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女性yumyumyumさん

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加賀谷の大きな愛に感動

作者様買いです。
評価が高い名作、やっと読むことができました。

個人的に好きだった場面は、
蓮が加賀谷のところでハウスキーピングのバイトをしている時、
普段は仕事に集中して、話しかけても全く気がつかない加賀谷が
部屋から出てきて、蓮にキスだけして戻る場面。
キスだけして、戻っていく加賀谷の行動に驚き、翻弄される蓮がかわいい。

親からの絶対的な、盲目的な愛を注がれることがなかった蓮にとって、
盲目的に自分に尽くす加賀谷の気持ちが理解できない。
たくさんの愛を注がれているにもかかわらず、
加賀谷を失うかもしれないとずっと疑う蓮が切ない。
失った時に傷つかないようにしている。
積み木のようにある日突然崩れるのではないかと、ビクビクする。

そんな蓮に対して、愛されている自信が持てない蓮を理解し、
包み込む加賀谷の愛がすごい。
加賀谷は蓮に安心して、揺るがないことをわかって欲しい。

そして最後の章で、加賀谷視点で語られる蓮への深い想いが、本当に良かった。
じわじわと心が温かくなりました。

踊る喜びと、愛に溢れてる表紙のイメージ通りの素敵な作品

まず表紙の美しさに魅了されました!!

花びらが舞う中で踊る2人。
淳に全幅の信頼を寄せて、身体を預けている晃介。2人の幸せそうな表情と、ピンクの美しい色彩。幸せが溢れてる…
もう、もう、表紙のイメージそのまま、とっても美しい素敵な作品に出会えて嬉しいです。

晃介の亡き母は、淳の初恋の人。
ノンケ同士。
淳が母の面影を自分に重ねていると思う晃介。
亡くなった母の思い出の曲を踊る2人。また踊りたいと晃介の気持ちが動きだす。
次第に淳に惹かれていく晃介は、淳に素直な気持ちをぶつける。

淳は同性同士の恋愛に向けられる周囲の目、将来のこと、可能性を無くしてしまう恐怖、それでも一緒にいたいという気持ちを天秤にかける。
晃介が傷つかないように。

素直に気持ちを伝え、正面から向かってくる晃介に対して、
淳は年上の余裕、落ち着きがあり、感情の起伏が少なく見えたけど、熱量は内に閉まっていたんだなと思った。
そりゃそうか、晃介は学生で、淳は8歳上の社会人だし。

責任という言葉が重い。

晃介が動き始めなかったら始まらなかった。
でも付き合った後の2人のラブラブが最高。

晃介が男性が好きだと伝えた時のお父さんがカッコいい。すごく好きな場面。
こんなお父さんに育てられた晃介だから、あんなに素直なんだな。

じわじわと幸せに包まれるような、美しい作品でした。

とにかく二人が最高にかわいくて、尊い

眞白と時鷹がかわいくて、最高に尊いDK2人に萌えまくりました。

いつも俯きがちで、一人ぼっちで、コミュニケーションに難ありだった時鷹の変貌ぶりがすごかった。
ストーカーばりに、ぬっと登場する時鷹には吹いた。
でも時鷹は眞白にとってはスパダリだった。
最高の彼氏だった!!

眞白は母とのトラウマがあって、それでも母が好きで、頑張ってる母を認めていて、眞白自身も生活費はバイトして稼いでいる。
そんな眞白の蓋していたトラウマを、時鷹が開けてくれた。時鷹は眞白の最大の理解者で、眞白が安心して甘えることができる人。
包容力がたまらなくかっこいい!

眞白が時鷹に付き合ってとせまるところの二人のやり取りがかわいくて、思わず笑ってしまった。
眞白の目が白抜きのまん丸な目で、時鷹に対する食いつきを抑えられない様子がもうかわいくて、DKのもだきゅん最高。

クスッて笑うところあり、涙あり、素敵ない作品でした。

一顕と整の幸せそうな姿に、心が満たされました

大満足な一冊でした。ほんとに読んで良かった〜。
本の終わりに近づくにつれて、もっと2人を見ていたいと寂しくなりました。

一顕と整、この2人のCPがとても好き。
太陽と月、わかりやすく明るい一顕と、掴みどころのない整。
整が一顕にたまにみせる涙にぐっときてしまう。お互いがお互いをどんどん好きになっているのが伝わってくる。この何気ない日々の甘さがとても嬉しい。

同性同士、会社も同じ、同期で、共通の知り合いもいるけど、なかなかオープンにできない関係に、整が気後れのようなものを感じている場面にすごくリアリティがあって、印象的だった。
「一顕の世界が自分と2人だけの世界になってしまわないように、」
すごい優しさと愛を感じた。


和章と柊のCPも登場する。和章が幸せそうで良かった。
「柊とどこまでも閉じていきたいって欲望はある。でもそうしないようにしている」
整が感じていた気持ちと似ている。
「閉じていきたい」
言葉の選び方が秀逸だなぁと感動。

ふったらどしゃぶりがあって、あの辛さ、切なさがあったからこその続編だとつくづく思いました。
それぞれのカップルの互いを愛しみ、寄り添う姿を知ることができて、とても心が満たされました。
素敵な作品をありがとうございました。

恋人同士の2人の幸せを垣間見ることができて、最高でした

良い、自分にとっては最高で、文句なく神作品でした。
ふったらどしゃぶりの本編があっての、メロウレインであることを痛感しながら読みました。
本編での辛さ、切なさがあったからこそ、恋人となった2人の幸せが嬉しいし、整のかわいさを知ることができたし、この何気ない日々を恋人として過ごす2人がとにかく幸せそうで、楽しく拝読しました。

秋雨前線が特に好きでした。
お互いに嫉妬して、やきもち焼く様子に、ささやかな幸せが溢れていて、かわいい。
「体育会系粘着質の典型」この表現には思わず笑ってしまいました。

整が涙する場面。いないときも、「いる」んだな。1番好きな場面でした。
和章とのことを無かったことにするのではなく、存在したことを抱えたまま、上書きしていく。

鳩のマフラーのくだり、整がかわいかった。
2人のラブラブがとにかく楽しいです。下巻も引き続き読みます。

恋愛のリアルに、気持ちがグラグラ揺さぶられました

心理描写がとてもリアルで、胸に迫るものがありました。
一読では気持ちが追いつかず、再読して、やっと追いついた感じです。

整と一顕のやり取りにページ数が多く割かれていて、じっくり丁寧に描かれていました。
ノンケの一顕が、男性に惹かれていくのはどんな状況がきっかけなのか、読む前は気になっていましたが、そんなことを考える暇もなく、読み終わりました。

顔が見えないメールのやり取り、電話よりも考えながら本音を伝えることができるし、同性同士で同じ悩みを抱えて、だんだん互いのプライベートに踏み込んで、惹かれていく様子がとても自然でした。

好きなのに、求めても通じ合えない閉塞感。
好きだけではどうにもならない恋愛のリアルに、グラグラきました。

美術館で同じ像を見て、互いにメールするところなんて、もうお互いすごく好きになってる。感動したとき、すぐにその気持ちを伝えたい、一緒に共感して欲しい。
2人の気持ちがわかりすぎて、ドキドキしました。

一顕と整の関係と同じくらい、和章と整の関係が切なく、真面目で不器用な和章とのすれ違いに涙が出ました。真綿で首を絞められるような苦しさ。
和章は救われて幸せになって欲しい。

別れるということは一緒に過ごした時間や記憶を背負っていくこと。
きちんと別れた関係が土台にあって、新たな関係が始まり、日々を積み重ねていく。

先生の言葉の選び方は素敵で、惹きつけられました。
素敵な作品でした。

運命に翻弄され、導かれた二人の平穏な幸せが最高

ファンタジーはほとんど初めてでしたが、壮大なストーリーと、繊細な心理描写に惹かれ、一気に読みました。素晴らしい作品でした。表紙もうっとりするほど素敵でした。

風景描写も細やかで、満天の星のような光苔の美しい発光のシーンなど、目に浮かぶようで素晴らしかったです。

幼少期のカイエンはほんとに不憫で可哀想でした。
感情を押し殺すように育てられてきたカイエン。王が亡くなった時にカイエンの言葉がレイランドの怒りを買い、頬を叩かれるカイエンが切ない。自分の本心すらレイランドに伝えられず、そのあとの一言でカイエンの心も肉体も死んでしまう。

愛情を与えられてこなかったが故に、好きという感情を認識できず、とことんすれ違ってしまう2人がとにかく切ない。

一方自分の過ちを後悔し続けて、転生を繰り返すレイランド。
300年後、転生したレイランドはカイエンの弟をカイエンと思い込み、またすれ違ってしまう。

死を前にしても、自分を犠牲にして、弟やレイランド達を守るカイエン。
そこからレイランドが戻ってきて助けに来る怒涛のラストに心を鷲掴みにされました。
死ぬかもしれない状況下でやっと味わう幸せに、こちらも感激。


思慮深く、優しいカイエンと、自分の過ちを反省し、300年も想いを募らせたレイランド。
二人の幸せで平穏な日々を最後に見ることができて、最高でした。

乙女な拓海がドチャクソかわいいです

素敵な表紙と、高い評価に惹かれて読みました。
リーマン同士ってのも好き。

とにかくかわいいの一言。終始読んでるこちらが、ドキドキしてくるような展開が楽しくて、1人でニヤニヤしてしながら読みました!
性別関係なく、こんな恋愛にドキドキして、相手の言動に一喜一憂して、振り回される恋愛ってあったよなぁなんて思いながら、楽しく拝読しました!

拓海は、会社の冷めた印象とは真逆でギャップ萌え。
とにかく乙女で、めちゃくちゃかわいい。細谷との富士登山の
ために、ジョギングを始めたり、付き合いはじめても
細谷がノンケであることを忘れないように、いつも肝に命じてるのが健気で泣けてきます。

一方の細谷は、ノンケ、長身、眼鏡、料理上手なまさにスパダリ。
性格も男前で素晴らしい。
ノンケスパダリが、拓海のことを好きになるかについては、私も半信半疑で
したが、こんなに自分のことを好きで思ってくれて、細谷に捨てられないかいつも
ビクビクしてる健気な拓海を見てたら、絆されるかもと思いました。

2人のラブラブなその後も見ることができて、大満足です。

最高‼️ 幸せのお裾分けをありがとう

ずっと続編を待っておりました。
終始甘々の糖度全開❤︎、安定した関係の2人を見ることができて、喜びしかないです。
先生続編をありがとうございます!

慶司と雀さん、2人の人柄が大好き。
今回は慶司が姉達に可愛がられている様子や、雀さんの弟のことなど
育ってきた環境も分かり、安心感を覚えました。
会社では雀さん、プライベートでは慶司、とそれぞれがリードしていく、2人の絶妙なバランスがいい。
ただ、本編の雀さんは、プライベートでも頼もしくなって、感動。
雀さん、慶司と2人の時はあんなにかわいいのに、仕事になると相変わらず本当にかっこいい。まさにギャップ萌えです。

終始安定のラブラブで、安心して読むことができました。
愛が深まっていく様子に、読んでるこちらもテンション爆上がりでした。

2人の結婚を想像してしまうようなラスト。
まだまだ大好きな2人を見ていたいです。

腹を括った攻めの頑張りが素晴らしい

作者様買いです。

攻めの高瀬は、恵まれた環境、容姿、秀でた能力により、
日の当たるところを歩いてきた。
そんな自分が、受けの友一が好きだと自覚してからも
一転マイノリティとしての周囲からの目、偏見が怖くて、なかなか踏み出せない。

友一を送っていくと言って、女の子ではないと拒否されたり、
リハビリしていると言われたり、
腹を括れないことを友一のも見透かされる。

一方の友一はゲイであることを受け入れて、いろいろな偏見を乗り越えて
きた強さがある。覚悟があるし、精神的にも高瀬より強く見えた。

怖いという高瀬の気持ちも非常によくわかる。
そこから、友一への気持ちが深まり、頑張った!
告白して突っぱねられてもめげずに、腹を括ってから頑張る姿が良かったです。