久しぶりに一巻から全部読み返してみた。
一巻を読んだ時は攻めもクソだけどそれ以上に受けもクソだな〜と思ってた。その印象は今も変わらないけど、何か足りない二人だからこそ、二人でいることによって得られたものがあったんだなあ。
梓と刈野は家庭環境が正反対なんだよね。梓は母親のせいで嫌なこと言われたりするけど母親のこと心の中では大好きで大事に思ってる。愛情を受けて育ってきてる。刈野は父親のことで褒められたり、優遇されたりしているけど心の中では興味がない。母親から表面上の愛情は受けているけど、本当に愛されてるわけじゃないことには気づいてそう。
刈野はさ〜、梓に対してマザコンとか言ってからかいながらも、その愛を尊く思ってると思うんだよね。だからこそ梓ママが学校に来た時、梓がいじめられてることを隠してあげたんだと思う。梓ママが梓のこと大事にしてる気持ちは理解してるんだろうなあ。