コンビ解散後、やけ酒中だったタイチくんとユキくんが出会い、汚してしまった服の代わりに一緒に漫才をすることになるという始まりから、とてもテンポが良く引き込まれました。
最初は戸惑っていたタイチくんが、ユキくんと一緒に舞台に立つうちに少しずつ距離を縮め、楽しそうに漫才をしていく姿がとても印象的でした。
ユキくんに合わせて低い位置でマイクを持ってあげるさりげない優しさや、隣でころころと表情を変えるユキくんの無邪気さが本当に可愛くて、優しさ溢れるタイチくんとあざと可愛いユキくんの凸凹コンビが最高だと感じました。
コンビ名に込められた意味も素敵で、思わずにやけてしまいました。
最後は無事に両想いになれて良かったです。
事故をきっかけに時間が止まってしまったヒロくんと、先に大人びてしまった元後輩・廻くん。同級生として再会した二人の関係性が、とにかく切なくて愛おしい物語でした。優等生だった廻くんの変貌には戸惑いながらも、軽薄さの奥に滲む影や孤独が見え隠れし、ただの遊び人ではないことが伝わってきます。無自覚に距離を詰めてくるヒロくんの言動は危うくて可愛く、思わずこちらまで息を呑む場面が何度も。大切に思うからこそ踏み出せず、抱けない廻くんの葛藤と、拒まれたと勘違いして傷つくヒロくんの姿には胸を締め付けられました。すれ違いの先で想いが重なり、ようやく結ばれる瞬間の幸福感は格別でした!
チャラ男のイツキとビジュ最強のチカ。
えちえちな関係なのに恋人ではない、あの“距離感バグ”な二人の描写が本当に最高でした!イツキのチカへの真っすぐすぎる想いと、振られるのが怖くて今の関係に甘んじてしまう不器用さが可愛すぎて、読んでいて胸がぎゅっとなりました。高校時代から変わらない、ぐいぐい行く直情的なおバカさも魅力的で、天然最強すぎる一面には思わず何度も笑ってしまいました。また、告白してからの二人のもだもだしつつも甘々なやり取りが本当に愛おしく、何度も読み返したくなるほど胸がときめきました。普段は鬼クールなチカがイツキの前ではふっと表情を崩したり、デレたり泣いたりする姿もたまらなく尊くて、二人の軽やかだけど芯のある深い愛情がしっかりと伝わってきました。