素敵なおもらし作品があると知り、続編の上下巻を楽しむために購入しました。失礼ながら続編の方が期待値が大きかったのでこの作品はさらっと読んでしまおうと思っていました。まさかこんなに私の癖をぶっ刺してくるとは。
作品序盤で零司が語って(?)いますが、おもらしの良いところってしてしまった本人の恥じらいだと私は思います。強気な綾さんが零司によって赤面しながらおもらしさせられてしまうのがエロエロで本当に良かった。個人的に一番好きなのは尿道カテーテルでの強制おもらしです。買ってよかった……!となった場面なので同じような癖をお持ちの方、興味のある方にぜひ読んでいただきたいです!
本当はSubの千代太様が従者の廉とDomのコマンドを練習する場面で、廉のコマンドに従ってしまうのが本当に可愛いです。そのままサブスペースに入っちゃうのが最高。廉はDomの「支配したい」という欲よりも「守りたい」という想いが強いため、Subのふりをしてまで千代太様に仕えていました。本当に尊いです。
千代太様が自分はSubだと気づいたときにこの主従関係が崩れることはなく、むしろ対等なパートナーに、昼夜で主従が逆転する関係になります。素敵。また、私はDom/Subユニバースのカラーについてそこまで尊さを感じたことはなかったのですが、リボンカラーの良さをこの作品で勉強させていただきました。ありがとうございます!
他の方の評価にあるように多少分かりづらい場面があったり、セーフワードは一緒に決めるもので成立するものではないのでは?という疑問もあります。しかしDom/Subユニバースをまるで哲学するような良さがあると私は思いました。