチャイチャもたっぷりで大満足です…!!

あと、ちあかずの間に巴が収まった時の安定感が良い。
ちあかずもいつもより幼馴染み感が強くて萌えます♡

面白かった~~~(∩´///`∩)
表紙が結婚式みたいでキュンキュンしました///
ちあかず大好き~~~!!!

可愛いの宝庫ッ!!!

めっっっっっちゃ可愛い~~~♡(∩´///`∩)♡

デフォルメ絵がお好きな方は是非試し読みを…!
卵から孵ったばかりのベビ夢魔ちゃんが
ほんっっと~~~~~~に可愛いんですよ!!!

ちなみにオムニバス形式になっているので、
3つのストーリーに4CP登場しますヾ(*´∀`*)ノ

なので主要キャラが8人で大所帯になるけれど、
瀬戸うみこさんの持ち味が存分に味わえて良き~♡
ワチャワチャした可愛さをニヤニヤ楽しみました♡


さてさて。
トラブルにより夢魔の卵が人間界へ…!!!
卵から孵ったベビ夢魔たちはそれぞれ人間に拾われ、
愛情をかけて育てられながら成長していくお話です。

見所ポイントのひとつとして、
人間側は保護者・ベビ夢魔は庇護者であるトコです。
育てた子どもとエッチ出来るかっていう…ね!!!
(夢魔は数ヶ月で成体になるけど)

瀬戸うみこさんの作品なのでキャラは個性的だし、
4CPそれぞれのドラマがあって面白かった~~~!

以下、CPごとに感想をば。

◆タマ×正己
表紙の2人ですね。
タマは正己のことを「ママ~!」と呼んでます。
正己は(男だけど)母性が発動してて可愛いです。

正己は男運が悪かったみたいですね。
タマと出会うまでは生き辛さを抱えてる雰囲気で。

でもタマと出会ってからホント幸せそうで、
どんどん可愛くなっていくのが良きです…!!!

タマにとって正己は「ママ」だけど、
正己は抵抗なくエッチしてた理由に笑いましたw
良い意味でドライな割り切りの良さが好きwww

◆隆臣×蘭
個人的に8人の中で蘭が1番好きッ!(∩´///`∩)

健気属性に弱いのでドストライクで萌えました。
蘭は無駄にネガティブなとこも可愛いんですよ。
せっせと隆臣を慕う姿にキュンキュンする。

そんで隆臣は真面目な大人なので、
蘭と性行為するのに抵抗がある方なんですね。
蘭は隆臣の気持ちを汲んで無理強いはしない。
だから夢魔のお仕事が出来ない状態に陥るのです。

そんな葛藤からのごめんねエッチに
まぁぁぁぁぁ萌えちゃいましたね…(∩´///`;)フフフ
正式な恋人になるまでの過程に大満足です♡♡♡

◆白滝×青
青は双子の夢魔(白滝・紅)を育てています。
で。快楽摂取のために3人でエッチしよ!
って紅が言い出すんですね。

これ3Pの流れだ!(確信)と思ったら全然違って、
白滝と紅の価値観の違いが浮き彫りになるのです。
↑この部分がめっちゃ良かった~~~!!!

青に対する感情も、
・白滝→独占したい相手。恋。
・紅 →ママ♡
って見てる目が違うのもグッときます。

青は双子を平等に大切にしてたけれど、
白滝の想いの強さに絆されたってことかな…?
白滝の気持ちは唯一無二の愛情ですもんね…?

もう少し青の気持ちの強さを見たかった気はします。

◆左尾×紅
紅は快楽摂取の相手に隣人の左尾にロックオン。
しかし摂取してやるつもりが返り討ちにーー!

って感じの快楽カップルです。
この2人に関して言えばあまり情緒はないwww
左尾の愛情表現がちょっと歪んでて面白いです。
なんだかんだ似た者カップルなのかも( ´艸`)


ぅあーーー面白かった!可愛かった!!大好き!!!
お話の1つ1つは短めだけど満足度が高かったです。

拾った人間側は色々苦しみがある共通点があり、
・正己→男運のなさ・人付き合い
・隆臣→仕事の行き詰まり
・青 →ブラック企業社畜
夢魔が嫌な夢を食べて幸せになってくのも良きでした。

とにかく可愛いので是非試し読みを…!

いよいよ本編に双子降臨!

参考までに5巻の収録内容です↓↓
 ◉ROMEO#10
 ◉ROMEO#11
 ◉SNOW CRAB
 ◉ROMEO #11.5
(一番下の#11.5のみ雑誌掲載のお話です)

帯にも書かれていますが『双子降臨』の巻です。
ようやく正式に本編登場ですね♪待ってました!

出産シーンはありますが、
モールスカを介してますので光陽も見守り体勢。
男性出産の直接的なシーンはありませんでした。
(実質モールスカから産まれてる)

妊娠出産を必要としない種族にとって、
この双子たちは初めての子どもで新たな第一歩。
世界が変わる瞬間でもあるんですよね…!
産まれる瞬間を皆で見守る姿にホッコリします。

一方で、また一つ過去が明らかになりました。
ジェイドを通してアウロラの記憶が光陽に伝わって、
今まで知らなかった事実などが見えてくるんですね。

その中でキリルとダグの最期がシッカリと描かれてて
おおおお~~~!!ってテンション上がりました…!
(内容的には難解なので頭フル回転になるけど)

いや~~~……。
本編のシリアスターンは解釈が難しいんだけど、
『愛しい人は 姿を変え めぐり戻る』
って帯のキャッチコピーを見てストンときます。

アウロラも、キリルも、ダグも、
過去1度は光陽の前から消えてしまったけれど
ちゃんと光陽の元へ帰ってきてるんですよね…。
「おかえりなさい」と言う光陽の涙が印象的でした。

しっかし、あの謎の生命体はなんなんだろ。
いつか明らかになるのかなぁ…??(。_。)??

本編の後には番外編の回として、
なぜか蟹を育てて食べてっていう蟹回があります。
ジェイドと光陽がイチャイチャエッチもしてます。
(なぜ蟹???って疑問は消えない…)

個人的には内容云々ってよりも、
絵が安定してないのがどうにも気になっちゃう(泣)
あと画面がツルンとしてるのも気になっちゃう(泣)

ううう~~~ん…。
蟹回だけで言えば評価は☆2~3の間かな。

もちろん続刊も追っていきますが、
今のところ最大の懸念は絵が変わることですね…。
1巻から5巻で既にだいぶ変わってきてますし…。

(個人的には1~2巻辺りの絵が一番好き)
(絵の進化に気持ちが追いつけない)

異種族恋愛がお好きな方は是非ーーーッ!!!

下巻は表題作CP以外にも
ベンガルトラ×ハイエナのお話も収録されてます♡
(『よいこのイキものずかん』に掲載作品です)
(このアンソロ↑も面白いの多くておすすめ!)

や~~~~、下巻もめっちゃ良かったです。

個人的にこの作品の好きなところは「異種族恋愛」
動物が人間化して"人間"として暮らしてるけど、
中身は元の動物の習性がしっかりと根付いてて。
そこから始まるすれ違いや切なさがキュ~~~とくるのですよ(;///;)

(表紙だけだと異種族っぽくないけれど)
異種族恋愛がガッツリ楽しめるのでお好きな方の目に留まりますように…!


さてさて。
下巻の感想なのでネタバレしすぎないよう短めに…。

上にも書いたけど異種族の切なさがグッときました。
・群れの中で生きてきたペンギンのスバル
・たった1匹で過ごしたシロクマのカイ
やはり違いは大きいですね…(;///;)

下巻では嫉妬からすれ違いが始まるんですが
カイの気持ちも分かるし、
スバルの気持ちも分かるし、
もどかしくて切なキュンキュンでした(;///;)
異種族恋愛の難しさに堪らなく萌える…!!!

すれ違ったまま離れたスバルとカイでしたが、
仲直りがドラマチックでグッとくるんですね。
ここにも異種族だからこそのドラマ性がありました。

園長の実体(?)も明らかになったので、
鳳さんとのスピンオフが是非とも読みたい…!!!
期待して待機してますね。Qpaさん。何卒。


◆ベンガルトラ×ハイエナ
こちらのCPもめっちゃ良いです。

まず攻めであるベンガルトラは、
【褐色×黒髪長髪×美麗】
この世のオタクが大好きな属性が詰まってる。
受けに対して献身的な感じもあって良きです。

受けのハイエナは、
気性の荒さの中に持つ孤独や悲しみが良いッ!

動物の中でも、人間の中でも、
馴染めずに弾かれて敬遠されてしまうハイエナ。
愛されたいと願う気持ちがグッと刺さりました。

愛したいベンガルトラと愛されたいハイエナ。
短めのお話ですがめっちゃ良かったです(∩´///`∩)

ゆ……、歪んでるなぁ(∩´///`;)

『不器用拗らせオフィスラブ♡』(帯より)
・・・らしいですが、まぁぁぁ歪んでましたね。
これは不器用なんて可愛いモノじゃないですよ。
攻めは!!!歪んでる!!!(断言)

とはいえ受け視点だと
その歪んだトコに可愛いさを感じてたので…、
割れ鍋に綴じ蓋?ってやつですかね?(違う?)

個人的に割と攻め派で読むタイプなんですが、
あずみつなさんの作品は完全受け派になっちゃいます。
可愛くて魅力的なキャラが多いんですよね~~!!!

今作の受け様も
萌え心をキュンと擽られてとても良かったです♡♡


さてさて。

受け:二井見
真面目で努力家で一見完璧に見えるけど、
・いつもでもどこでも2番手
・努力しても1位にはなれないコンプレックス
・弟のような才能はなく家族の中に居場所なし
というバックボーンを抱えています。

職場では「期待のエース」と呼ばれてたのに、
努力の甲斐も虚しく更に優秀な人材が入社してきて…。
あっという間に"2番手"扱いに格下げされちゃいます。

攻め:一条
超優秀。なにをやらせても大体No.1。
なのに嫌味がなく愛嬌もあって周囲に愛されてて。

二井見に対してもワンコのように懐いて、
ほにゃっとした笑顔で甘えてくるんですね。

ーーーーというのは表向きで、
上にも書きましたが性格がとても歪んでるのですね。
タイトルに書かれている通り「罠がある」んですよ。

二井見は一条の罠に落ちるのか?落ちないのか?
始まってしまったセフレ関係の行方は…?
って感じで攻防戦を繰り広げながら展開します♪


このお話って二井見が可哀想なんですよね(;ω;)

頑張っても親から褒められたことがなく、
才能を持った弟の影で家に居場所はなく、
"いつも2番手"で周囲から少し浮いてて、
バックボーンから二井見の孤独さを感じるのです。

だから一条にめいっぱい褒めてもらって
いっぱい好きって言われて泣いちゃうシーン。
切なキュンで「わ~~~!」ってなったのに!!!

くっっっっっっっっそ一条のヤロー
歪んだ性癖出しやがって!( `д´)⊂彡☆))Д´) パーン
二井見の涙を返せ!!!!( `д´)⊂彡☆))Д´) パーン

一条は愛されて何でも手に入れてきたゆえの弊害か、
二井見の嫌がる顔で満たされる歪んだヤローなんです。
なのでちょっとずつ小さな嫌がらせを織り交ぜてくる。
どういう愛情表現やねん!!!っていう。

一条の愛情表現にはイラッとするけど、
それを理解した上をいく二井見はカッコイイです…!
ラスト2Pの切り返しはゾクッときました(∩´///`∩)

いや、もぅね。
一条みたいな奴には任せたくねー!ってなるけれど、
二井見はなんだかんだで一条の扱いが上手いのでね。
これはこれで割れ鍋に綴じ蓋カップルなのかもしれないな、、、と。

あと一条は愛情表現が捻くれすぎてて
好意が全く伝わってなかったのも気持ち良かったですv
(そりゃそーだ。アレで愛されてるとは思わんよ…)

二井見に神萌えし、一条で萎えて、
間を取って☆4の萌え2評価にしました。
頑張る姿がカッコイイ二井見が大好き…!

絵とストーリーの親和性が高く、相乗効果がハンパない◎

めっっちゃ良かったです(;////;)

私は元々涙腺がゆるいタイプではあるんですが
この作品の場合、ガン泣きというよりは
心の奥からジワッと滲み出てくる感覚がありました。

繊細で美しい画力・優しさを感じる温かさ・切なさ。
三位一体となって広がる世界観に没頭し、
読み終えた時に胸いっぱいに広がる息をホッとつく。
ゆっくりと本を閉じ、ソッと机に置いて合掌。拝礼。

まだ1巻なのでストーリーの序盤だと思うけど、
素晴らしい時間が過ごせて思わず拝んじゃいました。

とりあえず、、、
絵が好みなら購入して大大大吉です…!╭( ・ㅂ・)و ̑̑
絵とストーリーの親和性が高く相乗効果ハンパない。

悲しい物語が苦手で躊躇してる方、
大丈夫です!切な悲しい描写もあるにはあるけど、
それを上回る温かさがしっかりと伝わる作品です。
背中を押します…!


さてさて。
内容は素晴らしいレビュー沢山上がってますので、
個人的にグッときた部分の感想をば……。

まず、帯に書かれたキャッチコピー。
【居場所がないふたりが互いを受け入れ愛を育む物語】とあります。

まさにコレ!!!がブッ刺さりなんですよ!!!

イグナートもリタも、
孤独を知ってるから他人に優しいのです。
孤独を知ってるから大切に生きるのです。
孤独を知ってるから失う怖さも知っているのです。

温かさの中にどこか切なさを含むのも、
切ないけれど温かさにホッとするのも、
イグナートとリタが孤独を生きてきた者同士だから。

そんな2人が寄りそう姿の美しさは、
もりもよりさんの画力もあって尊さが溢れる…!
めちゃくちゃ良いです(;///;)

で。リタは幼馴染みに片思いしてる描写があり、
それも切なキュンでもぅもぅ…ッ!(;///;)
失恋描写の痛みもグッと胸を締め付けられます。

(最近、失恋描写でめっちゃ萌える質なので)
(性癖ドストレートでした…リタ、ごめんね)

あとイグナートの不器用さもグッときます。
目の前にいる人間を助けたくても、
竜にはどうすべきかわからないこともあって。
言葉や価値観のズレが大なり小なりあります。

それでも丁寧に伝えようとする。
少しずつ言葉を補う様子に心打たれるんですよ…!
素っ気なさの中にある温かさがめっちゃ良くて…!

イグナートもリタも幸せになってくれ~~~!!!
。゚(゚´Д`゚)゚。 。゚(゚´Д`゚)゚。 。゚(゚´Д`゚)゚。

ちょっと無粋な感想かもしれませんが…、
エロじゃない場面でエロさを感じてしまうのですが。
(え?みんなそうだよね?私だけじゃないよね??)

痛みを和らげるための純粋な行為に
エロさを感じてしまって申し訳ない~~~;;;
(でも眼福です!!!ありがとうございます!!!)

リタの竜化はどうなっていくのか。
幼馴染はあれで引き下がったのか。
イグナートとリタの未来はーーー。

既に2巻が待ち遠しいです…!+゚。*(*´∀`*)*。゚+

ちなみにアニメイト特典の小冊子は、
本編の補完的なショート漫画が5本入ってました。
合わせて読むと更に良しでとても良かったです!