自分はBLにありがちな話よりリアリティ重視の作品を好むタイプなので、今回は中立に入れさせて頂きました。
表紙はとても素敵で、タイトルや雰囲気と相まって繊細なイメージを受けたのですが、
意外と本文の線が太めかつ粗めだったので少し拍子抜けしてしまいました。
序盤は面白く読めたのですが、途中からラストの卒業してすぐヤるというラストまで「ああ〜王道のBLにありがちだなぁ」という展開でした。王道が好きという方にはもってこいな作品だと思います。
あと最初に「今どきの好青年」とあったので、攻めくんはもう少し明るくよくしゃべる人間なのかな?と思いページをめくったら「どちらかというと無口でクールな青年」だったことにも違和感を感じてしまいました。
心情描写がポエミーな感じで雨の描写とマッチしていたので、雰囲気が出てとても素敵だったと思います。