原作片手に聞きました。
坂田さんの瑛人がまさに理想通りで、低音ボイスの生意気な後輩でもどこか甘いお声が、瑛人だ...ってなりました(語彙)
どこか淡々としているけど哲学には熱がある所や能美先輩が苦手だったたずなのに無意識に惹かれていく過程も本当によくて...
信長さんの能美先輩も本当に素晴らしくて、能美先輩のフッ軽さ(女癖の悪さやギャンブル好き)や危うさがふわふわとした声のトーンにぴったりで、後半の瑛人のことが好きだと気づいた時や、登壇して発表する時の声の変わり方も素晴らしかったです
壮馬さんの葉山 本当に本当にそのままというか、葉山の天然なところやふわふわっとしたところが本当にそのままで、ずごい 葉山だ 凄いと鳥肌立ちました。
大麦こあら先生の可愛らしい絵のタッチと3人のお声のハマり具合が完璧すぎて最高でした
ぜひ原作ファンには聞いていただきたい作品です
哲学BLと聞くと、内容は固くて難しいんじゃないかなと思われるかもしれない
でも読んでみると、全然固くない さりげなく哲学要素が入っていて、むしろその哲学を調べたくなるような感じ
その中に、恋とは 人を好きになるとは 恋人とは 能美先輩の気楽な性格と瑛人の本当は優しいけど能美先輩にはクソ生意気な後輩の真逆な性格の先輩後輩が絡み合うことでうまく消化していて、とてもよかったです。
ただのセフレとして瑛人を捉えていたのに、瑛人と同じ同性愛者の葉山が登場したことにより、能美先輩が瑛人をセフレとしてじゃなく好きな人として意識していく過程もじっくり描かれていてほんとに素晴らしかったです
恋人になったあとの瑛人の独占欲というか重さも思いっきり出る訳じゃなく、Hの時に言った 浮気したら殺す がかなり瑛人の気持ちが全面に出ていたのも本当に良かったです
能美先輩も瑛人と出会い真面目になろうとする所も良かったです
もうあとなにより、絵のタッチが好みすぎました。
汗のシーン キスシーン 舌の表現 キャラの表情に... 全部が繊細でとても分かりやくすて大好きです!
SNSの試し読みの時点でかなり面白くてずっと読みたいと思っていて、やっと読むことが出来ました。
もう最初から最後までワチャワチャでテンポがよくて、郁海が本気で嫉妬して本気で告白して、でもその明るさや顔の良さ人気さを見て明は真に受けない でも郁海が攻め攻めぐいぐいに行くから、明もだんだんその本気さに気付いて、自分も好きかもって絆されていく感じも良くて、でもちょっとしたことで、郁海がもう諦めようと引いた時に明は郁海のこと世界で1番好きって気付いて、言いに行くところ まさに押しては引いてをしていて...その駆け引きのようなものもとても楽しめました
全体的には、ほんとに明るくて、当て馬のような子もいるけど、でも2人のこと応援している人もいて、バランスがとてもよくて素晴らしかったです。
渡会と日置の恋人になったあとのストーリー
高校三年生になっても、相変わらず渡会の日置に対する愛は重くて、でもその重さや本気度がひしひしと感じた話でした
お互いの家族も出てきたり...
渡会の元カノも登場し、かなり元カノの諦めの悪さが目立ちましたし、彼氏と聞き冗談とか嘘はもういいからと本気にしなかったりもしたけど、でも渡会は本当に日置のことが好きで、日置も同じ気持ちで、その気持ちの差とか態度がかなり違くてスッキリしました。
渡会は元カノよりなにより日置 日置が1番好きで日置と一緒に居られるならそれで良いっていう気持ちが強くてそれをしっかり態度に出すのがとても良かったです
受験も卒業後の進路も、その先も日置と一緒に居られる未来を前向きに考えていて、日置も同じで、ほんとに、「俺無しじゃ生きられないようにしたい」っていう渡会の気持ちがほんとにほんとに良かったです
ドラマ見る前に原作小説読みたくて1日で1巻読み終わったんだけど、渡会が初めからずっと日置を気にかけてて、すごい執着攻めだって印象だったけど告白してから加速してて付き合ってから更に加速してて、まじでキュンキュンした。修学旅行で2人の距離が縮まり、文化祭で日置が渡会の事が好きっていう気持ちが加速したのもとても良くて、あと修学旅行で約束した海に行くを果たして、少しづつ関係が変わり、告白シーンも本当に涙止まらなかったし、付き合ったあとからより渡会の執着というかあまり隠さなくなったのが本当に良くて.... これが幸せか..って気持ちでいっぱいになりました。Hなシーンがなくキスまでだけど、この絶対関わらないであろう2人が高校の行事を通して段々仲良くなって友達に嫉妬して気持ちに気づいて...そういう何気ない日常が本当に良かったです。2巻読みます。
クールな宗太と宗太にずっと片想いしている恵一
この幼なじみで片想いで、好きなんだろうけど好きと認めたくない。告白したらこの関係が終わりそうで怖い。でも宗太はモテるし告白されるし、っていうこの複雑で絶妙な心情がとても良くて、そこに体の弱い桜庭さんという女子が当て馬ではなく背中を押す形で2人が変わろうとしているのもすごく良かった。
ずっと近くで、いろんな子に告白されている宗太を見て、一時期ノイローゼになってたのも見ていて、だから自分の気持ちを伝えて負担にさせたくないっていう恵一のもどかしい想いも、宗太はクールで表情買えないけど、恵一が1番っていうのが凄く伝わってて、すごいピュアで良かった!!
冒頭で酔った勢いから告白し、両想いだったことが分かり恋人になるルームメイト10年目の慧と拓海
恋人になったあとの話をまるまる描かれている作品は久しぶりに見ました。
両想いでラブラブで喧嘩もないと思いきや、慧はとてつもなく激重で 自分以外の人が作った料理を口に入れて欲しくない とか本当は外に出したくないとかか好きすぎるがあまり同僚や友達を睨みつけたり... そんな慧を見て拓海は自分が好きな慧ってなんだろう 本当は慧に無理させてたんじゃと...
10年間一緒に暮らしていて先輩後輩としての2人と両想いだと知って恋人になってからの2人だと感じ方も少し変わってくるというこの変化もとても良かったです。
終盤に気持ちが押されられなくなって、こんな自分みられたくなかった。(離れたくないけど)離れた方が良いって泣く慧が本当に胸に刺さりました。
拓海は離れたくないっていう慧にじゃずっと一緒に居ようと言って慧のわがままを聞くようになってから、前より100倍くらい本音も言うしあからさまに嫉妬もするようになって凄い重いけど可愛いなと思いました。
もうずっと一緒にいて欲しいです...