衣田ぬぬ先生が大好きなので購入してみました!
可愛らしい高校生のピュアラブストーリーって感じです。
総ページ数が305(あとがき除く)とやや薄めの小説でサラッと読めました!ですが..!!短いからこその残念な点が一つありまして..!初めて体を重ねる場面がたったの数行で「実はもうヤってましたー」って感じで説明されたのがかなり残念でした。そこは恋愛未経験の受けが一歩先へ進む重要な場面であり、恋愛小説としても関係が深まるきっかけとなる大事なステップなのではないかなと思っているのでそこがすごく残念でした。
全体的に面白かったのですが、その分惜しいなと思う部分もありました!
優しく儚げな雰囲気の絵と心温まるストーリーがよく調和しているところが私的にどストライクでした!!
作品全体に「光と闇」の対比が散りばめられていて、そこもまた素敵、!
第3者視点というか2人の姿が引きで描かれているコマでは、目の見えない佳澄さん(受け)が明るい場所に立っていて目の見える千夏(攻め)が闇の中に立ってることが多いんですけど、佳澄さん視点のコマだと千夏が光側にいて、千夏視点のコマだと佳澄さんが光側に立ってるところからお互いがお互いの前向きな未来を想像させてくれる光なんだなというふうにも感じられて見るたびに心打たれています!
少し切ない物語なので感情移入し過ぎてしまう方や少しでも悲しい場面がある作品が苦手な方はご注意ください、