最近この作者さんにハマってしまい、電子版を買い漁っています。
結果、新しいものとファンタジーものは非常に面白かった。
作者さんと嗜好がバッチリ合うみたいです。
あとがきに『自分の好きなものを詰め込んだ』とあると大当たりでした。
不器用ながらも精一杯愛情を注ぐ攻め、すごくいい!
もっともっと評価されて欲しいなぁと願う作者さんです。
作品中で残念だったのは、一冊では無理があったのでは?ということ。
後半は駆け足でギュッと無理矢理まとめたというイメージでした。
電子版なので下に読書位置のスライダーが出てくるんですが、読んでいる途中で「えっ、これあと3分の1くらいしかないけど、話ちゃんとまとまるの?BLにありがちな巻数表示がないだけで続刊パターン?」と気が気でありませんでした。
感覚的にはあと2冊くらいあっても良かったんじゃないかなぁともったいなく思います。
他の方もレビューで書いていらっしゃるように、全体的にもうちょっと掘り下げて書いて欲しかった。
そうしたら3冊分くらいになるかなと。
続きが気になるしもっと読みたかったと感じたので、私も続刊希望です。
大好きな作品ですが、皆さんがシリーズ化を疑うくらい中途半端で足りなかったということは否めません。
もしかして出版社側の都合もあったりして?
ナスってなんでナス?のタイトル。
前作を読んでいないとなんのことやらでしょうね。
引き続き、とても面白かったです。
勇輝が男らしくウダウダ悩むのが長くてちょっとイラッとしましたが。
わたしの中でのこの作品のハイライトシーン。
他のレビューされた方も書かれていましたが、乳首に団子です。
あーお色気でまた鼻血かなーと思っていたところに予期せぬ爆弾。
松雪先生のこういう発想好きだナァ〜
その後の展開をみると進展のきっかけというか、ターニングポイントというか・・・あーまー食べるよね、っていう。
それ以外にも楽しかったのが、勇輝が泰英に何かアクションを起こすたびに王の不興を買い、そして泰英は翌日体調不良で寝込んでしまうという。
勇輝は「体が弱いのかな?」なんて心配していましたが、前作からの読者からすると、ああ〜そうね!と納得の流れ。
相変わらずの感じです。
最後の泰英の日記(番外編)で詳しく解説されていました。
しかしこういったお話というのは読者を選ぶでしょうね。
わたしはバッチリはまってしまいましたが・・・。
さらなる続編も出ているようなので、また読みたいと思います。
一気に楽しく読めました。単にそれだけで[神]評価なんですが・・・
エンターテイメント作品にとって大事だと思うので。
わたしのBL小説読み手歴はまだまだビギナーなのですが、この方の書く文章ってとても読みやすくて、設定の面白さや畳み掛けるようなウサギさん達とのとぼけた発言の応酬など非常に気に入りました。
ただ、イナバの「どうせオレのことなんか・・・」思考のしつこさはちょっと鼻についたかな。いい加減くどかった。
度を越したツンデレとネガ思考には、うへえ〜となります。
けどラブに溢れているし、なんだろう、日本昔話的な牧歌的な・・・この微笑ましい感じすごく好きです。
シリアスで練りこまれた話も好きですが、こういった軽くて楽しくて幸せな話にも、満足感で心が震えます。
人それぞれの好みもあるのでしょうが、超ファンタジーとにかく面白かった!
これから続編も読みます。
「臆病者」「大人」と読んで面白かったので電子版を購入。
[ダメなやつほどかわいい]+[番外編]
あーヒモね、これだんだん更生していくパターンかもしくは実はすごいやつだったとかいうパターンじゃないの?と構えていたら、ほんとに何も出来ない。
むしろ何か手伝おうとするとマイナスになるというお粗末さなのに、イラッとくるわりにはなぜか可愛げがあるというか。
主人公の憔悴するさまが面白かった。
途中までは良かったのにラストが残念。
ちょっとページ数たりないんじゃないですかね。
終わり方が「あれっ?もうラスト?急いで〆なきゃ!」みたいな適当な終わり方でした・・・
[とある男子はかく語りき]
主人公が友達カップルの成就するさまを見届ける話。
これはこれで切り口新しい!とは思ったんだけど、誰に感情移入していいか戸惑ってしまって読後感が悪かった。
[楽しい逃避行]
これも途中までは面白かったのにラストが。
短編が上手な作家さんて、今後をにおわせてまとめて終わらせるのがすごく上手だと思うんです。
この作品もラストで「今後をにおわせた」のはいいのですが、この関係性はもしかして友情・・・?
せめて片方にラブがあったら良かったのにどちらにも感じられなかった。
[隠しごとは何ですか 前後編]
説明すべき点が不十分なのに余計な説明が多く、読んでいてすごく混乱した。
恋人である先輩がベッドでつぶやいた「気持ち悪い・・・」という言葉。
回想でストーカーに写真を撮られるシーン。
主人公が合鍵を出したシーン。
この3つが、わからなくて気持ち悪いポイントだった。
ストーカーに軟禁されていて体の関係があったのは想像に難くはないのですが、先輩の心の変遷がまったくわからない。
先輩の友だちもどこまで知ってんの?っていう。
内容の割にページ数足りない?このページ数なら少しエピソードを削ったらいいのかな?
すごく惹かれたお話なので、一冊分くらいのボリュームで丁寧に描いたものを読みたかったなあ。
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どれもラストがまとまっていなくてもったいないの一言。
こういうのって担当編集さんが軌道修正してくれるものじゃないの?
この作家さん好きだし、これ以外の本は面白かったので萌つけました。
コメディタッチのが得意な作家さんなのかなあ。
ちなみに全編通してエチシーンはまったくありません(事前と事後シーンはあるので、したんだなとはわかる)
お話には引き込まれました。とても雰囲気があります。
短編ばかりが入っているのですが、みっちり、もっちり、の読み応えです。
短編は物足りなかったり駆け足すぎたりして、好きな作家さんでもおおむね苦手なんですが、この方の描く短編はバッチリですね。
たま〜にありますよね、このお話はこれで丁度良かったっていう作品。
そんな感じのが詰まっています。
特に[綺麗]がすごく心に残りました。ラストのしみじみとした幸福感に震えました。
男前な受と、不安定で考えこみがちな攻。
ぱっと目の前の霧がはれたような爽やかさです。
惜しむらくは、絵。
受けが女の子にしか見えないこと。ヘタしたら攻めも女の子に見えます。
体型など某ジルベールが出てくる漫画を思い出しました。
超ひょろくて折れそうだけど色気がある。
髪型なんかも失礼だけど、もっさりというか一昔前というか…
長編も読んでみたいのですが、もうBLは描かないのかな?
もともと他ジャンルで描かれていた漫画家さんだったとインタビューにありました。
これからBLで頑張って〜という応援も含めて、ちるちる初レビューします。
絵もデッサンや構図がおかしい箇所チラホラ、けど読み進めるにあたって不思議とあまり気にならない。たまにすごく良い表情があったりする。
話もどちらかというとギャグ寄りで、ほんわかして妙に残る場面ばかり。
いい意味で期待を裏切る作品でした。
このふわっとした表紙からはちょっと想像できないと思われます。
欲望に忠実な夏川先生が素敵で目が離せません。
かっこいいのに残念なBLホモ作家夏川先生と漫画家志望アシスタント君のかけあいが素晴らしく、この場面からのこのセリフ?!この場面からのこの展開?!のオンパレードで、まったく飽きることなく読み進めました。
なんだろうな〜、この作家さん自身がたぶんすごく面白い人なんじゃないかなと思いました。
『受けの尻ビッシャビシャにして』からの、旅館での謎の液体エピソードで盛大に吹きました。
インタビュー中の『BLを読み始めた頃、BLを読んで「!?」と思った疑問』がたぶんコレですよね〜。
次作に超期待します。