作者買いでしたが、とっても好きになった作品です。
普通のBLでは物足りない方、一味違った作品を読みたい方におすすめです。
リジー(攻め)が神田くん(受け)を崇拝する理由、リジーの殺人鬼という仕事、神田くんの生活苦や家族関係などが複雑に絡み合い、展開や結末が気になって一気に読み進められます。
物語の暗さに対してリジーの明るい性格やコミカルなシーンもあり、重すぎずちょうど良い温度で楽しめます。
ちゃんとすけべもあります。
個人的には、この二人のキャラクターデザインや性格がとても魅力的で、BLで推しキャラができるとは思っていませんでしたが、この作品のおかげで「推しキャラ」という感情を持つことができました。とても思い入れのある一作です。