理想的な始まり
上下巻の完成度が高かったので
あれで完結でもいいのではと思いながら
コミックスが出るのを待っていました。
続編定番の当て馬が登場したり親問題が勃発して
拗れてまた仲を深めて〜な展開を繰り返すくらいなら
無理して描いてくれなくても…と余計な心配をしていましたが
すごく失礼だったなと反省しました。
とにかく後付け感が無くむしろ始まりを感じさせてくれて
これからの二人をもっと見たいという気持ちが溢れ
上下巻で終わらなくてよかった！と全く逆の考えになりました。
新キャラが数人登場しますがどれもぽっと出ではなく
この先も関係が続くような人達で
特に金江先輩の兄は、確かに癖はあったけど
個人的には愛着の湧くキャラでした。
また登場してくれたら嬉しいな。
金江先輩と灰賀くんが変に拗れることもなくて、
だけど二人の関係は目に見えて深いものになっているし
しっかりラブラブしてくれていて
こういう続編が読みたかったので
読み終わった後の心の満たされ具合が半端なかったです。
「１」とナンバリングがあることから、続くことを前提にして
敢えて荒立てなかったのかなぁとも思いました。
なので波乱が起きるとしたらこれからか…と
勝手に身構えて「２」を待ちたいと思います。
灰賀くんにはいつまでも敬語でいてほしいです。
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