先生がこの作品をpixivで連載し始めた頃に出会って、商業になったと発表された時「よし来た!単行本になる!!」とこの日を待ちわびていました。絶対面白いという確信があったんです…(՞✧︎ω✧︎՞)
なので、単行本発売時までに7話まで見て、8話以降は発売までとっておきました(笑)
結果、期待を大幅に上回る満足感でした!!
互いの心が徐々に動いていく様がリアルに描かれていて、読者側にもじわじわ伝わってくるというか。飯田と吉田の関係性は惹かれ合うというより、動かされ合うの方が近い。いつの間にか必要としていて独占欲まで芽生えちゃってる。だってお互い自分が一番そいつの本質を見てるから。
飯田がどうしても臆病で、吉田が踏み込んでくれる人でよかった。似たもの同士で変に気が合うけど、凸と凸、凹と凹じゃ進展しなかった関係が「隣にいてほしい」思いから正直になれて、向き合ってみることにした2人。うるっときた。
登場人物全てがキーパーソンで、兄ちゃんと仕事した!(笑)あれだけ比べられてウザがってた兄だからどんなのやねん!て思ってたけど、ちゃんと兄は弟のこと見てた。青も碧も2人のことよく見てる良い友人。
純愛でもないし、性愛もないけど、これは確実に愛である。なんか哲学みたいな。私はこういう作品が大好きです。
もりもより先生、待望の新作がようやく発売ですね☺️カレンダーにリマインダー設定していたくらい待ち遠しかったです。雰囲気だけでもお伝えできたらなと、レビューを書かせていただきます。
私は極度のハピエン厨で、メリバは(恐らく生涯)ズルズルと引き摺るめんどくさいタイプです。最も苦手としているのは「どうしても忘れられない人がいる」設定です( ; ; )ラブストーリーを見る上で面倒くさい、自分でも煩わしいくらいです。それと同時に、苦手な癖にそういう設定を怖いもの見たさで手に取ってしまうという性格でもあります( ̄▽ ̄;)
そして、本作も主人公リタにそのような人がいます。しかも、その方の顔が良い良い(笑)私のような人間は胸がキュッとなってしまいました(T^T)
ですが、この作品はそれを超える2人の展開にとても期待できそうで、流石もりもより先生だなという印象です。どんな内容でも先生の作品なので問答無用で読むつもりでしたが、今回も先生の描く温かい絵とストーリーに心洗われそうな予感です。
2人の行く末を静かに見守らせてもらおうと思います。