キレイなミニシアター系の邦画を見たような読後感でした
ストーリー構成やセリフなどそこら辺のよくあるBLとは一線を画していましたし最初から攻めが受けを恋愛対象として見ていないのも攻めほだ好きとしては良かったです(ほだされ攻めタグが付いていてもストーリー開始後すぐに受けに惹かれるもの多いので)
ただ、自分にはドラマチックさが足りなかったかもしれません。良くも悪くも一定のリズムで淡々としている印象でした
えっちシーンもこの手の雰囲気の作品にしてはページ数割いてきちんと描かれていたのですが
あともう少し、攻めが受けにグッときている、たまらないリビドーを感じているような描写があったら大好きな作品になっていただろうな、と思います。美形な攻めの男らしい顔を見たかった…
でも作品の雰囲気を乱さないキレイな肌色シーンは正解だったのかもしれません、自分には物足りなかっただけで
エロ度…★★★
セリフといいストーリーの流れといい、申し訳ないけどTLBLで多々見てきた感がある量産型でした
ただ、魅力がないというわけではなく絵も違和感なく読み進められるし受けもコマによってはこれ女の子にしか見えなくない?ということもなく可愛いのにギリギリ男の子だなと認識できるのも上手だな、と思いました。
正直、TLBLを多々読んできた自分からするとあーこれどっかで見たわ感は現実に戻されて読むのをやめることもあるのですがエロでほだされていく受けが可愛く萌えられたので読めました…!!
えろしーんの艶かわ感を描くのが上手だったので今後に期待です。
ただ、申し訳ないですがBLとしてのストーリーには自分はハマらなかったです。
エロ度…★★★
ドくずでもおもしろく読める派なのですがクズタイトルの割にはサラッとしてます
絵もものすごく描き込みが丁寧とかそういう感じではないですが違和感なく読めるキレイさでした
クズモノなら振り切っていてもいいのかなとも思いますが感想が特に出てこないくらい不可もないけどすごくいいシーンがあったかな…言う感じでした。悪くないのにこれといってグッとくるものが無かったかもしれません。
あとえろしーんも絵は綺麗めでしっかりえろいことしてるなって描かれてるのですがなんか艶感?女性がみてもドキムラみたいなのが足りないのも惜しかったかな…
強いていうなら最後の受けの外見変化はかわいかったです。