一途で健気で可愛かった受けちゃん陸を
深く深く傷付けたド腐れクズ男の攻め様の洋二
別れてからは一切の連絡を絶って日々を過ごしていた二人も陸が同じ高校に入学したことで再会を果たし、そこからは数多いるセフレとの関係を維持しながら陸に対して並々ならぬ執着を見せる洋二のクズっぷりがある意味爽快な1~3巻でした
そんな二人の関係性も4巻で大きく変わります
洋二にとって父と関係を持っていた憎い「男」への復讐と、洋二と陸それぞれがお互いへ抱き続けていた恋心に向き合うメロキュンな回でした
メロキュンと表現するとふわふわ甘々なイメージを持たれると思いますが
乱交しまくっている違法風俗の真っ只中で
お互いを想い合うシーンが印象的なので
ふわふわ甘々ではないですが
二人にとってはメロキュンな回だったと確信しています
復讐を果たした時の洋二の笑みはマゾであろうあの気持ち悪い男の性癖にぶっ刺さってしまっているのではないかと心配ではありますが…。
最後まで気持ち悪い男だったので
同情の余地もありません
洋二の執着度合いはそのままで
今後は陸くんとのラブラブ展開に突入していって欲しいです
タイトルどおり勇者にベタ惚れしているちっちゃくなっちゃう王子様の物語です
とにかく可愛いです
暴君のようなワガママ王子様ですが
勇者に助けられてから心底勇者に惚れ込んでいて今すぐにでも結婚したい!という思いで溢れている様がとても可愛いです
勇者の「可愛いものは口に入れろ」という村の一般常識?は謎でしたが
後半で勇者の剣の特殊能力が
斬ったものを小さく可愛いものに変化させる能力であったことから、勇者の村の共通認識なんだろうなぁと思いました
前魔王、イケオジなのに可愛すぎ
どう可愛いのかはぜひ作品を読んで楽しんでほしいです
続きそうな雰囲気で終わっているので
続編を期待しています
Dom/Sabモノの良作BLが増えるなかで
おすすめの一冊です
4巻からは1~3に登場していた大雅さんがメインのお話になっています
律(前作のメインDom)の親友でダイナミクスはSwitchのイケメンです
前作で今は律よりも強い、律よりも胸筋凄いとの描写がありましたが、その理由として元レスラーであることが判明します
そしてパンク系の見た目をした皐月ちゃんは現在ホストでDomとしての力も強いSwitchです
皐月ちゃんは母親の過度な教育のせいで窮屈な学生生活を送っており何に対しても無関心な子供でした
ある日興行に来ていたプロレス団体の試合を見て、覆面レスラーであるタイガーさんと運命的な出会いを果たし心が揺さぶられたことで強火なファンになります
試合にも毎回行き、グッズも購入してサイン会には周回をするほどです
自分がSwitchだったのはタイガーさんのSabになるためだと信じそれを夢見るようになりますが
タイガーさんが怪我で欠場している間にプロレス団体の運営が問題を起こしそのままタイガーさんは引退して消息不明となります
こうして心の支えであるタイガーさんを失った皐月ちゃんは家を飛び出してホストになっていたのですが、ある日偶然目にしたダイナミクス風俗のNo.1大雅の胸筋やボディラインが
愛しのタイガーさんと一致していることに気付いて会いたい思いで風俗の予約をします
覆面で一度も素顔を見たことがないのに
Bodyでタイガーさんだと確信するあたり真の強火ファンであったんだと納得させられます
そして抱かれるために準備も万端で臨む皐月ちゃんが可愛すぎます
5年ぶりに再会した推しとそのファンは
ズブズブな関係になっていくのですが
皐月ちゃんがとにかく可愛いです!!
ホストの時はイケメンDomなのに
愛しの大雅さんの前だとメロキュンな子猫ちゃんに早変わり
そして大雅さんは1~3ではとにかく優しい人でしたが、ダイナミクス風俗No.1らしく雄雄しく
どエロくてSが入ってます
推しとファンという関係から5年経っても
キャストと客という似たような関係で
独占欲や嫉妬に苛まれながらお互いを必要としていく姿にジレジレしつつ萌えます
1~3の律×瑠依も名作でしたが
大雅×皐月もエロだけじゃなくてストーリーとしてとても面白いので本当にオススメです
シリーズ完結まで約4年の大作
本当に面白いので是非手にとって欲しい同人誌作品です
モブレ/複数/強気不憫受け/サイコパス攻め/執着攻めをお探しの皆様
ここに素晴らしい作品があります!!
主人公のノアは黒髪美人で黒豹の二つ名を持つ優秀な西の国の軍隊長です
ある日、西の国の民が東の国の奴隷にされていることに疑問を抱き、国内に不審な動きがあるのではないかと上官に訴えます
しかしそれは腐敗した上官たちが東の国と手も結んで行っていたことで、ノアは上官たちの手によって東の国の奴隷として引き渡されてしまいます
更にノアにとって残酷なことに士官学校時代から唯一信頼していた副官が実は東の国の貴族で奴隷娼館の主である事実を突きつけられます
信頼していた副官に裏切られ
S級の奴隷商品として男たちに凌辱されますが
ノアは決して挫けず様々な手段を用いて脱出を図ります
その中で変態ドSな武器商人侯爵と取引をしたり、東の国の国王と出会い、育ての親である西の国の中将(実は東の国の前王弟)が救出に現れたりなどで東の国を変えていきます
そして何より副官との関係が大きく変わるのがこの最終話であるシリーズ8作品目です
そう落ち着くのか!と思う安心のハッピーエンドです
副官の鬼畜さとサイコパス具合はハッピーエンド後のお話でも健在ですが、そこには明らかな愛情があり、ノアも満更ではないので良いカップルだと思います
義父も弟(結構すぐに分かります)も
ノアのことが大好きなので勿論副官のことは
コ○したいくらいに嫌いです
そこがコメディタッチになっているのも面白いと思いました
ノアのお母様もサバサバしつつも信念を持っていてとても素敵だと思います
こちらは
こんなの運命じゃないから勘違いしないでの
商業番外編同人誌の作品です
こんなの~の単話売りの最終話的なポジションとして電子版でも販売されています
本編もエロエロでしたが
この作品は同人誌でもあり
攻め×攻めのエチあり背徳感がすごい分
エロさが倍増した作品に仕上がっています
リバとは違いますが
攻めが他の攻めに受けとして調教されてメス堕ちしてしまうものが好きな方には刺さりますが
左右固定派や受け以外とエチするのは嫌派にとっては地雷になりそうなのでご注意ください
元々こんなの~の本編ではこうちゃんと銀ちゃんはキスしてるし
エチもしてるんじゃないかという匂わせは何回も出てきているので前日譚として楽しめる仕様にはなっています
銀ちゃんは喧嘩も強くてゆうちゃんよりも背が高いのですが、こうちゃんの方が背が高くて変態で雄みがとても強いので受けにされちゃうよねーと思います
恋愛感情はなく友情と依存として肉体関係を持っていますが、本編でゆうちゃんの次に大切(好み)と言っているのでお互いへの愛情は芽生えていると思います
銀ちゃんのお○りの穴が閉まらなくなるほどのエチをするこうちゃんが最高です
ニヤリと笑うこうちゃんは変態の極みなので
こうちゃんにはこのまま変態と雄みを強めて頂きたいと願ってしまいます
この番外編ではゆうちゃんとの恋愛的な絡みはありませんが
この作品を楽しんだ上でもう一度本編を読むと
より一層三人の関係が面白く思えます
そしてゆうちゃんが最強のスパダリ受けだと実感します
ゆうちゃんの前では2人でエロいことしちゃう
こうちゃんと銀ちゃんもしっかり一途な弱みを握られた雄になるので
これからもゆうちゃんをガンガンにせめてほしいです
最っっっ高なSab×Domのメロメロキュンキュンなラブストーリーでした!
シリアスありギャグあり読み応えの300ページ超えでこの価格はお得すぎます!!
冒頭は2人ともちょっと冷たくて嫌みな感じの性格なのかなぁと思わせといてのこの落差!!
2人とも素直すぎ!!
愛弥ちゃんはどこまでも可愛いです
恋を自覚したことで一途だし好き好き全開でちょっとエロくて泣き虫なところもかわいい
梗一郎さんはガチムチイケメンで堅物なのに
愛弥ちゃんのことをかわいいと口にするし
直ぐに自分の非を認めて謝ってくれる優しい人
強いDomである愛弥ちゃんが好きな人のために我慢に我慢を重ねてヘリでしか移動できない離れに自らの意思で隔離されてるのもいいし
かわいい愛弥が寂しがっていないか心配で
崖をよじ登って会いに行くSabの梗一郎さんが素敵すぎる
両想いになって念願のエッチが出来ると思ったら二十歳になるまでは性交渉をしないと言われセーフワードにまでされちゃう愛弥ちゃんと
愛弥ちゃんに言われて毎日カレンダーにバツを付けて誕生日カウントダウンする梗一郎さんは
正にベストカップル
2人ともが愛おしかったです
こんなに面白くて1巻でこのボリュームと満足感をくれるコミックってなかなかないと思うので是非たくさんの人に読んでほしい一冊です
10年前のこの名作に今やっと辿り着けました
知らなかったことを後悔してます
もっと早くに出会いたかったです
攻めがレイプされるBLを探している方の投稿に対して、コメントとして必ず入っているのがこの「ふらちな刑事さん」です
それを切っ掛けにこの作品を読まれた方も多いと思います
岳田さんは黒髪オールバックのイケメン刑事で
犯罪の主軸となっている組を潰すために
ヤクザのS(スパイのこと)を探していました
そこで目を付けたのが小柄で口に縦断した傷のある伊志井さん
犯罪に関する情報提供の見返りに伊志井さんは岳田さんに身体を差し出すことを要求します
いつの間にかセフレの状態になり
次第にお互い惹かれているのにヤクザと刑事の立場から恋人という関係にはなれません
伊志井さんは好き好きとストレートに出してきますけど
岳田さんは特定の相手を作るつもりなはいと言ってセッセ後は直ぐに帰っていきます
直ぐに帰る受けの岳田さんはノンケなのに
抱かれることに身体が慣れていき
最終的にはいい意味でメス堕ちします
攻めの伊志井さんは半端ものではなくしっかりヤクザの構成員をしてます
ヤクザになる切っ掛けとなった同級生かつヤクザ上役の西田さんに仕事を任せられますが
しのぎが悪く叱咤される中で暴力をふるわれそのままレイプされます
受けの経験が多少ある伊志井さんですが
殴られながら無理やり突っ込むレイプに恐怖と嫌悪感を覚え、その後岳田さんのことが抱けなくなってしまいます
ある日、岳田さんは仲間であるはずの警察に売られてしまい(これは後で判明)
西田さんに捕まってヤクを打たれ
幻覚を見ている中で集団レイプされます
ヤクの効果で相手が全員伊志井さんに見えてしまっている岳田さんは、禁欲のせいもありノリノリで性行為に応じます
そこに伊志井さんが現れて岳田さんを救出して
ようやく両想いであることを確かめ合ってお清めセッセをするのですがその直後2人は別れます
どれだけ時が流れたかは具体的に書かれていませんが、2人とも再会するときには立場が変わっていて、岳田さんははめられて降格して交番勤務、伊志井さんはヤクザを抜けてかたぎになっています
岳田さんは伊志井さんと別れて再会するまでの間、エッチ大好きな完全なネコちゃんになっていてセフレも作ってましたが
そんな様子が分かる番外編が作者様のpixivにて掲載されていますのでセット読みをお勧めします
再会セッセで岳田さんの体の変化(エロく進化し抱かれ慣れている)に気付く伊志井さんが不憫です
コミックの後半の番外編ではサイコパス西田さんの恋の話がありますが、ここは好みが分かれそうです
西田さん程の変人はこの人ぐらい器の大きな人(まさかのお爺ちゃんネコ)じゃないとダメだったんだろうなぁと思いました
こちらもpixivに補完漫画が掲載されています
本当に恋してたんだなぁ西田さん
とても素晴らしい作品ありがとうございました!
追い続けてきた異世界召還BLの物語も4巻目に突入しました
ブラックドラゴンでキュートなリノ(攻め)と
異世界に聖女召還された元サラリーマンでガチムチなナオト(受け)の結婚式が今回のお話のメインでした
今回は
竜人属には産まれた瞬間からツガイがいるのに
自分にはいないと諦めていた当時のリノの心境を改めて感じることができます
ナオトは1巻からずっと
見た目的にも自分が攻めだと思っていて
リノを抱く側になりたいと思いつつも
結局はリノに抱かれ続けていて
その葛藤も結婚を機に終結します
こだわるのをやめてリノが幸せならいいと
やっと受けであることを受け入れます
そんなショタおに要素があるのもイイです
リノには永遠にキュートなスパダリショタ攻めでいて欲しいです
サブキャラとして当初からいた
執事と料理長がツガイであることも今回判明しました
雰囲気的に執事×料理長かなと思います
そして何よりリノとナオトの元にやってきた
2人の愛の結晶卵ちゃん
いつ孵化するかは分かりませんが
子育てBL要素も追加されて
ますます続きが楽しみです
王子様αと不憫なΩが出会い恋をするという王道ストーリーのようでそうじゃない、2人の駆け引きとすれ違いが絶妙に面白い作品でした
2人の出会いのエピソードから
一目惚れのシンデレラストーリーなのかと思っていましたが
実際はそうではなくて
運命の番を見つけることで王位継承に近づくことが出来るから番になりたい第二王子さまと
前世がバレエダンサーでトラウマ持ちの酒場の息子が、父親の借金のかたに奴隷堕ちし、後宮に仕える奴隷として買われた強気なΩのある意味恋愛バトルのお話でした
まさにタイトル通り
惚れさせたい王子VS恋したくないオメガです
主人公のオメガは奴隷から第二王子の愛妾に格上げされて部屋持ちになりますが
元奴隷に対する周囲の風当たりは強く
獣人の奴隷の双子や元奴隷仲間を侍従としています
第一王子やその母である王妃のクズさ加減も吹っ切れてていいですが
犠牲となったオメガや獣人も多かったので
王様はもっと早くに2人の本性に気付いて欲しかったです
物語の進行上無理なことではありますが
最終的に辛い思いをしていたみんなが救済されてよかったです
第二王子と主人公オメガも
運命に惑わされずにお互いを深く知って
本物の愛を手に入れてくれたので良かったです
最後までスレ違いにジレジレしたい方には
おすすめだと思います
オメガバースの傑作だと思います
登場人物が美しい
物語が美しい
夫夫愛・親子愛・忠誠という名の愛
すべての愛が美しい
前作の続きとして
またハーリドとイリヤの物語が読めて大満足です
イリヤの心に深く傷として残っていた家族の問題も無事に修復解決されて本当によかったです
お父様がイリヤを心底愛してくれていてよかった
ハーリドとイリヤは言うまでもなく魅力的ですが、今回もスゥヤの献身が光っていました
イリヤにいつも寄り添うスゥヤがかっこいいです
そしてここぞという時に助けに来るタルジュも勇ましい
そんなタルジュも立派な乙女で
まさかの求愛に戸惑ってましたが
結果お婿さんも出来て幸せそうに寄り添う姿が印象的でした
大人になったハーリドは8年間の空白を埋めるようにイリヤを求めていて可愛いし
母性全開のイリヤは堂々としていて神々しさが更にパワーアップしていたので惚れ惚れするほどでした
まだまだ続いてほしいです