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女性minmin24さん

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2人だけの世界観♡

連載時から大好きな作品だったので、単行本化すごくうれしいです!
うみこ先生の作品はいつもポップなテイストのギャグが多く読みやすいので大好きなのですが、この作品はその中でも特に大好きな作品。

「安藤さんが可愛すぎる!」という攻めの主張が一貫して続きます。読者からしても超共感……なんですが、うみこ先生の作品のすごいところは、「絶対に入っていけない2人だけの世界観が形成されている」ところ。とにかくギャグがとまらなくて、もちろん読者の私から見ても面白いのですが、とにかくテンポ感がすごすぎてついていけない‼2人だけ先に進んでいってる‼置いてかないで‼というのが正直な感想です。
でもそれがいいところで、絶対に理解できない2人だけの空気感だとか距離感があるのが漫画を通して表現されているなと思いました。そんな2人をほほえましく眺めていられる作品だなと思います。

ここからさらに面白い展開になっていくので、次の単行本の発売を待ちつつ、単話を追っかけていきたいなと思います!

大好きな2人が帰ってきたぞ~!

大好きな作品なので、続編が出てすごくうれしいです!
1巻目がすごくきれいに終わっていた印象だったので、どうつなげるんだろう……とワクワクしながら読み始めました。

2巻は、2人が同棲をはじめるところからスタート。相変わらずオタク思考の飛鳥が、あらぬことを考えて暴走してしまうシーンがかわいいです。1巻のレビューで飛鳥は仏頂面だと書いたのですが、こうやって見ると結構表情に出ていて、それを鷹臣さんもちゃんと読み取っているのがすごく良い。
久しぶりに会って、むらむらして、でも鷹臣さん忙しいだろうな~~ってぐるぐるしちゃうのもかわいいです。鷹臣さんはしたいに決まっているのに、そういうところだけ鈍感になっちゃうのもかわいいですよね。

そんなかわいすぎる飛鳥に当てられてオラついちゃう鷹臣さんも最高。「かわいすぎて心配」って言葉が出てくるんですが、読者の私からしても首もげるほど共感します。
鷹臣さんがだんだん飛鳥オタク化しちゃっているのもいい!この2人、お互いオタクなんですよ!バカップルすぎてかわいいです(笑)

そして、読者(私)が大好きな嫉妬展開も到来。飛鳥は人気者の鷹臣さんを見てどんどん欲張りになり、鷹臣さんは飛鳥の人間関係全般を見て嫉妬してしまう。でも、2人とも相手の幸せを一番に思っているので、自分本位に縛ったりはしません。それが素敵だなと思いました。

もちろん、ちゃんとえちな展開もあります!なんと攻めからのテレフォンセックス!鷹臣さんのオナニー音声を聴いて興奮しちゃう飛鳥が見れちゃいます!自分の推し声優であり恋人である人のえちな声が電話越しに耳元で聞けちゃうなんて……。飛鳥はどれだけ徳を積んできたのか……。

そして、はじめての衝突も。ですが2人はどちらも自分の気持ちをしっかり伝えられるタイプなので、揉めることなく終了していて安心。年の差や身分の差、推しとオタクの関係など、いろいろ思い悩むこともあるんだろうけど、2人なら大丈夫なんだろうなと安心して見られました。2人のあたたかい世界がずっと続いていればいいなと思います。

余談ですが、鷹臣推しのお姉ちゃんに、鷹臣と付き合っていることを伝えに行く場面がめちゃくちゃ好きです。飛鳥とお姉ちゃんの思考回路がすごく似ていて、やっぱり姉弟だな~と思わされます。ですが、鷹臣さんとお姉ちゃんの2人で話すシーンでは、オタク全開でぶつかるのかと思いきや、しっかり飛鳥のことを心配して、姉と弟の彼氏として会話をしているのが素晴らしいなと思いました。

飛鳥が鷹臣オタクになったきっかけはお姉ちゃんなので、実質お姉ちゃんは恋のキューピッドということで、個人的にMVPです(笑)

設定はあるあるなのにカプが新鮮!

咲みなん先生を大好きになったきっかけとなった作品。続編が出たので、併せて1冊目のレビューも書こうかなと思い立ち、今に至ります。

声優オタクの姉が声優・吉野鷹臣のライブ映像のDVDを見ている中、イヤホンをつけて興味なさそうにしている飛鳥。でも実は、飛鳥も鷹臣の大ファン。イヤホンでも鷹臣のCDを聴いていたという……(笑)かわいい(笑)。

そんなただのオタクである飛鳥が、酔っ払って座り込んでいる鷹臣に遭遇する、というところから物語は始まります。こういう「オタクが推しに会っちゃう」展開が大好きな人間なので、この時点で神評価は決まっていました(笑)。

ただ、「あるある展開」というだけで済ませられないのが咲みなん先生のすごいところ。
まず、声優とか一切興味なさそうなちょっと仏頂面の派手髪の男の子が、声優に夢中というギャップが最高。「声エロ!」「今なら産める(?)」とか頭の中でしゃべっていて、その顔でオタクと同じ脳内なの!?って(笑)。
酔っ払いの鷹臣さんに手を出されていたのに、てきぱきしゃべって普通に家を出ていくところも、オタクとしてわきまえすぎていてかわいい。とにかく思考がオタクなので、共感の嵐でした。

そして、鷹臣さんの色気がやばい、とにかくやばい。好きになっちゃいけない男、危ない男感が漂っていて、全コマたまらないです。若干Sっぽいセリフを言うのも最高。それに対応して飛鳥もM性が開花していて……。2人、抜群じゃん!と思いながら読んでいました。

設定としては見たことあるのに、キャラが立っているからか、全く新しい感じを味わえます。
ゆっくり気持ちが進んでいくところも、咲みなん先生の作品の魅力なので、ぜひ注目して読んでみてほしいです!

宇宙人、恋を知る

宇宙人が普通に存在するという世界線からスタート。普段ファンタジーをあまり読まないので、はじめはちょっと動揺したんですが、一気に説明する感じではなく、ちょっとずつその全貌が明らかになっていく構成なので、すんなり読めました。

麻也のクラスに、ある日「エレクニア」という惑星から留学生・海がやってきます。海と麻也が握手をすると「ビリッ」と静電気が……。そこから急激に海は麻也に懐くようになります。BL漫画あるあるだと、ここで恋に落ちたのかな?と思ってしまいがちですが、そんなそぶりもなく……。なんで急に懐いた?と読みながら思っていたのですが、これが伏線でした。

海はこの時点では、まだ麻也に恋に落ちてはいません。実は「エレクニア」人はドキドキすると発電することができる種族。地球でよく起こる“恋慕”を習得すれば、もっと発電できるのでは?という理由で、海は留学に来ていたのです。そして最初の「静電気」は、そのドキドキによる発電。海にとって麻也は、効率よく発電できる相手だったということです。

でも、海は麻也とともに過ごすうちに、自分のことは後回しにして周りの人のことを一番に考えて行動したり、素直にありがとうやごめんを言えたりする麻也に惹かれ、本当に恋に落ちてしまうのです。

恋を知ってからの海の変わりようは本当に素晴らしくて……。最初はずっと「感情なんか知らない!」という感じで無表情なんですが、麻也の些細な行動や表情にドキドキしたり、きゅんきゅんしたりして、表情がキラキラ輝くんです。

ただ、事実を知った麻也からしたら「電力のために近づかれていたんだ……」とショックになるのも当然。このすれ違いがなんとも切なくて、読者としては「海は!めちゃくちゃ!麻也が好きだよ!!!表情を!見ろ!!!」という気持ちになっていました(笑)

恋って素晴らしいものだなと、改めて気づかせてくれる作品でした。

とにかくかわいい!!!

キャバクラのボーイとして働いている、とにかく不憫な受け・飛鷹が、ある日歌舞伎町の路上で酔っ払って倒れていた攻め・義之を介抱したことで懐かれて…という展開で始まるお話なんですが、もうとにかく2人ともかわいい!!!かわいすぎる!!

義之は大企業勤めのエリートでイケメン。なのに実は、つい先日営業になって「見た目だけでも…」という理由で整えただけの、中身は恋を知らない童貞というギャップですよ……。飛鷹に恋をして、どうしたら好きになってもらえるのか突っ走って、盛大に間違えてしまうところが本当に愛おしい。

飛鷹はそんな義之に戸惑いながらも、普通に友達として接していくうちに、義之が自分に触れてくれないことに気づいて、「あれ、こいつ俺のこと好きなんじゃねぇの…?」と気になってしまう激ちょろ受け(かわいい)。性的好奇心が旺盛なのもかわいい(かわいい)。

そんなかわいい2人が、本気でぶつかりあって、想いあっていく姿がとても素敵でした!
こころがじんわり温まるお話です。