素晴らしい作品でした。泣けました。。。
今までたくさん理不尽な目にあってきた徳永は、繊細で、でも高梨のことが
好きであるがゆえに、身を引こうとするところが切ない。
そんな徳永が高梨に、「俺、お前のこと守れないんだよ」と。
その一言で徳永の覚悟がわかって、またまた泣けた。最後も号泣したけど。。
一方の高梨は、仕事に対する姿勢もそうですが、徳永に対する深い愛情もブレること
なく、とにかく男前。
どんな状況でも、揺れず、一生懸命で、大きく徳永を包み込むような高梨は最高だし、静かな徳永も、自分の気持ちをあまり伝えないけど、いつも覚悟があって男前。
随分前の作品ですが、色褪せず、いつまでも読み続けたい作品です。
ガイドバースをこちらの作品で初めて知りました。
◎五感全てが発達したセンサーの暁臣。尊の護衛。
◎由緒正しい名家百目木家の末子でミュートの尊。
現段階で、攻め受けがまだ不明ですので、すっかり妄想の範囲ですが、
「スパダリクーデレ系溺愛攻め x しっかり者健気受け」という、個人的に最も好きなパターンであり、暁臣の雰囲気にもヤラレ、夢中で一気読みしました!
お互いを思い合うがゆえにとる行動で、どんどん身動きができなくなって
いっているような、切ない場面が続きます。
大叔父様の責めにも、きちんと冷静さを見失わず、公平な判断が出来る素直な尊。
尊は能力が高い暁臣が、無能な自分の護衛をすることで軽んじられたりするのが耐えられず、もっと実力を発揮できる場所に送り出したいと考え、身を引き解放しようとする。
一方の暁臣は命に変えても尊を守ることを使命にしている。
ほぼ溺愛と同レベルに尊を見守る。護衛という立場をはるかに超えた尊との距離感に
びっくりしますが、2人の信頼感がうかがえます。
暁臣にほぼ抱っこされて担がれて行く尊が、なんともかわいい。
ミュートだった尊が覚醒したのか、今後の展開が気になります。
どうかどうかハピエンになりますように。。。
続きを待っています!!
秀作の評判通り、心揺さぶられる素敵な作品でした。本当に読んで良かった‼️
とっかかりは、表紙絵の幸せが滲み出るような雰囲気に惹かれて、読んでみることにしました。結果、どハマりして、シリーズ一気に読破しました。
仕事や恋愛のことで悩みながら、互いを鼓舞しながら成長していく姿をみることができて、清々しく、読後感も最高でした。
2人とも仕事がとても忙しいけど、恋愛優先ではなく、仕事のことに軸を置いてるところから、信頼関係の深さがわかって、安心して読むことが出来ました。
平良に危険の迫る出来事や、写真の方向性で悩み迷うことがありましたが、
追い詰められた時に、清居に対する気持ちを再認識して、清居のことだけを考え、極限の状態から脱出することができたときは、涙が出ました。
清居の、自分に逃げ場を作らない、より高い方を目指し続ける生き方は、人として素晴らしく、カッコよいですが、個人的に平良の昔から変わらないキモウザな様子と、清居に対するブレない真っすぐさに惹きつけられ、応援したくなります。
平良と清居のあまりにも噛み合わないやり取りが、漫才みたいに愉快なテンポで進んでいくのが、どんどんクセになりました。
素敵な作品で、大満足でした。
番外編をまだ読んでいなかったので、これから読みます!
遅ればせながら、美しい彼シリーズをやっと読みました。小説は集中力が続かないと思い、敬遠していましたが、今回早く読まなかったことを後悔しました。
ひきこまれ、読む手が止まりませんでした。
平良も清居も、お互い愛してるのに、相手にそれを求めない強さが素晴らしい。
この巻では、純粋で、頑なで、迷いがない平良の清居に対する思いに感動して泣きました。
桐谷と同じ舞台にでて、観客から清居に罵声がかけられたときの、平良の叫びに心を鷲掴みにされました!!
BLの枠を超えて、人としてどうやって困難を乗り越えていくのか、とても勉強になりました。
愛情はブレることなく、切磋琢磨して、高みを目指す2人に感動しかない!
素晴らしい作品に出会えて、嬉しいです。
以前から読みたい作品リストに入れていました。
高評価の通り、素晴らしい作品でした。
ここまで感情を揺さぶられた作品は、ほんとうに久しぶりでした。
自分といるだけでノンケの高梨の未来を壊してしまうと、高梨くんから離れるチカさんが切なく、その辛さがじわじわと伝わってきました。
会いたいと泣く場面がもう辛すぎて…。
自分の家族に対する負い目のような気持ちや、ノンケの高梨に対する気持ち、
追い詰められていくチカさんの気持ちが痛いほどわかる。
ここからの高梨くんが、男前すぎた。
何もしてあげられないと言うチカさんに対して、一緒にいてくれればいいと。
いくつもの波を乗り越えて、幸せな2人の普段の様子が可愛くて、最高。
挿絵に結婚式の参列者が描かれていましたが、結婚式あげたのかな。
読後感も良く、素敵な作品でした。