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久慈という男

久慈は自分の父親を不器用な人間と思っているようだけど、けっこうお父さんに似ているよね
ストレートに気持ちを言葉にするのは苦手なところとか(行動には表れているけど)

MR時代も吾妻のことを尊敬していて大好きだったのに、かっこつけちゃって「スカしてる嫌なやつ」認識されちゃってるし

スパダリチックな久慈が吾妻の面倒を見ているようで、実は吾妻がおっきな愛と優しさで久慈を受け入れて包み込んでいるのだなぁと思うと、よりこのカップルへの愛おしさが増す気がします

これからも見守っていきたいです

エッセイ読みたいよー!

起きてからベットを出るまでに40分、普通にトイレで排泄もできない
仕事があって恋人もいるんだからめぐまれているなんてフィクションだと分かっていてもとても言えない、障害とともに生きることの難しさと苦しさがリアルに描かれています

ケアをする側の家族がつぶれてしまうのはよくある話なので、芝先輩みたいな人が周りにいてくれたことはよかった
(晴人の家族には最後まで理解してもらえなかったのかな…)

晃の、世界一周の夢を語るときのキラキラした目と、晴人を支えようともがく中で光を失っていく目が
それを一番近くで感じているであろう晴人の気持ちが
…ほんとうに胸が苦しくなりました

大事な人を自分から解放したいと別れを告げた晴人への晃の強い答えに涙腺崩壊でした

読みかけの本を読み終わるまで、来月の恋人との約束まで
長いこの先の人生のことを考えたら心がつぶれてしまうから、ほんの少し先の小さな楽しみのことだけ考えて生きる
それは自分にも覚えがある感覚でした
(「モモ」という児童文学に出てくる道路掃除夫のおじいさんの話を思い出しました)

病院の警備員さん?や介護タクシーの運転手さんのような寄り添い方ができる人になりたいなぁ

もう少しを積み重ねて一緒に歳をとり、認知症になったと思われる晴人のメモ「晃がかわりにおぼえているからそれでいい」を見て、しんどい中にも幸せな日々があったんだと感じました

悲劇じゃないよ、私もそう思うよ!!!
あとエッセイ6冊分、読ませて欲しいです切実に。

心に染みる唯一無二のBL

家も仕事も悩みもそれぞれにある
毎日をしっかり地に足をつけて生きる2人が
お互いに必要不可欠な存在になって
それを遠回しで不器用ながらも相手に伝えられるようになって

自分の感情もコントロールできて周りへの配慮もできる大人だからこそ
たまに感情のままに走り出したり本音がダダ漏れたときの破壊力がすごい

ずっとずっとこの2人を見守っていきたい
お互いを慈しみ合うようにただ一緒に生きていってほしい
そんなふうに思わせてくれるこの作品に出会えたことに感謝