読み始めるまでナンとも気付かなかったんですが、梁井×光陽なんですよ!そうだタイトルも凍る月のシリーズだ…!(今更)
てっきり今回も銀の話で続きか…って何故か勝手に思い込んでてw
表紙もまともに見ずに買ったので口絵見てビックリ(゚ρ゚)…!
私個人としては梁井×光陽がいちばん好きなカプなので、また久しぶりに2人の掛け合いを楽しく読ませて頂きました(*′A`)
光陽は相変わらずオトボケの平和主義(?)な子なんですが、梁井さんに対しては何と言うかちょっと…奥さん?と言うよりお母さんみたい…?になったような気がします。笑
対する梁井さんはいい意味で光陽の影響を受けてきたような。
と。2人の仲は相変わらずなんですが、スピンオフも交えつつのこのシリーズ、次回で終わる予定だそうで…!この巻のお話はラストに向けた佳境という感じです。
なので残念ながら死にキャラが出てきますし…。銀には新たな事実が知らされたり。獣人にとっての脅威が起こったり。お話は大変です。
良い方向の結果に落ち着くのかは解らないですが、また次の巻を待ちたいと思います。
あと関係ないですが挿絵の巴がすっごい可愛かった!! という事を記しておきたいと思います…。笑
同社のチラシなんかで同タイトルを覗うことがチラチラあったので、続いてるのかな~っと思った矢先の2巻!です。うれしいですv
帯がまた正にこれが2人の平常はコレですwって感じですね。
さて2巻目ですが。話の内容は中川の二股疑惑と、榛名の元彼(前巻で名前は出てたジェス)登場~の2本立てな感じで(大まか)
何となくですが、一度終わってますので、出来上がってその後の
話を膨らませて描くって難しいんじゃないかと思うんですよね。
だからちょっとあまり期待はし過ぎないでおこうと読む前は、正直思ってました。が。が!…面白かった(*′Д`)!!
前回から変わらず登場人物の個性が立ってて話が解りやすく楽しめます。
榛名はホントにテンションの落差が激しいけど憎めない。笑
カワイイんですよね。あれでアラサーなんてズルイよね。
天井の木目とか布団の配置とか隠し子妄想とかw そんな榛名の視点ならではの笑いが所々にあっておかしかった。
そして将棋が得手なんて私もビックリでした。意外。でもそのお陰で蔵元ともしっかり仲良しに。
対照的に中川は要するにアレです、0か100しかないって男なんですよね。改めて再確認しました。
いやしかし前回同様に着物が上手く着られない榛名の丸出しには爆笑しましたが、中川の言ってた「着物ってのは~」のくんだりはなるほどな!と何かスゴク納得してしまった。
イイコト聞いた気分。何)寝着だけ着物って萌えですわ~vv
あと私的に、事後ソファでいちゃいちゃしてるシーンがすきですv
というかコレに限らず他作品でも川唯さんて事後シーンの描写は多い気がする。結構大好物ですヾ(*´Q`*)ノ
今回すっかり中川さんの家族になってます、むっちゃんですが
続きがあるそうで!3巻もたいへん楽しみです。
はるなちゃんや蔵元にバレちゃったり、言っちゃったりするのかしら?しないのかしら!?
白羽さんとこのお兄さんは純情だった…(*′Д`)!!
『ワルイコト』シリーズも6冊目、スピンオフです。
ビッチなふりして実は純情だなんて見事にテンプレだと思いますけども!
桜賀さんてどうしてこういうのお上手なんでしょうか。
王道だったりテンプレ通り、なのに何故かしら何処か別物で面白いです。誰か補足説明して下さい。笑
カプとしては今迄の『ワルイコト』シリーズより少々大人となっておりまして
真っ直ぐで少々頭のお堅い久遠と、どこか諦めちゃってるようで実は臆病な七王のお話でありまして
…あらすじは皆まで述べませんが、…まぁ駆け引きやエロが濃い、濃かった!と思います(*′A`)
まぁ当て馬もいましたが、最後はスマート…?に??(違う?
兎にも角にも。2人の言葉の掛け合いによる駆け引きがホントに良くてすきですv
最後、七王の「監禁して」なんて束縛されたりは初めてなんでしょうね、だから嬉しいんでしょうね、
あとホントMなんでしょうね、ホント萌えますね(笑)
そして存外に萌えたのは酔ってろれつの回らない相川家の長男さんですかね。笑
そんな人に「落ちつきなひゃい」って窘められるってどうなのw
もういっそこの人は(ここはひとつノーマルに)白羽さんちのお姉さんにでも可愛がられたらいいのにね。とか思う。笑
このタイトルの「真昼」が名前の方だったらと思うと急に恥ずかしくなりますね!という事で感想です。
お話は。これといって大きな波も問題も起こらないで、
ぼのぼの。まったり。でも真摯だな。という印象でした。
親にカミングアウトだったり挨拶(!)だったり、普通、重く描かれたらホント重いんですけどなコトも
作者さんの述べてた『読みきり連載』(笑)というスタンスが良かったのか、そうさせているのかも。しれない。
全てのお話通してすごくすきなBLの一冊です。
恋愛は当事者2人でするものですが、現実、過ぎる生活は2人だけで回るものでなく、
色んな人を巻き込んで、時には巻き込まれて積み重なるワケで。
そんな当たり前の情景がBLでうまく絡めて描かれている
数少ない良作だと思います。(あくまで私の好みの部分でです。
まぁBLだけでなく恋愛マンガ読むのに、当事者2人以外のキャラが存在感あっても邪魔って方もいらっしゃるでしょうが…。
(だから余計数少ないと思うのか。書き手の考えも含めて。
各題でいうと『春と嘘』がすき。垣間見るハジメちゃん。
描き下ろしはおかしかったですwww
キャラは。ハジメはまぁ…カワイイ。へたれワンコでw
いやでも持って行くトコは持ってくのでヘタレではない気もするな…、あ。おバカなのか、おばかワンコですねw
まひるさんは年上専門とかファザコンだとか言ってた割に
年下ワンコに甘々で、でもちゃんと懐柔しちゃってて年上の余裕も見えてます。ハジメの可愛さに当てられちゃったんですねvきっと。
総じて突飛な設定や展開はなくても面白いものは面白いのです。
描ける方にしか描けないということですが。
そ、そうか…。私は以前からこの作者さまのサイトを拝見していて、はじめと先輩を知っていたので、うわ!単行本になったんだ!買おう!って単純に嬉しかったのですが、
そうなんですね;サイトかCRAFT(ですかね)本誌で読んでました~って方でなければ『これは真面目なBLなの!?』って確かに思う表紙ですよね…(′Д`)!!
しかしレヴューアー皆様が言うとおり表紙のイメージに先入観を抱かずに一読してみて下さいv
中はちゃんとした等身で描かれてます。デッサンもしっかりしてて描き慣れた感のある絵ですよ。
初っ端からの笑い所は勿論、しんみりじんわりふんわり、キューっとなる萌え所も満載です。面白いですよ!
主役の2人から脇役に至るまで個性豊かなキャラが生活感、というかリアリティを醸し出しています。実際にどこかに居そう、ありそう、…みたいな。笑
その町の風景なんかも、正に物語を作っていて温かいです。
先輩がはじめを担ぎ上げてくシーンは一番キュンしました。笑
と、ランキングで上位に上がっていたので嬉しくて勢いでレビューしてみました。どうぞ一読あれv
作者曰く『あくまでフィクション、なんちゃってロンドン』
とのことで。正直、現代モノで舞台は日本じゃないと手に取るのは避ける方なんで、私のような人間には読みやすかったです。笑
河井さんの作品はいつもどうしようもない程に愛があるのに、どうしても悲しい。そのもどかしさに魅力を感じています。
今回の『王子と乞食』も例に漏れず、もどかしい…!
少年社長(笑)のカイの元に、ライバル会社の社長さんのバスカヴィルが、物乞いだったのを拾って愛人として育てたユキをスパイとして送り込んだ。というワケですが、
カイとユキは過去の一度の出会いでお互いに惹かれあっていて
再会してもお互いの事を解っていて好きあっているのですよ。
しかしその解っている分だけ、お互いが立場を裏切れない為にもどかしいワケで…(*′Д`)!!
またバスカヴィルがユキにとって縛られはしても、邪魔で憎むべき存在ではないのがこのお話のえらいところで…。
読み手からすると見事にコノヤロー…と思うのに。笑
またその三人の関係の妙がある下で、脇キャラたちが多彩で
そこに安心を覚えたり危険を覚えたり、一連の流れを判り易く深みを作っているんです。
少々へんな言い方になるかもですが、連載である価値がホントにあるなぁと思いました。
ハッピーはあるけどなかなか、ハッピーエンドであるコトは現実問題としては難しいんですよね。とか考えて。笑
だからせめてお話の中、2人を幸せにしてもらいたいと思う。
次巻予告が怖いのですが;また暫く続きは楽しみに待ちます…。
免疫があったつもりですが、しょっぱなからの翔ちゃんのアレっぷりにはやっぱり爆笑しました(*′Д`)
「ひさしくん日記」同様、今回も翔ちゃんはヒサシ大すきvですが
今作「悪魔は微笑む」は中篇から翔太視点のお話なので翔太の色んな面が見えて新鮮でした。
ヒサシは翔太の事はすきだし、翔太が自分を大事にしているのは知っている。けど、判ってないんですよね。
まぁそれがヒサシなのでw翔太は、ちゃんと(?)我慢して(?)
大事に待って、待ちに待ち望んでいるワケです。
でもやっぱり大人ですから、体は我慢しないワケでして。
ヒサシの代わりでしかない沢山の恋人を、その時々できちんと愛してあげられる翔ちゃんは憎いですが(笑)
しかしそうしてきたツケかwそうような扱いを受けていた恋人の一人が、欲を出して事を嗾けてしまうんですね。
まぁ筋は皆まで言いませんが、読み終わった感想としては
この2人はやっと恋人同士としての土台がちゃんと?建ったという感じですw
翔太にしてみれば、ヒサシの言う(楓太の刷り込みによる)お付き合いを前に
これからも我慢するのは変わらないワケですが…!笑
でもまた我慢できなくて手ぇ出しちゃいそうだよねwで、また絶交って言われてヘコむというループか…。ww
そんな風にもしも完遂しては欲しく無いですけども。笑
翔ちゃんはこれからもまだまだ危ない危ない変態さんでしょう。
しかしヒサシもカワイイ顔で「待っててね?」とか「浮気しないでね?」なんて言う無自覚のアメとムチが罪ですよ!!ww
まぁそうやって翔太が転がされてしまうのも、総括すると
他の誰もが見えない自分をを見つけられるヒサシに重ねてきた年月はダテじゃないという処ですかね(*′A`)
いつまでもそのテンションでお幸せに!という感じです。笑
続きがあるなら迷わず読んでしまうんでしょう。きっと。
カプとして私は三男より次男寄りで好きだな~と思いました。
そしてここまできたら長男、雷ちゃんのお話もあったらいいのに…!と思うのは腐女子ならば当然の欲求なのですよ!w
オガタくんさぁ~、雷ちゃんに許された身として彼女捨ててでも墜ちてくんないかなぁ??www(ええぇ
全ての元は有原岑生が廣瀬清高に当てた恋文であって。
しかしこの話の妙はその2人が一緒に居るシーンや会話するシーンが少なくともこの一冊には無いという事。
そして2人はそれぞれ別の人間と体や情を持ち寄ったり寄らなかったりしていて、
でもその別の人間、花城と澤の2人も例の恋文に覚えがあって、結果振り回されている。
見えない所で繋がっていたり絡み合ったりする人間関係が面白いです。
それに伴う感情は、4人の人物それぞれに違って
でもそれぞれの気持ちが読み込めて理解できる描き方が素晴らしく。
無機質だったり人間臭かったり、時々で巡る感情があって。私が思うにいちばん感情が刺さる人間臭いのは澤だな…。
花城は有原の恋文で廣瀬という、今度こそ本当に惚れた人間に出会ったんだから、早くソコに気付いて欲しい。もどかしい。でも皮肉い。笑
詰まりはそういう複雑に重なる人の妙、という上をBLで描いているという感があります。なのでまずはそこから楽しんだという事です。
でもこの設定で背景で、草間さんが描くからこそ萌えるなぁvv
帯について、狂ったその後にぴたりと合う結末を望んでいます。
カバー下について、ふんどしにブーツは萌だと発覚しました。←
時代設定は特有の理解し辛い表現や単語が少なくて苦にはならないです。
草間さんの絵と独特の空気感を楽しめばいいかと思います。
何回も読んだらいいと思います。w
元妻の弟、姉の元夫。2人の人間関係の始まりが義兄弟なので、
お互いが歩み寄りに元義兄の逸人は二の足を踏むと言うよりは『踏み込まない』と決めていて、元義弟の一は若さゆえに純粋で無鉄砲に突っ走る。
こんな風に、攻の義兄さんの方が悩んで冷たいまでに線引きするというのは(私が思うに)珍しいタイプのお話だなぁと思ったのですが、
恋愛に重きを置くというより、家族の在り様や内情からの恋愛が丁寧に描かれていたので不自然さや理不尽さは感じませんでした。
元義兄の逸人は、幼い頃から(飽くまで逸人の理想とする)良い家庭環境や家族関係に恵まれていなく、
一といういよりは先に出会った姉の真にそれを見出して結婚をした。
それでも性癖は変わるものではなく、一を好きになってしまう。
だから悩んでしまうんですね、自分の気持ちが真とその憧れた家族を裏切っていて、一の好意に応える事は一にもそれらを裏切らせてしまう事になるから。
実父の事も切り捨てられなくて、それでも理想を望んでしまうというのは切実で。
曾祖母の話なんかは、わたし個人に思うところがありまして
正直見たくないところ、暴かれたくない心情と感じるまでの描写に思えました。
でもその為に、逸人が憧れるような家族像になっている気がします。
恋愛面においては、当人同士というより女性キャラが魅力的で!笑
脇を固めるキャラが2人の関係を固めていくように思います。
真はいい女ですよね~ でも一も真と同じ強かさを以って似ている姉弟だなぁと思うんです。
だからこの姉弟は単純に逸人の好みのタイプなんだとも思える…。笑
とにかく読後は逸人に幸せになって欲しいし、一はちゃんと幸せにしてあげて欲しいと思いました。
そして余談ですがノーマルもすきな私としては加奈ちゃんと泉堂さんのその後の展開が読みたい処です(*′`)
神評価にしない部分としては、一を追い駆けた時の逸人にもっと強い衝動が欲しかったなというのと
挿絵の逸人と泉堂のイメージが私の中でどうしても合わなかったという悲しさです;
全てはタイトルですよね。
思春期だ。発情だ。解りやすくエロ脳ですよ。笑
内輪で総ホモは確かに作家さんよってはちょっと…ってなるところですよね。割と経験あります(;′`)
でもでりこさんはいいじゃない!ピアスだしいいじゃない!
ということで、この本の何がいちばんって表紙のカプと、はなこへのぶっかけえちです(言い切り)太字で表記したいくらい。
いやエロもそうなんですが、でりこさんの笑いのセンスがとても私のツボなんです。ホント毎回堪らん(′A`)
『はなこ』は無邪気な子供の悪意の無さからきているのですねw
他カプもそれぞれタイプが違って楽しめます。
美人受~ちみっこ攻~、リバ。は駄目な方もいるかもしれませんが、色んなの読みたい~って方はきっと買いですよ。
エロがお上手なんですも~ でりこさんの汁だく描写ってホントよいです。ファンです。笑