めっちゃ良かった~~~~!(∩´///`∩)
なんか…やっと見たいモノが見られた!って感じ。
"プチミニョン"を思い出す空気感に
ニコニコキュンキュンしながら読了しました♡
そしてダートの登場には沸いちゃいますね…!
今も全然若いし、カッコイイし、陽気だし、
相変わらずダートが強そうでとても安心しましたw
(シャイアは図体こそダートより大きくなったけど)
(母様に睨まれるとキュッと身を縮めるの良良良~!)
(ジュダート家、この辺りの教育も行き届いておるw)
さてさて。
ジュダート夫婦も大切にしていた素朴な家で、
シャイアとベリルは休暇を一緒に過ごすことに……。
お互いの気持ちを確かめ合って、
朝から晩までイチャイチャイチャイチャ×∞
そりゃあもう甘い甘い時間を過ごすんですね。
けれど休暇が終わって学校が始まると、
新聞部のゴシップ記事にシャイアとベリルのことを書かれてしまってーーー。
ベリルが知らなかったヴァーシルの過去。
新聞部に垂れ込んだ真犯人。
狡猾なトネリア卿からの圧力と脅し。。。
正式に恋人になっても状況は一筋縄ではいきません。
問題が山積みになっている中で今回グッときたのは、
シャイアを支えている家族の存在が視覚化されたこと。
特にヒューゴとの仲が冷え切ってるようにみえたので、
"プチミニョン"時代と変わらない2人は大収穫でした…!
普通に普通に会話してるだけで嬉しくてウルッとくる…!
姿こそ現していませんが、
ジュダもダートもヒューゴと同じ気持ちでしょうからね。
(曲者のトネリア卿と対峙するには、)
(シャイアはまだちょっと若すぎるんよ…)
(トネリア卿は簡単には欺けないからね…)
『1人で頑張る必要がない』
そのことにシャイア自身が気付けたのなら安心です。
この一家は強いですからね。トネリアに負けない!
どちらかというと、
ヴァーシルの過去の方が驚きでした。
今後厄介なことになったらやだなぁ。
トネリア卿が知らないわけないし隙を突かれそう…。
3巻は起承転結の"転"に当たるかな…?
1巻の時は読んでて戸惑いが大きかったけど、
素の彼等の表情がいっぱい見られて大満足です…!!!
面白かった~~~~!!!
次巻が待ち遠しいッ!!!
表紙の可愛さに一目惚れして購入しました。
(ヤンキー受け+うさ耳は性癖すぎる…)
(絶対絶対絶対可愛いに決まってるヤツや~!)
設定が勝ち確なとこは☆4の萌え×2なんですが、
ストーリーがあまりハマらず。
評価は萌え×2寄りの☆3.5で。。。(;ФωФ)
でもヤンキー受けの可愛さはたっぷり楽しめました◎
あととにかく表紙がめっちゃ好きです。超かわいい!
さてさて。
世界観は人間の他にも
動物の特性を持つ『デミ・ヒューマン』がいました。
デミ・ヒューマンはケモ耳が出たり獣化もしますが、
単に個性の一つ~ぐらいの感覚で差別などはありません。
動物の特性が出る以外は普通の高校生活のお話です。
受け:宇佐見
うさぎ族のデミ・ヒューマン。
うさぎのイメージとかけ離れている強面男子なので、
周囲にはばれないように隠し通してます。
攻め:山田
人間。
王子様のようなキラキラ感と物腰の柔らかさで
学校中からモテまくってるイケメン転入生です。
山田は宇佐見を気に入ってせっせと話しかけ、
宇佐見は山田を突き放せず結果的に相手をするハメに。
ある日 宇佐見は山田の前で発情してしまい、
うさぎ族というのがバレてしまうのですね。
山田は宇佐見の発散のお手伝いをするようになりました。
しかし発散しても状況は酷くなるばかりで、
山田を見るだけですぐ発情してしまうようになりーーー。
って感じで、初めての発情と恋心が絡むお話でした。
発情で羞恥心を抱えてる宇佐見がとにかく可愛い…!
顔を真っ赤にして俯いて山田にされるがままにされる。
強面とのギャップがとても良かったです!
山田の印象は、、、
隠れドS優男攻めってイメージで読んでたんですけど、
身体が弱くて友達がいなかった設定に「ん?」となり。
うーーん。ちょっとチグハグな印象が拭えない…;
まず身体が弱そうに見えないので「?」となり、
コミュ力があるのに友達いないで「?」となり、
厚い胸板+ガタイの良い身体に違和感が拭えず、
人物像がボヤけてしまってイマイチはまりきれず…;
あくまで個人的な好みですが、
隠れドS優男攻めで突き抜けて欲しかった感がある。
身体弱い設定はノイズにしかならず残念です…;;
(この辺りの違和感がなければ評価は☆4でした)
(ノイズ以外は可愛くて良かったんだよー!)
(ケモ耳や発情設定なんてケモナーの大好物やぞ…)
脇ではケンカ大好き脳筋の乾が良かったです。
脳筋なとこを除けば純粋にイイコな気がする。
ただ脳筋なところがまぁまぁメンドイw
マイナスな感想を含んでしまいましたが、
うさ耳のヤンキー受けが可愛かったので結果オーライです!
花にして蛇シリーズ2作目。
サイコパス7人兄弟・次男のお話になります。
1度だけリバしてます。それだけご注意を…。
オムニバス形式なので前作未読でも大丈夫かな。
でも1作目のアダム×ノアの登場率が高かったので、
最初から読んでおくと解像度が上がると思います!
さてさて2作目は次男・オーガスト…!
前回は殺人に感情を持たない末っ子アダムに対して、
オーガストは嬉々として拷問を楽しむタイプでした
そんな男が恋という感情を知ったらーーー?
いや~~~~今作もめっちゃ良かったです(∩´///`∩)
◎必要悪として訓練・管理されたサイコパス
◎サイコメトリー能力を持つプロファイラー
と、本来なら追う者と追われる者の関係なんですが、
オーガストの特性が特性なので一概には行きません。
これがま~~~~!!!
深層心理に触れて沼に落ちていくような愛なのです。
オーガストの潔癖さが意外にロマンチストとなって、
キュンキュンしながら読みました(∩´///`∩)
オーガストもアダムと同様に
「人を愛せない、感じる能力がない」と自認してます。
けれど自分のお気に入りに対しては激しい執着がある。
自分の側に置いておかないと気が済まないのです。
ルーカスに出会って自分のモノにすると決めた時、
最初にしたのが「ルーカスに嫌われない努力」でした。
アダムやノアにアドバイスをもらって頑張るのですよ。
そしてオーガストの理想型が、
アダム×ノアのような恋人関係なところも驚きでした。
(甘ったるい関係をバカしてるのかと思ってたら…)
(自分もルーカスとこうなりたい!と言ってて…)
(オーガストの意外な可愛さが萌えに刺さった…!)
どうすればルーカスと理想の関係を築けるのか。
試行錯誤を繰り返しながら嫌われない努力をする姿が
ホンットもぅ!めっっちゃ良かった~~~~!!!
って書くとサイコパスみがないよう見えるかもですが、
いやいや、しっかりサイコパス思考は全開なお人です。
ルーカスを大切にするのも、
欲求のまま行動したらこの世から居なくなっちゃうし、
ルーカスの居ない世界が耐えられないから大切にする。
ーーー的なね…。(∩´///`;)
サディスティックな願望はあるにはあるんですよね…。
だからこそ自分のタガが外れるのをとても恐れてて、
セックス時は縛られて痛めつけられる側になりたいと願うのです。
で。一方のルーカス。
正義感がとても強い人で、
正義感ゆえに行動した先で周囲から浮いてしまって…。
精神的に追い詰められて、現在はボロボロの状態です。
特異的な能力を持っているけど誰にも信じて貰えず、
精神病扱いされて、FBIからも離職し、、、
オーガストに出会った頃は人間不信に堕ちてました。
ルーカスが普通の状態で出会っていたら
オーガストがやっている殺人を許さない気がします。
けれどルーカスはオーガストを拒めませんでした。
世界で、たった唯一の、理解者だったからーーー。
プロファイラーであるルーカスが
オーガストの深層に触れる度に絆されていく過程は
バックボーンの組立が見えるのでストンときました。
それほどにルーカスの心は
寄る辺がないほど不安定で読んでてシンドイんですよ。
これは精神を病んでもしかたない…(;ω;)
というかよく今まで耐えてきたね…(;ω;)
(この辺りの描写はマジしんどかった)
(サイコパス度は1作目より上かもしれん…)
そんなルーカスを守ろうと動くオーガストが胸熱だし、
オーガストに守られるのを嫌がるルーカスも胸熱です!
病んでても矜持は捨てない…。対等なんですよ…。
1度だけリバがありましたが、
ごく自然な流れだったので個人的には良かったです。
ストーリーの展開と合ってるリバは良質ですね…!
2作目も良かった~~~!!!
あと7人兄弟を俯瞰して見られてのも大変良かった。
ルーカスのプロファイル付きなのでわかりやすい…。
(兄弟となってるけど実質上下関係はなく、)
(兄弟同士の会話は幼稚性があるとことか、)
(解像度が少しずつ上がって良き良き)
(あと父・トーマスの過去もチラッと出てきた…!)
次回作も楽しみですヾ(*´∀`*)ノ
2巻も最高だった~~~~ッ!!!!
ドッパドパに泣きながら読んだ1巻と比べて、
2巻は多幸感たっぷりに浸りニッコニコで読了。
ハッピーのお裾分けをもらった気分です(∩´///`∩)
雀が可愛くて可愛くて可愛くて…∞
黒くて太い眉毛がハの字になるのすらキュンキュン。
そしてアラフォーの解像度が高くて笑ってしまう…。
(ゆるゆるのぽってりしたお腹…)
(ストイックになれない筋トレ…)
(クッソ寒い初日の出よりも温かいお布団…)
仕事中はキリッとしててストイックな感じなのに、
プライベートでは自分に厳しくないところ可愛い。
(筋トレ後にビールはアカンwww)
んで!!!!
2巻は細かい部分の回収が秀逸だと思いました。
慶司と一緒に買った服。百疋屋のパフェ。
1巻で号泣した"あの日"に置き去りになってたモノが、
今度は楽しい思い出に上書きされててグッときました。
良かった…ッ!良かった…ッ!!!(*;ᗜ;)ノノ*✭
("あの日"は何回読んでも切な痛くて泣いてしまうやつ)
(パフェは本編で軽く触れている程度ですが、)
(アニメイト有償小冊子でデートの様子が見られます!)
あと『メガネを外すと何も見えない』って部分を
解像度高く深掘りしてストーリーに絡めてて良かった!
慶司の年下感がバリ増して年下攻めスキーのツボです!
「見せてもらえない」コトに対して
ストレートにわがまま言う口ぶりが新鮮に感じました。
(上手く言えないけど、)
(個人的に慶司の人物像は押しの強さと話術で、)
(巧みに誘導していくイメージがあるもんで…;)
"見たいのに見られない"という不満を口にして、
"見たいよ"と心の声が零れ落ちたような我が儘。
これがもぅ切なキュンですっごい良かったんですよーッ!
メガネをかけるまでの一連の流れ。
今まで見えなかった雀の乱れる姿。
"見える"世界は鮮烈でーーー。
っていうね!!!エッチがね!!!大盛り上がり!!!
ハピネェェェェェス+゚。*(∩´///`∩)*。゚+
んでプライベートではイチャイチャ度が高いのに
仕事の時はキッチリ線引きしてるとこがカッコイイ。
線引きしてるけど意識してしまうところが更に萌え。
上司部下萌えの美味しいところが詰まってました♡♡♡
ハッピーが詰まった2巻に大満足です…!
(すず子の登場が減っちゃったのだけ残念だけど、)
(すず子以外の話し相手が出来た証拠でもあるので…)
(ちょっと淋しいけど幸せだからヨシ!)
(評価は神寄りの萌え2です)※変更するやも
うわ~~~~~!!!(∩´///`∩)
なんかシックリくる終わり方でしたね…!
巡が飼い慣らされてイイコちゃんになるのも違うし、
だからといって倫太郎が真のようになるのも違うし、
2人らしい形に収まったように思います。
倫は巡の父親が関東を仕切るレベルの大物だと知り、
改めて強くならねばと心に誓いーーー。
以前より目標にしてた海外留学を始まる前に、
巡と期間限定の同棲生活を始めるのですね。
いつも一緒でふわふわと楽しい時間もあれば、
巡が血塗れになって帰宅し気が立ってる日もある。
倫は巡のどんな感情でも全て受け止めていきます。
この姿がとてもカッコ良かったです。
自分が選んだ道だと奮い立たせて、
ひたすら真っ直ぐに巡の心を包み込んでねーーー!
ある意味、真よりも強いかもな…と思わされました。
倫は巡に出会うまで陽向の道を無垢に歩んできた。
親の言うことを聞いて、
周囲に頼られるまま動いて、
"自分自身"の感情には蓋をしたまま生きてきた。
そんな倫が巡に出会ってからようやく、
倫自身で選んで、自分の責任で動いてるんですよね。
そんな成長の兆しの先が"明るく幸せな闇"っていう。
いや~~~~~ゾクゾクしちゃいますね(∩´///`∩)
最初こそ血塗れに動揺してたけれど、
慣れちゃえばさして気にしない図太さがとても良い。
(この辺りは真よりも順応性高い気がするw)
巡が側にいて笑ってくれてたらそれでいい。
そんな多幸感をビシバシ放っている姿に萌えました///
バックボーンが暗ければ暗いほど光が目映いです…!
巡はどんどんヤンデレ感が増してめっちゃ良~!!!
倫に本性隠す必要がなくなって、
どんな感情も倫がすべて受け入れてくれて、
不安定な危うさが落ち着いた分だけ愛情表現が増す。
そんで巡の苛烈な愛情を受ければ受けるほど、
倫は喜びを噛みしめるんですよね╭( ・ㅂ・)و ̑̑
最高の共依存が出来上がっていました…!!!!!
闇堕ち共依存が香るあまあまハピエン最高です////
あくまで香りがするだけなので、
良い意味でゴリゴリのダークさはないので大丈夫…!
むしろめっちゃ甘い。超イチャイチャ。超ラブラブ。
でも共依存にゾクッとするんですよ…。良き…////
スピン元含めてシリーズ4作目になりますが、
個人的には一番大好きな巻となりました(∩´///`∩)
タイトル&表紙に一目惚れして購入しました。
既にここからエモさしかない…(∩´///`∩)
高校生BLの尊みが溢れてる…(∩´///`∩)
200Pぐらいあるんですが、
良い意味で「あれ?もう終わり?」となりました。
フワッと心地良い風が通り抜けたような感じです。
画面白めでさっぱりとシンプルなのに描写が上手い…。
話運びそのものは淡々と進むんだけど、
僅かに心が揺れる瞬間に風がフッと通り抜けるの。
(何言ってんだと思われるかもしれないけど、)
(読んだ人には割とわかってもらえる気がする)
(この感覚をうまく言語化出来ないもどかしさよ…)
んで通り抜ける風と共に恋の進展を見守ってたら
え?あれ?もう終わり!?!?みたいな。
(美味しいものを食べてて空っぽのお皿に気付いて)
(「あれ?」ってなるアレに近しい気持ちなの、今)
優しくて爽やかで少し早い新緑の季節を味わいました。
試し読みの空気感がお好きな方は是非…!!!!
さてさて。
攻め:美津留
お兄ちゃん気質で、真面目で、カッコイイ!
好青年を具現化したような爽やかさがありつつ、
等身大の高校生って感じもあって良きです…!
受け:静一
とっても美人だけどどうにも危なっかしい…。
不快な視線や接触は気付いているけれど、
頼む。もっと自覚してくれ。周囲は危険だらけだ。
美津留は静一に片思いをしています。
同じバイト先で仲良くなるキッカケが出来て、
一緒に過ごす時間が増えていきました。
静一を大切にしたいから。
振られるのが怖いから。
…だから告白はしない。
と友人ポジを選んで過ごしてたけれどーーー。
って感じで物語が進んでいきます(﹡´◡`﹡ )
美津留は終始「静一が好き…!!」が溢れてました。
友人としての距離を図りながら大切に大切にしてて、
読者としても温かい気持ちに包まれます。
個人的にすごく印象的だったのが両想い発覚直後、
「俺は君を、思い切り大事にしていいんだ」
というモノローグ。
どこまでも静一が一番なんだなーってキュンキュン!
両想いになって嬉しいことが
"セーブをかけずに大事にできること"って愛だよね。
美津留の恋心はどこまでも深く温かく感じました。
一方、静一はもしかしたら美津留が初恋では…!?
精通したばかり072未経験ってことは、
恋愛的なことも興味なく過ぎてきた気がする…。
っていうか
男から性的に触れられることに気付いてたから、
もしかしたら拒否感とかあったのかな~…。。。
静一自身はそういう陰りは見せなかったけれど、
本人も無自覚でトラウマになってたのかもしれん。
とか考えると切ない。辛い。
まぁでもね!
美津留に出会って静一の人生は変わった気がするので!
ぽやっとしてるから隙を突かれちゃってきたけど
きっと今後は美津留のためにガードを固くして、
美津留のためにキッパリNO!が言えるといいな。
互いを思いやれる姿が目映くもあり、
陽だまりの暖かさの中で風を感じる物語でした。
等身大の高校生の甘酸っぱい恋がとても良かったです…!
単行本化をキッカケに知った作品なので
作者さんのpixivも漁りたいと思います〜!楽しみ!
シリーズ4作目。以下、念のため読み順をば…。
① 獣はかくして交わる
② 獣はかくしてまぐわう
③ 獣はかくして囚われる
④ 獣はかくして愛に啼く ーーー完結です!
「囚われる」のレビューと重複しますが、
本作は攻め・受けのみならず敵対する相手も規格外で、
沙野さんの硬派な筆致で盛り上げてくれる作品です…!
・無戸籍の孤児集団をまとめあげるゼロ
・法曹界のサラブレッドで表裏に精通する桐山
・カジノ王であり裏社会で権力を持つ李アズハル
ーーーという裏社会の男たちが出揃うのに対して、
コクミンとして、刑事として、真っ当な世界にいた鹿倉。
しかし闇に触れすぎたのか、
遠野への復讐心がそうさせるのか、
ここにきて鹿倉の心の線引きが曖昧になってきて…。
これまでゼロと鹿倉の間には常に
"あちら側"と"こちら側"がついて回っていました。
生きてきた道の違いが時には大きな隔たりでした。
けれど今回、本質的な思考が露わになってくると、
ゼロの言葉がこそが真っ当であり
鹿倉には染まった思考が入り交じるようになって。
なんというか…。
ゼロは裏で生きる術を身につけてるだけで、
性質としては善寄りの人間なんだな~…と。
そいういう意味で言えば、
復讐の為に警察に入って復讐の為に生きる鹿倉が
真っ当であるわけがないって改めて感じてしまう。
2人の境界が曖昧に溶け合っていく中で
互いに信頼して、守って、愛し合うようになっていく。
全4巻を通して徐々に変化する様子が良かった…!!!
3巻では一旦離れる選択をしてしまったけれど、
4巻では絶対に離れない決意なども感じるんですね。
ここまできたら"死なばもろとも"です…!(胸熱!!!)
甘いシーンも多くてニヤニヤニヤニヤしながら読みました♡
(前回はお揃いのストラップに驚いて、)
(今回はお揃いのマグカップに二度見したw)
(硬派な人のこういう可愛らしいギャップが良い)
ーーーで。
主人公たちに負けずとも劣らない敵キャラについて。
まず桐山。
レビューでずっと書いてる気がするけど、
桐山が負けるのがずっと想像出来なくて。
味方かも…とさえ思わせてくるのホントずるい。
(100%味方なわけがないのにね)
(だからと言って真の敵でもないっていう…)
絶体絶命の場面、
ああ、きっと桐山が助けてくれるんだろうな…
とか思っちゃったのマジで!マジで!マジで悔しい!
私が桐山に負けた気分だよ。くっそ~~~~~……!
鹿倉が桐山を信頼はしないけど、
嘘だけはつかないだろうって信用しちゃうのわかるの。
そういう潔癖さがさ。ズルイよね。変態親父のくせに。
(今回も安定の変態プレイあり)
(ゼロが屈辱に満ちてるので、)
(攻めが攻められるの苦手な方は要注意)
そんな桐山にとって唯一ともいえるイトウの存在。
イトウの一方通行な妄信ではなく、、、
歪みまくってる相思相愛に感じてちょっと萌えた。
めっちゃ歪んでるし、チラッとしか見せないけど、
うん。2人にとってベストな相思相愛なんだろうな。
そして李アズハルと煉条。
この2人のその後が読みたい…!!!と思いました。
神と信者のような、親鳥と雛鳥のような、
2人にしか理解出来ない関係を築いてそうですよね。
狂った愛を見せつけて欲しい~~~!!!
んで「李アズハル」についてももっと知りたいです。
4巻を読んだ後から
猛烈に李アズハルに惹かれてしまって(∩´///`;)ヘヘヘ
哲学の話をしている時の李アズハルが印象的でした。
彼の本質、原点はその辺りにあるんでしょうね…。
(煉条も個性強いキャラなのでね!)
(李アズハル×煉条のお話は絶対萌えると思うの…)
最初は情報交換のセックスから始まり
愛を囁くようなところからはかけ離れていた関係が、
信頼し合って、愛が芽生えて、囁いて、深くなって。
ハードな事件面とBL面が良い塩梅で読み応えがある作品でした。
最後まで面白かった!!!
恋人になったあとから番になるまでが描かれています。
個人的には1巻が萌えの最高到達点だったので、
2巻はまるっと1冊かけた後日談のように感じました。
(あくまで個人的な解釈です(人´Д`;);;)
(続編と後日談のニュアンスの違い、伝わって)
柳木は以前と比べてかなり素直になりましたね…!
笑顔も増えたし、
照れ隠しでツンツンするときもあるけど可愛い♡♡
朝永の愛情の賜物だと思うと胸熱です!╭( ・ㅂ・)و ̑̑
朝永の強引さが良い歯車になる部分もあったし、
時には押しすぎないように自制できる面も増えたし、
少しずつ愛を育てている感じが伝わりました。
とはいえまだまだ始まったばかりの恋人生活は
摺り合わせの段階ですれ違う面もあるのですが、
物語を進める良いスパイスだったと思います。
というか、個人的に嬉しかったのが、
BL部分関係ないんですけど雫ちゃんたちですよ…!
雫ちゃんは大人顔負けの聡明さがあって、
本編では子どもらしからぬ面も多々見えてました。
でも朝柳編だと等身大の子どもなんですよね(﹡´◡`﹡ )
指輪の下りとか、ゲームの下りとか、
アレでバレないと思ってた雫ちゃんたちが可愛い…!
先生たちのために一生懸命になってとても良かった!
あといまだに朝柳の性的な場面が見慣れなくて、
大人同士の行為なのに見ちゃいけないモノ見てる気分…。
柳木のウブなイメージがどうにも拭えない(∩´///`;)タハ
柳木の幸せそうなお顔が見られて大満足でした。
これからもっともっと幸せになるんだろうな~!
良き良き(﹡´◡`﹡ )
タイトル買いしました。
愛情が溢れててめっちゃ好き!!!
内容はオメガバース界における運命のお話で、
個人的には目から鱗に感じる面もありました。
攻めさんのとても一途な愛情にキュンキュンします♡
α同士のポジ争いとかはなかったけれど、
純愛が詰まった甘酸っぱいオメガバースでした…!
さてさて。
受け:遥陽
「運命の番」を探し求めてる運命論者のαです。
些細なコトで運命を感じては恋人になり、
些細なコトで幻滅しては恋人と別れるの繰り返し。
雨癒のことは大切で大好きだけど、
α同士という理由で親友のラインは越えません。
遥陽は「運命の番」だけを追い求めてるのです。
攻め:雨癒
一見クールにみえて内に情熱を秘めてるタイプ。
好きな子への執着にαの片鱗を感じます(∩´///`∩)
遥陽のことが好きで好きで好きだけど、
α同士だから恋愛対象になれないと理解しててーーー。
という感じで、親友の一線は越えずにきたけれど、
あるキッカケでエッチをしてしまって状況は一変。
雨癒は今まで抑えてた気持ちを遥陽に伝えるようになります。
遥陽は雨癒の気持ちが嬉しいけれど、
どうしても恋愛相手は"Ω"で"運命"に拘ってしまって。
α同士だと遥陽の求めるモノが埋められないんですね。
そんなこんなで、
α同士で惹かれあって運命論を越えていくお話でした。
最初はすごく違和感がありました。
遥陽が運命に拘りすぎるのがあまり理解出来なくて、
α同士だからダメって意味わかんねーーー!みたいな。
親が運命の番で結婚して?
ずっとめっちゃ仲が良くて?
それに憧れてて?
自分も運命の番を見つけるんだー!って?
うん。お花畑すぎて全くわからん(;´Д`)
雨癒の一途っぷりに好感が持てるからこそ、
な~んかモヤモヤしちゃうんですよね…;
でも運命に拘る理由の違う側面が見えてくると、
ああ…遥陽はある意味"運命の被害者"なんだなと。
運命の番で愛し合うカップルは山ほど見ましたが、
子ども視点で考えたことがなかったので目から鱗。
そういう捉え方もあるんだな…となりました。
遥陽がどうしても欲しかった愛情、
遥陽にとって唯一無二の存在、
運命であれば絶対に大丈夫という根拠のない自信。
それらを乗り越えていく雨癒の愛情がグッときます…!
ほんと雨癒がめっちゃ良い男なんですよ~(;///;)
とにかく一途で、遥陽しか見えてなくて、
最後は身を引いてでも遥陽の気持ちを考えられる人。
カッコ良くて可愛くて等身大な言動にキュンキュンします////
運命に拘る視点も切なキュンで、
傷ついてる遥陽に寄り添ってる雨癒も図も良かった~!
以下余談。マイナス感想です。
どうにも引っかかったのが…
エッチシーンで指が6本あったり、
友人のツインズがめっちゃ既視感あったり、
萌えが削がれたと思う点は無きにしも非ず…です。
ちょっと惜しい。。。
Xで流れてきた試し読みがド好みで
攻めザマァ展開を期待してしまったんですよね…。
攻めザマァ来い!!!(ワクワク)
攻めザマァ来い!!!(ワクワク)
攻めザマァ……あれ?え?ナンカチガウ…?(困惑)
ーーーという読み方をしてしまったせいで、
あまり萌えなかったっていうのが率直な感想です。
(受けさんのいじらしさは普通に萌えたのですが…)
試し読みの部分はめっちゃ好きです。
表題作以外にリーマンBLが収録されていました。
攻めザマァを期待して不発だったので
攻めに対して負の感情しかないレビューになります。
あしからず……。
攻めはドノンケなんですよ。
陽気なモテメンで男女問わず友達多い感じで、
来る者拒まず去る者追わず。。。みたいな。
んで親友である受けからの好意も感じ取ってて、
好意を弄ぶような素振りを見せるんですね。
わざと飲み回し(間接チュー)だったり、
わざと距離感ゼロでくっついたり、
些細なことで受けが反応するたびに優越感に浸る。
好意を向けられるたびにほくそ笑んで、女を取る。
男と付き合う気はない。
けれど親友から向けられる好意は気持ちいい。
っていうさ~~~~!!!( `д´)⊂彡☆))Д´) パーン
はーーーームカツク!!!( `д´)⊂彡☆))Д´) パーン
で。
攻めが優越感に浸ってるのを受けは気付いてます。
気付いてるけれど片思いが止められなくて苦しい。
相談相手からのアドバイスで攻めと距離を置くことにしてーーー。
というのを両視点で描かれていました。
私は1話目の攻めが大っ嫌いです。
優越感に浸る時の笑みがマジでイラッとする。
受けの恋心で遊んでるように見えてムカツク。
でも全部「無自覚」で許されちゃうんですよね。
攻めは性根が悪い人ではないし、ワンコ系だし、
話の流れでフワッと"無かったこと"になっていくんです。
これがものすごく嫌でした。
攻めザマァが見たかった!
攻めザマァが見たかった!
攻めザマァがあれば絶対に萌えたのに。゚(゚´Д`゚)゚。
受けの片思いのいじらしさは良かったです。
ノンケの親友に片思いしてる切なさや、
無事にお付き合いが始まったあとの不安 etc.
一途な姿がグッときました。
ただ、なぜそんなに攻めのことが好きなのか…?
高校時代のエピソードがあれば、
解像度も高まってもう少し没頭して読めたかも。
(何様な感想ですみません)
◆寝ても醒めても焦がれても
ちょっと不思議なリーマンBLです。
1話読み切りでサクッと展開していきますが、
不思議な現象で物語が進んでいくのが面白い。
王道の可愛さがありました。