上巻から止まらず一気に読んでしまいました…‼︎
浅桐さんが別格の存在なのは分かるんですが、青柳くんも十分に可愛らしい顔立ちなのに(ノンケの浅桐さんが最終的に可愛くてたまらんくなってる肌に)あんなにも過去のセフレ達に対して惨めな想いをしなくてはいけなかったのが、『ゲイであったから』という、セクシャルマイノリティの根幹的な問題にも関わらず、創作では避けられがちな描写がしっかりされていて、そのリアリティさがのめり込んで読めた大きなポイントだったと思います。
なのでどうしても卑屈にはなってしまっているけども、青柳くんの天性の優しさゆえそこが全然嫌な感じにならなくて彼の可愛いところにちゃんと(?)なっていました。
丁寧な積み重ねで、ノンケの浅桐さんが最終的に青柳くんのことをあれだけ大事に想えるようになったのもしっかり共感できます。
凄く優しく可愛い作品でした。
1巻購入後に単話で追いかけるようになりましたが2巻も勿論購入です。
この深見くんの顔面ダァンな表紙絵シリーズ大好きです。1巻の悩ましく美しい顔面も最高ですがジト目も良いですよね…
正直1巻割と良いとこなかった攻めの梶くんが、深見くんに(勝手に)振り回されて、なりふり構わず奔走してる姿を愛しく思えるようになったのがこの2巻からです。
まあ仕方ないよな…深見くん可愛いもんな…!
イヤもう本当に可愛いです。見た目もだけどそれだけじゃなくって。ちょっとした言動とか仕草とか…この子の魅力を正確に伝えるだけの語彙が無いのが悔やまれます…
本当に『眼鏡を外すと美形』『身体から始まる関係』とコテコテなまでに手垢のついたテーマで、何か特に変わったキャラクター設定があるわけでもないのに何故にこうもこの作品に惹き込まれてしまうのか…
例えばこの巻、初⭐︎ナマ一丁なシーンがあるんですけども、普通は攻めと受けの絆を深める特別な儀式だと思うし実際に多分深まったんですけど、その切り口がセオリーとちょっとズラされてるんですよね。そこのズレた部分のエッジがめっちゃ刺さってきてそれが気持ち良いんです…やっぱり上手く説明できないんですけど、とにかく刺さる人にはめっちゃ刺さると思うので、是非読んでこの沼で一緒に呻いて欲しいです笑
お互い不器用ながら少しずつ距離を縮めてる(コッチ側からしたらもう既にゼロ距離なんですけど)二人の、変わってゆく関係が愛しくて仕方ない2巻でした!
単行本の描き下ろしもメッチャ最高なので単話追いの方も是非読んで欲しいです。