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女性fatima13さん

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舌先から恋

2人がお互いのバースに向き合って、それぞれの考えを尊重して行動を選択しているのがとてもいい

えっちだけじゃない
しかしレポートだからと潮まで報告しちゃうのはやっぱりえっちい
久遠くんの探究心ですね

目指すゴールは同じだけど、進み方が違う相手に納得はできてなくても敬意を持っている感じが大人だなぁとなります

そして桐谷くん
本当に純粋な友人に自分のバースを話せてよかったね
その友人なら絶対大丈夫さ

2人の物語は完結とのこと
でも、お互いのために行動できる2人の物語なのでこの先も充実した生活を送っていくことでしょう

新しい一面がまだあるのですね

シリーズもの第6巻

忙しい犀川さんを心配して行動する虎谷くん
1巻の頃と逆転です
ただ違うところが1つ
2人は仲良しカップルなのです

相変わらずずっといちゃいちゃ、えっちも手を抜かない2人
そして、犀川さんに可愛がられて虎谷くんの魅力がまし周りが気がつき始めますよね

虎谷くんの周りに人が増えて嫉妬しちゃう犀川さんにミンマリです

ご家族の話が出たあたりから完璧じゃない犀川さんちょっとずつ出てましたけど、6巻で自分がどんどん虎谷くんの魅力を引き出して、結果嫉妬するなんて、犀川さん人間でした

あと、ずっといたM社の鳥野さんに告白されてから色々気づいて動く虎谷くんがカッコ可愛い
犀川さんと気持ちが通じ合った後の虎谷くんはどんどん犀川さんを包み込み大きな男になっておりました、いい男です
そして、えっちの時は引き続きトロトロにされればいいと思います

鳥野さんの告白はサラッと終了ですが、引き続き犀川さんと善きライバルでいてほしいです

時間はお泊まりデートが読めそうで、どんなデートなのか楽しみです

どこまで行っても仲良し夫夫、善き

雫斗さんが夢を見つけて頑張り出したり、葉月くんに新たなライバル(笑)登場したりと今回も楽しませていただいた7巻

・しずくちゃんの受験
・湊くんのお兄ちゃんとしての成長
・蒼大くんのはっきりした自己主張
などなど、お子様の成長も盛りだくさん
引き続きお子様たちのシーンには癒されたり応援したり
とくに蒼大くん、マネっ子したり初めての発語がお兄ちゃんへの呼びかけと表情以外にもどんどん表面に出てきてよりほんわかしました

大人組も冒頭に書いた通り、日常生活で変化が起きています
葉月くんに新たなライバル的場さん、好き、とても好き
湊くんと蒼大くんにもらった2人の初めて名刺というマウント、もっと見せつければいい(笑

しかし、、、、

土屋夫夫は、何ですか!(褒めてます)
ポリネシアンセックスしちゃうえっちな面ありで、日々のステップ踏むで恥ずかしさ全開からの5日目ですよ
葉月くんも雫斗さんももっとやれ(笑)
なのにデートで初々しさ全開の雫斗さん
そんな奥様にメロメロの葉月くん
子育てに余裕が出てきて、初めて2人での外出って事は初デートですもんね
もうほんとご馳走様です、末長くお幸せに!!!

前巻が夫婦ケンカだったから、今回のラブラブっぷりがまた善き

雫斗さんは素敵なお母さんですが、葉月くんの前ではどんどんエロかわいい部分増えますね
葉月くんは幸せ感じながら悶えていればいいです(笑)

お子様だけではなく、雫斗さんの新たな夢という新しい楽しみが出てきたので今後も楽しみにしたいと思います

たくさんキュンがありました

規則正しい生活からイレギュラーが起きて乱される
でも、それは幸せに向かうための過程ってやつでした

マイノリティーである部分を真偽不明(実際は真実であっても)な状態で噂を広められて、自分を乱されないためのルーティンを死守したい谷矢さん、経理担当者でらしいなって設定
毎日のお昼をコンビニに買いになったら、相手の色部さんに横取りされて、ちょっと可愛い顔を見せたところから、キュンの強めの予感です

相手の色部さん、谷矢さんは顔を認識する前から名前は認識しているわけです
もちろん理由は、毎月数字を間違えて書類を提出するから

ある日谷矢さんが人数合わせから(ほぼ)強制的に参加した飲み会の場で隣同士になり、体調不良と言って先に帰った時にキスされたところから色部さんを意識し始めて、、、

社会人あるある、具体的な言葉がないまま話が展開。
ルーティンを守りたいので、黙々と日常をこなしていき表情の変化があまりない谷矢さん、想像通り
営業職で営業先の掃除のおばちゃんとも仲良し色部さん、こちらも想像通り
絶対受けが攻めに振り回される予感

谷矢さんは過去の経験から最低限の人間関係しか構築していなかったので、色部さんに振り回されて表情の変化がわかりやすくなっていき、またその表情が可愛くてキュン。
振り回されて自分の変化に困惑している部分にキュン。
色部さんが勝手に誤解して別れようとした時の突然の行動にキュン。
実は色部さんが谷矢さんのいつもと違う表情が見たくて、わざとやっていた行動を知った時の雰囲気にキュン。
会社の飲み会で恋人(最終的に誤魔化したらしい)と紹介された後からの流れの中での表情の変化にキュン。
キュンがたくさん散りばめられていました。

色部さんとの交流で谷矢さんが過去の自分と区切りをつけられて、最終的に色部さんとの関係も幸せだけを享受できるようになっていき、物語最初と最後で全然別人のようです。

本編読み終わった後、書き下ろしのお付き合い後、色部さんの気持ち全開のおつきあい後甘々ストーリーがまた良いです


周りに流されたくない社会人って数字に強い人多いなった思った作品でもあります。
社会人でなくてもいいのかなと思う部分もありますが、社会人設定だからこその部分もあるので、気軽に楽しめるいいBL作品です。

溺愛から運命に変えちゃう強さですね

運命は定められているだけじゃなくて、自ら作れるほどの溺愛
第2性が変わらなくても2人は幸せな結末があったであろうけど、変わったからこその幸せも確かにある結末でした

第2性がわかる前から溺愛していたα千歳くん✖️実はαの策で朝起こしていたβ→Ω勇希くん

最初から最後まで甘い
高校生なので青春が至る所に散りばめられているし、千歳くんの独占欲全開の若さありだし、勇希くんの自分の気持ちを自覚した後の表情がもうエモい

勇希くんがΩに転換した時千歳くんとのえっちなシーンはあるけど最後までしてないのも善きですね、付き合ってから3ヶ月後に本懐達成は逆にえっちいです
学生だからこその丁寧な話の進め方がエモいです

そして、勇希くんの巣作りはこちらが萌えたので、確実に千歳くんも萌えたでしょう
そこからのお互いの気持ちをはっきり伝え合うシーンは恥ずかしいほどキュンキュンしました

善き作品で最初は青春ものからの溺愛ラブラゔものにと読了感がとても良かったです

優しい光に満たされた

いつまでも優しい場所で穏やかな時間をすごして、一緒にいる未来が見えた

絵本作家の白川七星さん(年下α)と駄菓子屋店主の石黒さん(年上Ω)

冒頭の普段の様子が駄菓子屋さんの雰囲気と相まってとても穏やかな時間が流れていて、とても好き
オメガバースものの定形、発情したモブαに襲われるΩを助けるヒーローαもしっかりあるのだけど、助けたαの七星さんは背景を知った上で利用してほしいと下手に出る感じが新鮮

相手のΩ石黒さんは、こちらも定形のレイプされた過去があって、ちょっと自分の扱いが雑な人でした、でも七星さんのまっすぐな好意を受け取ってちょっとずつ変わって行ってる雰囲気がとても善きです

後半の七星さんの秘密から七星さん逃げちゃうのだけど、石黒さんの気持ちの動きがちょっと締め付けられた瞬間もありつつ、お互いに気持ちを交わしてからの展開は何回かあった身体を重ねるシーンよりも、キュンとさせられました
そして、αの方もしっかり定形化されている独占欲を見せつけられました

最後の2人は確実に一緒に生活してるよね、あれ

受け入れてるから第2性が変わるって、尊い

第2性の中でも優性と劣性がある
ビッチングによる第二性の性転換

設定自体は今までもあるけど、Σという分類であったり性転換がなぜ起こったかの理由がある程度解明されていたりと新しいオメガバースものが誕生してました

劣性αからビッチングによってΩになった高城さん
こちらの方とても優秀で、研究者としてたくさんの薬で困っている患者さんを助けてきています
しかし、α性の頃から劣性であるって事で自己肯定感がとてつもなく低く、最初は近寄りがたい感じです
Ωになった後も根底は変わっていないので引き続き自己肯定感低いし、1人で頑張ろうとしちゃうイジライしい子
ビッチングをした相手が好意を表していても素直に受け取れないし逃げちゃうし、でも本能が強く出ると早く素直になろうよと思ってしまうほど、とてもめちゃくちゃかわいいです
体当たりで来てくれた相手を最後に受け止められるほどになって、本当に良かった

相手の優性αである葦原さん
フェロモンが強すぎる=αの中でも過フェロモンの新たな分類、Σでございました
学生時代、その多すぎるフェロモンで恐怖を覚える体験をしたりと苦労をしたけど、Σ向けの新薬が登場したことで普通の生活が送れるようになりその感動から製薬会社に入社しちゃった人
入社して早々に開発者=高城さんに出会って尊敬できる人だったら近くで支えたくなるし、好意を寄せますよね!よね!
高城さんから出ているΩフェロモンでラットになったら受け入れてくれて、尚且つ医師という第3者のいる前で好意を口にすることになったらグイグイでした、若さですね

最後はもちろんハッピーエンド
文献から、今回のケースはビッチングは元々劣性αである高城さんがΣである葦原さんのことを受けれてないと起こらないという事が判明
なにそれ、エモいしキュンなのですが!

劣性αだった頃も含めてΩになった自分を受け入れる事ができた高城さんとそばにいることを許された葦原さんのラブラブっぷりはニヤけます
同棲を開始したようなので、これからもどんどん可愛くなる高城さんと我慢比べをする葦原さん、そんな幸せそうな日常しか想像できない


不器用でソワソワする大人な恋愛だ

ウエディングプランナーの藤島さんとエンジニアの春江さん
大人だからこそなかなか関係を進展させられないところに、ちょっと共感
ある程度年齢を重ねると出会いは貴重で、いい関係を築けているから相手と向いてる方向が差異があり結果疎遠になるより今を維持したいって、あるあるでしかない
だからこそ、2人が関係を進めていくための積み重ねに応援をしてしまいたくなる
しっかりと身体を重ねるシーンはないけど、これからも穏やかな時間の中で、時折喧嘩しながらたまにすれ違いもありつつ、幸せを感じながら生活してほしいなと思う作品

ちょっと混乱したのが、作品の中の時間の流れ
1話は同棲(?)している現在の2人から過去に飛んで、以降は出会って付き合う22人の話、おまけは現在からまた少し未来の2人かな
この部分の整理はちょっと大変だったけど、全体の雰囲気と2人のやり取りが好きなので何度も読み返しています

藤島さんはしっかり惚れてるから春江さんの願いは叶うと思うのです

蓮さん、あなたちょろすぎやしないですか(笑)

受けの蓮さん高校デビューしたら周りからの印象と実際の自分に大きな乖離が出てしまったというよくある題材、からのとてもちょろい子だったので最初からちょっと受けの主人公が心配になる展開ですが、攻めの蒼介さんがしっかりフォローをしている(はずw)なので、後半はちょろい子からのエロかわいい子にシフトします

ちょろくてエロかわいいにシフトしていく理由は恋人ができたときにがっかりさせないための練習で、そのきっかけがコンプレックスの克服でちなみに陥没乳首ってやつです
ちなみにそれを告げるシーンから毎回の練習シーンの前の蓮くんはかわいい全開であります(笑)

そんな練習を誘った蒼介くんは、実は自分のセクシャリティーに悩んでた時期もありましたが、蓮くんの率直な言葉で救われ好きになっていたのです
そして、練習という名目でえっちなことを誘い思いのほかちょろかったので止まらなかったのは若さゆえって事ですね

練習との事で毎度えちシーンはある関係で露出多いですが、キャラクターの心理描写もストーリーに沿って汲み取れるのでエロだけではないです(と思っています笑)

蓮さんは自分を受け入れてくる大切な人に出会えたので、最後はコンプレックスもコンプレックスじゃなくなったでしょう
だって、蒼介さんにとっては陥没乳首はえっちの大切なエッセンスですからね
蒼介さんサイドも、両思いに慣れて嬉しかったこと確実

流されながらも根底に芯のある受けが楽しめる作品
まだまだエロがライトなもの希望な方は、お勧めする前にもう少し色々な作品に触れてからでも良いかなと思いました

最後のΩは番になれない

Ωしか罹患しない感染症が流行り、抗体を持っていたことで最後Ωとなった宮本終(しゅう)

Ωがいなくなって出生率が下がり終に子供を産んでもらうために保護施設に多くのαが来る日々
確かに保護生活なんだけど、例に漏れずΩ性というだけで下に見られる世界で、最後の1人だからと多くのαが集まってくるのは存在意義が第2性にしかないということだから、身体を重ねる行為の前に薬を要求する流れに、切なくて納得してしまうわけで、αと身体を重ねる前に必ず薬を使っていた終が新一郎の時は使わないって、だいぶ大きい事なんだと思う
そして、自分を守ための薬、再会シーンで終がためらいなくある薬を使うシーンに対しての違和感も減る

親に勝手に申し込まれて施設を訪れた本田新一郎
乗り気じゃない中で運命の番に出会い、番うことができない状況で自分以外のαと身体を重ねることがないように実験に立候補するのが、番ってなくても番を定めたαの行動そのもので、しっかり終を守ってあげてと祈ってしまう

最終的に子が成せないΩ(であろう)と判断された終に対するある種の人体実験で、実験に使用する薬をわざと漏らし実験について内部告発した人によって番える未来が出来たし、実験後にお互いしっかり向き合えて気持ちを伝え合えたことによって2人に幸せな未来が訪れたことが、ちょっと暗い雰囲気をストーリーの明るさになりました
子が成せなかった理由は多分精神的なもので、一つの親の愛の形

施設での終の役割が役割なので、全体的に肌の露出しているページは多めです

終が新一郎と番ったことでやりたい事とやって見たいことを実行できるし、2人に大切なものも増えたようで明るい未来しかない結末。特に終は全力で幸せになっていただきたい結末でした