はじめに、この作品は嘔吐のシーンがあります
登場人物のトラウマシーンがあります
苦手な人は本当に苦手だと思います
色々な面で読むタイミング、大事かもしれません
でも、興味を持って読んでみようと思った方はぜひ最終巻まで読んでほしい作品です
1巻は、、、
一宮くんは学生時代のトラウマでキスをすると嘔吐をしてしまう体質
ある日転職してきて研修についていた深山さんに体質を知られ、改善改善を提案される
1巻のメインは一宮くんかなと思います
学生時代に植えられたトラウマでそれも思春期に植え付けられたものって、本当に以降の人生に影響するもので、どんな思惑があろうともほしい言葉をくれた人は救いをくれた人で、そんな人がどんどの距離を詰めてきたら戸惑いますよ
そして、気になる存在になるのもわかります
1巻の最後の方でトラウマを知っているのに嘔吐した後もキスし続ける深山さんに、彼は惚れますよ
相手の深山さん、こいつ曲者です
誰からも好かれる人ですが、捉えどころがない
基本はいい人な模様
しかし、最初にいっていた彼の持っている厄介な体質も気になります
合わないと思ったら、置いてください
次の機会がおとづれた時に改めて手に取っていただければいいなと思います
この本の副題は3巻まで読むと沁みるので繰り返しになりますが、1巻を乗り越えてたらぜひ最終巻の3巻まで読んでほしい作品です
前作で好きすぎて獣になってしまうからと運命の番を避けていたけど、最終的にお互い幸せになるためにくっついた宙(そら)と凪夏(なぎな)2人の続きの物語
前作の懸念していたことは今のところ人前では抑えられているようで、当面動物園に入れられることはないと思われます(笑)
今作は次のライフステージの結婚の物語
双方のご両親に挨拶に行く時、凪夏の今までの行いで凪夏のご両親からも宙に対して確認に入ってて、よく見ていてくれるご両親のもとしっかり育てられたアホな子と情報を更新しました(笑)
そして、そんな凪夏の両親に対してそんな様子を含めて好きだという宙は本当に凪夏大好き人間だと認定しました(笑)
宙のご両親に関しては、幼い頃から凪夏と結婚するといっていた宙の念願が叶うのだからお祝いムードに納得で、家族が壁にならずアホな子ストーリーメインかと思いきや、宙の弟の星(しょう)君が壁になる展開
星君の回想から、凪夏さん本当に宙にひどいダメージ与えてたと再認識
まあ、2人にとっては必要な時間だったのだけど、ブラコン気味の年の離れた星君には凪夏は敵だよね
その後に家に押しかける星君はかわいい小姑です
そんな中第2性が凪夏と同じだという星君
実は星君は体調の変化とか色々戸惑っていて凪夏は星君の相談に乗りたいの思うのですが、また以前の自分の行いが響いているのですよ
凪夏が色々行動して星君が凪夏の優しいところをに触れていき懐いて、第2性の相談をして答えていた部分は凪夏ってただアホな子だけじゃなかった、前を向いて歩いている子だ
そうだった、宙は凪夏のそういう部分に惹かれたのだと思い出させられました、だって基本アホな子なのですもの(笑)
でも凪夏、アホはアホなんですよ
前回我慢して倒れたのに、今回は星君がいて我慢してまた倒れたわけで、どんな凪夏も受け止められる宙にはよ相談しましょう
どうどう転んでもエロい展開しかないので宙は喜んで付き合いますよ、はい
まあ、以降はしっかり相談するので凪夏の成長も垣間見えるのかな?(笑)
前回があまり合わなかった人は苦手かもしれないですが、
前回のアホな子の続きを知りたい人は絶対読んでください
おまけで結婚後も除けます
コメディです!
運命の番のα宙とΩ凪夏
凪夏が宙を好きすぎて起こっている問題があり、離れて、寄りを戻して、また離れてを繰り返してる2人のカップルのお話
ずっと一緒にいて大好きだからこそ相手に知られたら嫌われてしまうかも、だから話せない、ただ別れても運命の番であるからなのか、必ず再会をするそんな2人の物語
全開別れてから2年、また運命のイタズラなのか凪夏が引っ越した同じ日に隣に宙が引っ越してきたので再会して、、、
読んでいて、凪夏は真剣に悩んでいるのですが2人の関係性も含めて悩みの内容について、もうさっさと話て番っちゃいなよって思うのでした
宙なら問題ない
直前の振られ方でだいぶ拗らせてるが、好きすぎて拗らせてるから本能にも全力で付き合います、むしろ喜んで付き合います
理由:凪夏が原因で盛大に童貞も拗らせているので、問題ない
離れた原因以外でも思い悩んでます
読んでいく中で、お互いに好きなのは”運命の番”フィルターだけじゃないのわかるのですが、凪夏さんはメインの原因に気を取られて自分の気持ちに自信が持てなく、良いスパイス
ただ、メインの悩みのインパクトが大きくてですね、コメディです(2回目)
お互いの拗らせ原因が原因なので、気持ちに素直になるとエチエチ全開な作品です
オメガバースものあるある+コメディ好きな方はぜひの作品
8年後の再会から続く下巻
α ハーリド×Ω イリヤの物語
大雑把にまとめると、
暗殺されたと聞かされたハーリドは生きてます、そしてしっかりイケメンに成長
異母兄して成敗して王位を取り戻し、ハーリドとイリヤは番になり後世に伝わる賢王と慕われる后となりました、2人が建て直す様子は一旦想像しておきます
しかし、ハーリドの再会時の立ち振る舞い
イリヤが改めて絆されるに決まってる
昔の延長線上にあるけどハーリドの望む方向です、再会から甘えてる雰囲気です
形はどうあれ惹かれていた人に再会=>止まっていた発情期再開は必然ですね
夜襲から逃げている途中で再開したヒートの場に颯爽と救助に現れて約束が守れてないからと薬を飲ませて手を出さないハーリドはイケメンすぎやしませんか
そうそう、イリヤも上巻からΩとして生まれて抱えてた負の感情を幼いハーリドが光さして下巻の姿あるのですが、ハーリドが身分明かすシーンある意味連動していると感じて、エモい
ぜひ観てほしい
メインイベントの番になるシーンは胸がいっぱいになりました。
イケメンイリヤさんのかわいいを楽しめる下巻
ファンタジー好きな方におすすめです。
お互い一緒にいれる人と出会えてよかった、めでたしめでたし
不在の時に家事と料理を済ませてくれるので実際にまだ会ったことがないけど、
翔くんを雇ったらとてもいい子で生活に潤いがでた樹さんは仕事も好調
自分の口に合う食事は大事、まだ出会ってない時点で胃袋は掴まれております、未来が見えています
あっ雇い主になる樹さんが攻めで、家事代行にきた翔くんが受けです
ある日、早く帰宅できて翔くんに実際にあったことで交流が生まれた事で、元カノさんが残した大人のおもちゃが2人の関係を進める鍵になるのですが、もうここから翔くんがエロ可愛い全開になります
女難の影響で女性不信なところに、かわいいと思っていた翔くんのエロかわいい部分をみたら一緒にしてみたくなるは仕方がない
一度扉を開けたら、もうエロ可愛いがとまりません
最初から作ってくれる食事に胃袋掴まれてて、可愛くて夜の相性もいいとなったら嫌いになる要素ないですよね
ストレートな樹さんが翔くんに好意を持つのは必然です
翔くんはダウナー系ってやつでして、親しくしてくる友人がいたのですが愛情に飢えていた子なのでした、詳しくは本編をどうぞ
この子、翔くんは初体験からエロ全開です、以降毎晩誰かと寝るのだとか
でも、そこで不足していた愛情を穴埋めしていたと考えるとちょっと切なくもあります。
翔くんや、樹さんと寝てから他の人と寝てない時点で即自分に芽生えた好意に気がつきそうなものですが、背景を考えると仕方がないのかなと
お互いに惹かれあっているけどちょっとすれ違いで思いを伝えず、特に翔くんは今までの行いを後悔する面も出てくるのですが、そこは大人な樹さんが引っ張っていき最後はしっかり幸せな2人を見れますので安心して読める1冊です
カバーしたのおまけが別カップル?なのですが、こちらもストーリーがったら気になります。
まず初めに、この作品の上下巻は一気に読んで欲しいので、上下巻セット購入をおすすめします
上巻が「起」「承」であれば、下巻は「転」「結」ですね
ちなみに上巻に比べて下巻はエロが抑えられている印象(当社比)
ここから、とりあえずとても長くなりました
αの特性がだんだんと強くなって、Ωの西央くんに対する独占欲が強くなる喬くん
独占欲だけじゃなくてリーダー性って事で身体能力も向上してます
自分のテリトリーにイレギュラーが起きて向上した身体能力で対応し、1話目時点では目立ちたくない感じだったのに目立ってます
やっている事が群れを守るリーダーのそれで、本当α
1話目の喬くんどこに行ったのかと思うのだけど、根は変わってなくて優しい喬くんが自分の特性との向き合い方を思考の方の能力全開にして結論を出したところは表情がいい、本当西央くんのこと大好きになったのだね、アオハルってやつです
この子、守ると決めたものは全力で守ります
西央くんへの感情の答えをしっかり見つけた後のエッチな場面では、喬さん悟りすぎでしょとアオハルとはまた違う一面も垣間見れて何度読み返しても面白い
一方、ストーリー開始時点で彼女がいるという話でしたが、自身の身体の変化についての見立てを聞いた後のΩの西央くんですよ
「メス」にあたる存在になると言われているのに、最終的に喬くんのメスに喜んでいて、しっかり惚れさせられています
始まりの2人だから前例がないのに、納得できるって本当に喬くんが心許せる存在になったのだなと感じたシーンです
1巻から出ている憂いの部分も丸ごと包み込む喬くんと対の存在であることが、これから西央くんの光の一部になるなるのだろうと感じさせる瞬間でした
そして気持ちに向き合ったら行動する西央くんは、やっぱりかっこいいのです
もちろん喬くんに甘える西央くんはエロかわいいのです
かわいいもかっこいいも兼ね備える西央くんに好いてもらえるとは、本当に喬くんは羨ましいヤツめ
該当ページを拡大して飾りたいとさえ思うほど好きな場面ができました
ヒートが終わった後に色々あって喬くんがしっかり西央くんに思いを伝えるシーンが本当にいい
始まりの2人だから、様々な事が起こり幾度となく乗り越える必要がある問題が出てくるのだと思います、が、喬くんの知識・好奇心で解決策を見つけるでしょう
そんな喬くんをかっこかわいい西央くんがしっかり支える未来が見えます
読了後も色々想像が広がる2人
想像するのは楽しいし、確実に言えることは1つ
気持ちを伝え合った2人の今後に幸あれ!
まだ結婚はしていないですが、家族同然に生活し第2子湊くんが誕生している2巻
ですが、このファミリーすでに推せる未来しかない
雫斗と葉月の両名は番になった事で雰囲気柔らかくなり、happyを予感させる2巻
しずくちゃんはお姉ちゃんになりしっかりものパワーアップ、湊くんはかわいいです
そして肝心の番となった2人は、、、
第2子と言う事もあり慣れている部分があるので対応が取れる雫斗さん
対して、お子様の対応に戸惑い調べてばかりの葉月くんの様子がね、本人大変ですがいいですね
家族を作っていっている途中なのだなと感じられニヤニヤしておりました
が、後半ですよ
1巻で垣間見えたトラウマの元凶が出てきます
2巻を読む限りとてもムナクソさんです
しかし、葉月と出会った事で雫斗は強くなりました
本当に母は強し!です
そして葉月くん、これからも全力でご家族を守っていただいて
そして、ここはお互いに守り守られいい夫夫になるでしょう
そう、番だけではなく夫夫となることも決まった2巻
暗い部分もありましたが、読み終わったらホッとします
この家族はhappyです
追記
大事な登場人物である、出会った時にしずくを泣かせたダイキくんと仲良しになるママ友純さん登場の2巻でもあります
人類初めてのαとΩの話なんて、面白そう
SNSでたまたま見つけて絵に惹かれ、あらすじと1話を試し読みした率直な感想です
αとΩがまだ認知されていない世界
そんな世界で出会った同級生の2人
そして迎えた発情期
発情したΩとその時にそばにいたα
お互い初めて体験する症状と体調の変化
戸惑いながらも繋がる2人にこの後の展開がどうなるのか、ページを進める手が止まりません
αである 喬織人の最初の印象は定型化されたαとは異なるものだったのですが、話が進むにすれてαの特性が見え隠れし戸惑う様子を見ると、”そうか、聡明期のαはどの様な特性を持っているか解明されていないから戸惑うのか”と読者として気が付かされました
Ωである西央凛々斗は、誰からも好かれる見目麗しい人という意味ではしっかりΩの要素を持っています
ただ、体型は身長もそれなりにありこちらも完全に定型化されたものとは違うのかなという印象です
そう考えると、ここからどんどん進化して定型化されたαとΩが作られて来るのかなと、想像が膨らみます
基本はストーリーテラーとしての役割も喬織人が担う様な形で話が進んでいきます
織人のどんどん分析していき対策を取ろうとしているのが、まさしく上巻の役割が「起」と「承」なのだなと、最後まで一気に読みました
始まりの物語、絶対上下巻続けて読むことをおすすめしたい作品です
受けである黒崎くんの方が体型良くて身長も高いが、すぐぱやぱやしちゃうのかわいい
久世くんの目、本当に印象に残る
露出願望がある人が印象的な目を持つ人に出会ったら、見てもらいたくなるなんだか衝撃だったことでしょう、、、、、、
からの、エロエロ展開は神です
黒崎くんの行動力よ
ダウナー系ってヤツですね
黒崎くんだけではなく、久世くんの個性もあってこその展開ですね
黒崎くんは自分の個性をあるがままに受け入れて来れる久世くんとなかよくなれて良かったし、久世くんも今までの自分とは違う自分が表面に出て来て、芸術家としてもまた世界が広がる事でしょう
書き下ろし付き合ってからのラブラブ、もっと見たいです
父王の命により輿入れするΩで王子のイリヤは18歳
輿入れ先は齢10歳で即位したαのハリードで、、、
とても引き込まれるし、絵がステキな作品
上巻は相手が10歳の子供だし、平和な日常の中で2人が関係を作っていくストーリー
ハリードが一目惚れしたのはすぐわかったぞ
イリヤは最初若干やさぐれてるけど、しっかり絆されてる
そんな2人の日常を覗くこちらは、叙情的な雰囲気にどんどんページが進んでいく
でも、やっぱり王族は家族間のいざこぞが絶えなくて、ハリードはしっかり狙われて、、、
そんな中で皇后として立ち上がるイリヤかっこいい
そして、当たり前に成長したハリードかっこいい
胸が苦しくなるけど、下巻で仲良くする2人が楽しみにもなる上巻です