苦さと甘さの黄金比
主人公の策士家っぷりが最高です!
冷静で計算高いように見えて、ふとした瞬間に除く弱さや孤独があまりにも美しくて、読んでてギュッと胸の奥を鷲掴みにされます。
あぁ、この”隙”があるからこそ、アルファである彼との関係が深まるんだとドキドキしながら読み進めることができました。
これこそ、出会うべくして出会ったふたりの関係と言えると思います。
言葉の選び方が美しく、象徴性が高いからこそ惹き込まれる世界観。
読みながら、まるで静かな美術館を歩いているような気持ちになる、とても素敵な作品です。