書籍紹介の雑誌でおすすめされていたので読みました。
はじめは初心者向けのおすすめ本かぁ、と思っていたので読み始めたら3P、獣姦とがっつりなので雑誌編集部のチョイスにとんでもねぇ!と吹いてしまいました(笑)おそらく、私と同じ雑誌を見て読んだ初心者の人にはハードルが高めかと。
しかし、私はたいそう萌えました!
表紙で見たときは右の白い犬と制服着た子のカプで、黒い犬は当て馬(ただし、ちびっこと将来的にカプ)だなと私は勝手に判断しました。読み進めるうちに、ん?と思うところがしばしば。黒い犬がお相手で、白い犬が当て馬か!と私はまたもや勝手に思いました。3Pしているのに結局は受け攻め一対一になってしまうのが、あまり好みでない私は、若干の嫌な予感がしながら読んでいました。ところがどっこい、そうはなりませんでした。二匹の攻めの受けへのメロメロっぷりと言ったら!
この作品は3P、獣姦など単語にするとなかなかハードですが、全体的に受けへの愛にあふれた、ほのぼのな小説で普段小説を読むのを挫折しがちな私でも非常に楽しくサクサク読めました。
若干、虐げられる受けと虐げた後に受けにメロメロな犬神兄弟さんというのが、たいそうおいしかったです。ごちそうさまでした!