今まで、
ほのぼの系を読んでいた私が初めて買った
せつないお話がこの本でした。
学生の頃、
初めて恭一と出会ってからずっと
恭一に片思いをしてきた今ヶ瀬。
でもその思いは、ずっと閉まってきた。
だけど、ある事で恭一と再会した今ヶ瀬。
それ以来、ずっと心の奥で閉まってきた
恭一への気持ちがあふれだしてしまって・・・
今ヶ瀬の気持ちを考えるとすごく悲しくなります。
「男同士」と言う厚い壁や、
夏木先輩の事とか、いっぱいあるけど、
今ヶ瀬の恭一を思う気持ちがすごく心に伝わってきます。
それでも、最後はハッピーとはいえないけど
2人の気持ちが1つになって良かったです。
この2人の幸せがいつまでも続きますように。