由良伝説は上下で一区切りつきます。
が、…この下は…
前半、攻め海王一の従者である、水貴の話中心です。
水貴は長年隠してきた海王への恋心が上でばれてしまいます。
今までは浮気者の海王のそばで、
様々な愛人との情事を隣で見てきた水貴でしたが
由良(主人公、受け)の存在に心乱れます。
ただ一人の恋人が海王にできてしまった…そんな水貴に
地の神、地王が「昔から好きだった、私なら幸せにしてやる。」
と自分の想いをカミングアウト、水貴はふらふらゆれてしまいます…
水貴がただただ切ない。
中間は海王の浮気話と由良はけなげだな~という話
ちょっと由良に似ている女の子がいたから抱いてみたらやっぱり由良とは
違うな~やっぱり由良がいいなと海王が再認する話…
最後は由良が人でありながら人の世界を神をもしのぐ力で救う話。
本当に由良が可愛い。水貴が可愛い。地王が…かっこいいそれに尽きます。
お伽話な雰囲気が楽しめます。
ファンタジー色が強い作品です。
主人公の由良が可愛いです。14歳ですが。
村のために龍神の生け贄に由良はなります。(男の子なのに)
由良が女の子みたいに可愛いからともう女の子がいないからという理由なのですが…この村大変です。
生け贄の泉のようなところにつるされていた由良の前に
突然カッコイイ青年が現れます。
彼は海の神、海王でした。
けなげな由良の姿に一目ぼれ、龍神をしかって由良を自分ちに(海の中…)連れ帰り、無垢な、無垢な由良にいろいろ(いろいろ)教えます。
(個人的にこの海王嫌いです。浮気はしないでください)
この海王に振り回され、由良は可愛さはそのままに
色っぽく、大人らしく、そして強く成長していきます。
この話のサブキャラの蘭様(海王にふられてぐれます)と地王さま(かっこいい)、水貴(海王が好きなのを胸の奥にしまい賢明に生きてます)
そして由良はとってもいい人たちです。ただ……
海王!!
もう…やるせないよ。(由良がかわいそうだよ)
このもやもやはシリーズを重ねるごとに増えていきます…
どこまでもけなげな女の子以上にに可愛い、いい子受けが読みたい人
おすすめです!!