「従者の執愛」というタイトルに惹かれて買いましたが、いつになったら執愛になるのかなと思ってるうちに終わってしまいました。
出だしは状況がわかりづらくて入り込めず、中盤あたりからなんとかストーリーが見えてきて、ここで出てきた当て馬とのやり取りは駆け引きめいた感じでおもしろかったです。
でも受けのリシャールの初恋の相手が出てきたのに、攻めのオリヴィエはあまり動揺してるように感じず執着愛っぽさがなくて、普通に励ます普通の従者か、それをちょっと甘くしただけで物足りなかったです。
思いを伝えたあとに姿を隠すのも、えーここからが執愛じゃないの?と思ったし、、
むしろ当て馬の方が記憶をなくしても大切で愛しいと思い続けて生涯を終えるなんて、そっちの方が強い思いを持ってたように思えてしまいます、、
私の期待した執愛とは違いました。
話の続きが気になるから最後まで読んだけど、メインカップリングがいまいち満足に足りず、迷いましたが中立寄りの萌えです。ごめんなさい。
一気に読みました。攻めの囲い込みが無理あるけどほのぼのするし、優しい溺愛もよかったです。
地獄の花嫁候補に選ばれた受けのソウイチロウ。後宮ものというんでしょうか?攻めは末席の候補者に怒られて気になって、、受けは気に入られてることに気づかなくて、、とよくみるパターンだけど、攻めの獄主が戸惑いながらちょっとずつ近寄っていこうとするのがなんかかわいく感じてしまいました。
何人かの花嫁候補が出てくるけど、候補者同士のバチバチしたのがメインじゃないからか、ここはそんなにハラハライライラすることなく読みました。
漫画?読む読む、ってノリも楽しくてシリアスとコメディがちょうどよかったです。
周りの鬼たちも楽しいキャラでサイクロプスはもっと登場してほしかった(笑)
トラウマ持ちのソウイチロウにひたすら優しく、途中から友達の言い訳無理すぎる強引さも甘さがあっておいしい、どちらが優位というのじゃなくて気遣いあえる関係になっていくのもいいです。
どっちもスパダリだと思います!最高でした。