Ωの祐真とαの蓮の子供の真が生まれてすぐ、祐真は失踪してしまい、祐真の双子でαである祐也が母親代わりになりました。祐也は幸せな家庭を手放したくないものの、ここは祐真の場所で自分が居てはいけないと思っています。また、蓮や真が自分を愛してくれていることを嬉しく感じる一方で、真の本当の母親ではないこと、同じαである蓮への想い、祐真への申し訳なさで複雑な気持ちを抱えているところが辛いです。途中までは全員が幸せになれる道はないと思っていましたが、最後は3人の願いが叶って、とても感動しました。祐也と蓮が愛し合うシーンもありますが祐也・祐真・蓮それぞれの想いや絆の美しさ、幸福と切なさなどとストーリーが深く、満足感が高い作品です。