作家買い。
タイトルや表紙を見るとあまり事件には突っ込まないのかな…と思いつつ、あらすじを読んでみるとそうでもない感じ。
推理サスペンス系が好きなのと、火崎さんの作品が好きなので買いました。
一色教授が言葉のまま慇懃無礼で掴めない人だなと笑いました。
一色は清白に一目惚れ。事件を追いながら、事件の関係者である一色と関わることで清白のベクトルも傾いていく…事件も二人の関係も気になって一気に読んでしまいました。
受視点で書かれているので清白と一緒に一色の一挙一動に振り回されてました(笑)
一色がこんなに活躍できるのはこの人が本当に賢いのもあるけど、自分のいる大学で、関わりのある人間がいて、推理の材料も多かったからかな。
事件も解決してようやく思いが結ばれたHシーンは少なめ。
隙のなかった一色に余裕がなくてどこか抜けてて、かわいく見えてきます。
ワインを潤滑油代わりにしても滑らないですよ教授!
挿絵も、駒城さんの絵は火崎さん前作の「許される恋」から知りましたが、丁寧できれい♪
今作は口絵もついていてカラーが見れて嬉しかったです。
あとがきに書かれてましたが、一色がピュアで、受の清白の方が男前。
余談ですが、火崎さんのサイトのブログを拝見したら売上げがよかったら二巻もでるかも、と書かれていたので続きが出るなら読みたい私は推したい作品。
二人が慌てる事態が起こるといいなあ…
そんなわけで初レビュー失礼しました…!