木原梨乃さんのマイページ

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成長痛 コミック

梶ヶ谷ミチル 

俺の女子力が上がる日はいつくるのか

友達に薦められて読んでみたら、存外に少女漫画な内容でしまったー!と思った。
男の子同士で文通はねーわ。と。ドリーム過ぎるだろと。
知り合いのオネェなんか「男の子同士で文通!?ノンケ?ノンケ同士なの!?そりゃあんた!潜在的ホモよ!」みたいなことを言われてあー、やっぱり?みたいな。そのあとオネェは「でもかわいいじゃない!あたしはそういうの好きよ~!」と言っていた。
自分の周りの人って「漢」って感じの人が多くて。
現役高校生(ノンケ)の子にも聞いてみたけど「文通?ないわー(笑)切手と便箋用意してくれたら考えなくもない」とか「相手が(可愛い)女子ならアリ。男同士はない。文通する意味ない」と言っていた。
もしすごく仲のいい友達が遠くに離れて、電話やメールが出来ない場合どうするか?と聞いたら、「文通っていうか、年賀状に用件だけ書いて送る」とかね。
お前らほんと乙女の夢を砕くよね。そもそもこいつら手紙なんて高尚なこと出来る人たちじゃなかったから聞く人を間違えた気もするが。
でもこのノーマル思考こそが好きなのね。
だから男同士で手紙のやり取りを躊躇なく要求する夏目にノンケらしさを感じなかった。薔薇族のペンパルのお誘いじゃないかとさえ思えるよね。
しかもノーマル同士なのにどーして簡単に一線越えられるのか謎過ぎる。
色々簡単に進みすぎるのがノンケ同士としては不自然極まりない。
夏祭りなら女の子と行きたいと思うのがノンケでしょう!必死こいて男に会いに行くノンケの意味が分からない。どこをどう、お互いそんなに好きになったのか全く分からない。
もうノンケじゃないやんかー!と思ったわけですよ。
要はノンケ同士の描き方が自分の好きなパターンじゃなかったってことですね。
現実にノンケ同士で文通している人もいるだろうけど、それはまた別ですよ。そんなの人それぞれのことですからね。好きにすればいい。私の趣味どうこうなんてはさむ余地ありません。

で、ここまで言っといてなんだけど、このさわやかな感じ自体は好印象だったんですよね。
これって現実に起きそうで起きない、BL!!って感じのお話だと思う。
でもさ、そーいうドリームな話もまた良いと思うわけよ。
こういうの、カワイー萌えるー!とか言うかわいい女子になりたい。
(ところがどっこい胸毛が生えるんじゃないかって心配になるくらい漢らしくて困っている)

何度か読んでのこの評価です

上下巻まとめての感想です。
ユイジさん好きなので作家買いですが、うーん。迷った末に中立評価にしました。

人物だったらネオが好きだったとか、お寺がモチーフなのは良かったとか、
自分の好きな部分もあったんです。

が、これ表紙&帯詐欺だし、しかも上下巻で発売する内容じゃないよなー・・・と。
帯の『衝撃作「刺青の男」から約5年、OPERA発単行本の沈黙を破り・・・上下巻同時発売で登場!!』とか言って、ハードル上げちゃいけないと思うんだわ。
特に上巻の内容は本筋に関係ないパロやメタが多すぎて、しかも最初のほうはSDばっかりで、なんか何を目指したのか分からなかった。
この内容、多分要らんものを除けたら一冊で収まったんじゃないかと思うんですよ。
二冊も買わせる内容じゃない気がするんですよね。

読んでてユイジさんのペースで、好きなように連載したんだろうなと。
そういうのは別にいい。いいんです。
でもだったら、そういうもっとサブカルでゆるい感じを正直に表紙や帯にあらわすべきですよ。

「ニルヴァーナ(涅槃)へようこそ」って言葉、帯にも中身にも出てきたけど、
もうそのセリフ言わせたいだけだろ・・・という感じがしてきて。

あと殺生与奪って言葉をあんなギャグに使うのは感覚的に嫌だったな。
命を大切にしよう、って感じが全然伝わらない。
内容が自殺から始まってるだけに、こういう命を軽んじていると取られかねないギャグは辞めたほうがいいんじゃないかな、と。
もちろん作者さんには全くそのつもりはないだろうと思いますけど、けど感覚的に嫌でした。
他にも。自虐ネタになるのかな、「アマゾンレビューが酷評だったらお前のせいだ」とかなんとかあったけど、ああいうのは全然笑えない。
単にギャグが合わなかったのとか、嫌な語句の使い方されていたとか、色々重なっちゃったんだな・・・。
展開はちゃんと意外性も持たせてあるし、面白く読めるように謎解き的な面も含みつつで、そのあたりは決して悪いとは思わなかったです。
けど、上下巻でこの内容か・・・というのは正直な感想です。
あー、酷評はなるべくしたくないけど、今回のは私には合わなかったです。

普通に面白かった

イサク先生といえばツンデレ受けやケンカップルが十八番の作家様というイメージがあるんだが、何の予備知識もなく読んで、いつもの十八番受けじゃなかったことに新鮮さを感じた。

ぶっちゃけると受けの性格にうっとおしさを感じなくもなかったが、さすがイサク先生。話が進むと受けが攻めになつき、受けの素の部分を見せて可愛いと思えるような仕掛けが展開の中に作ってある。
攻めもそれに萌えてほだされ気味なのがいい。

展開的にはBL的なご都合主義展開があるように感じたが、そこは他の作品と比べても似たり寄ったりな気がするのであえて突っ込むような野暮はすまい。

次はもう一組のカップルについての話があるようなので、それはそれで楽しみだが、
この作品のカップルの話がここで終わってしまうとすれば非常にもったいないように感じた。
なぜならこの巻で掘り下げ切れなかったものが色々あるような気がしてならないからだ。
とにかくさっくりとまとまっている。読みやすくはあった。

木原先生入門として最適

木原先生も小椋先生も好きなんで、こりゃーすげぇコラボや!と思い買ったのだが。

すいません、私にはぬるかった~~~!期待しすぎたか。
これ小椋先生の絵だから余計そう感じるのかもしれないですけれど、
木原先生の痛い系が好きな人にはあんまり勧められないです。
小椋先生の絵は神だと思うんですけど、ほのぼのすぎて萌えに繋がらなかったのが残念でした。

そして十亀が、自分と被っていたのも萌えなかった原因の一つ。
自分が十亀側の人間だからこの人に共感できるんだけど、
自分で自分に萌えるとかありえないから、そういうわけで萌えんかったんです。
不運だけど不幸じゃない。その通り!自分にとって当たり前のことをあらためて聞かされるとあ~そうね、という感じになりますよね。ま、そんな感じでした。
ラブホだのAV監督だの、一般人にとっては面白いネタなんだろうな~。
自分は何とも感じないけど世間の人ってのはこんなんが面白く感じるんだな。そしてそこに出てくるキャラがラブホやAVをやっている人たちの一般的なイメージと違って、ちゃんとした人間というのも万人が納得する設定です。
実際、長く続けている人らは本当にちゃんとしてるもんね。
世間が知らないだけで。

いつもの木原先生なら万と十亀がもっとすれ違ったりしそうなんだけど、
そういう木原節が一切なく。
コアなファンの人は木原先生の真骨頂を感じられず、残念に思った人もいるかもしれないと思いました。

しかし内容はものすごくいい。小説も合わせて全部読んで欲しいです。
十亀も万も二人に救いがある点が万人向け。

この作品は木原先生の痛い系が苦手な人にはむしろおすすめです。
今まで読むのが怖くて木原先生を倦厭していた人にぜひ読んで欲しい作品です。
十亀の不幸設定は小説のほうで確認してみてください。そこの部分はキツイと感じる人もいるかもしれませんが、必ず、この二人のキャラに救いがあるので、怖がらずに読んでみて欲しいです。

お話もキャラも万人向けだと感じました。
ただ私向きじゃなかったというだけでこの評価ですが、この作品自体はとても良いと思います。ちなみに自分的には小説(リバーズエンド)のほうはもうちょっと評価高いです。

最後のアレはなんなんだ

国枝さん好きだからキャラや雰囲気は今回も別に良かったのだよ。
ホーイチのズレっぷりも好きだったし。
攻めの大輔がなんであんなに叔父さんが好きなのかそこはいまいちよく分からなかったけれど、
もともと単発で行く予定だったんだからそんなもんかと思ったりした。

が・・・

最後に出てきた女ー!
貴様、逝って良しじゃ!ほんまに要らんわ!

・・・すいません、心の声がダダ漏れてしまいました。

なんだろうね、BLに出てくる女は基本ウザい。
当て馬とか話を引き延ばすためだけに出てくる女が一番うぜぇでございますよ…。
ほんとやめて。
大輔の元カノに罪はないのは分かってるんだけど、頼むからさっさと本筋から消えて欲しい。
まだ、ホーイチの喰えない上司のほうがましだわー。
あのおっさんがどんな人かよう分からんけども、女よりはマシだわ。
でもあのおっさんもウザい。

男の子と恋 コミック

雲之助 

激しく残念だった

絵や受け攻めの人柄自体は嫌いじゃなかったんですけどね。
周りのお友達も皆人が好さそうで、暖かな印象の物語でした。

でもBL的な観点「萌え」は全然感じなかったのよね…。
うまく言えんのやけど、私自身はこの作品みたいに百合っぽいカップルは大丈夫なんですよ。でもキャラクターに男の子だなと感じられるような強さとか欲しかったです。

内容は少女漫画そのまんまです。
別に少女漫画が嫌いってわけでもないんですが、ぶりっこ系が苦手でして。
あとは途中、公園で出会った「僕っこ」少女がものすごく痛いキャラで。
一人称が僕なのはこの漫画の雰囲気には合っているかもしれないですが、それでも引きました。
話の流れからして彼女の存在に意味はあるんでしょうけれど、演劇風の作為的な登場の仕方がどうにも合わなかったです。
そういう意味で趣味じゃなかったのでこの評価です。
キャラクターの人柄自体は悪いように思えなかったので激しく残念に思いました。

神神神神神

神以外ねぇわ!!
日高先生の成長が神だよ。
失礼ながらデビュー頃の作品は「ふつうだな」と思っていたんですよ。
ただ絵はいい感じの方だなとずっと思っていました。
それが徐々に良い作品を描かれるようになってこられて。
最近の日高先生の作品はパねぇです。

きっといい編集さんとかに巡り合えたんじゃなかろーかと思います。
日高先生を支えている人たちも気合入れて日高先生を支えてほしいです。
俺は盲目と言われても構わない。
日高先生の作品が好きだー!!

そしてこの4巻、神展開としか言いようがない!!
もっとドラマチックさを求めている人もいるかもしれないんだけど、
あんまり色を付けすぎると安っぽい昼ドラみたいになるのも嫌ですからねぇ。
やっぱさぁ、ここで神つけとかないと、
後の展開が…だったらこっち神つけといたげたほうが良かったなって思うだろうからね。

こんな高校生は嫌だ

凪良先生の作品はデビュー作以来久しぶりにお読みいたしました。
そしてこの評価で本当にすみません。こちらの作品がお好きな方にもすみません。
でも正直言わせてもらって良いですか?

諏訪というキャラクターが正直高校生らしくない。
擦れすぎです。
高校生ぐらいなら「いつ童貞捨てる?」みたいなドキドキ感のほうが欲しい!
これは私の趣味嗜好の問題ですけど。
高校生ネタはやっぱりピュアであって欲しいんす。

この手の諏訪みたいな高校生は現実でも確かに居ることは居るけど、
女子の間に「あいつヤリチンだよー気を付けたほうがいいよ!」
みたいな噂がたったり、何らかのトラブルが起きて女子グループにいじめられたりボコボコにされるのが落ちだと思うんですよね。なんせ狭い世界ですからね。電光石火の速さで広まっていきますよ。この手の話。気を付けないとメールとかでどんどん変な噂が広がったり終いには掲示板に書き込まれたり大変なことになるのよ~!
それが起きないほどの世渡り上手は高校生ではいないだろうな。

どうにも大人感覚で描いた高校生っていう感じが拭えなかったです。
せめて大学生ぐらいの感覚かなという感じのキャラでした。

真山先輩も変だしね。
彼氏が男友達に自分のこと紹介するのとかありえないっしょ。
高良がゲイだって分かってて紹介したんならまだ分かるけど。
そんなんじゃないし。そこは真山先輩、一応諏訪に対して「紹介とかやめてくんない?」っていうのが自然だと思うわー。や、そこで紹介がなきゃ真山と高良が出会わなかったかもしんないけど、不自然な流れが気になった。
そして彼氏が女の子と浮気するのも嫌じゃないのかな。
高校生ぐらいだと、そういうのでみんなトラブル起こしてるよね。
大人でさえ恋愛関係のトラブルは収拾つかないことが多いのに。
やっぱりこの辺りも大人目線が入っている気がして違う気がしていました。
そして高良も変。変にいい子だよこの子は。
そして私にとってはいい子過ぎて魅力的なキャラクターではなかったです。
でも高校生時代の真山と高良の関係はそんなに嫌じゃなかったです。

もう擦れまくった私は逆にピュアな子に会いたかったんです。
表紙がね、宝井さんですごくさわやかだったから買ったんです。
爽やかさ200%ぐらい感じる絵だったから。
でも実際は爽やかな内容かって言われたらむしろ逆だと思う。
もしそれでも爽やかさを感じることができた人がいたとしたら、
それは凪良先生の文章が優しさや温かみを感じられるお上手な文であることと、
そしてイラストが与える効果ではないかと思います。

というわけで決して文自体が悪いとか、イラストが駄目だったとかいう話ではなく。
完全にキャラクターが私の趣味から外れていたということだったのです。
できればDT捨てるドキドキピュア高校生でお願いしたかったです!
もうキスもどうやってしていいか分からんっちゅーくらいの。

なので第二部の大人になってからのお話のほうは特に嫌ではなかったです。
もう大人だし、多少擦れていても変に感じることはないので。
本当に白か黒かの判定ですみませんが、こんな感じの評価になりました。

なんでだろーなんでだろー

笑いのセンスは良いと思います!
毎回ギャグの部分には笑わせてもらっていますし、
全体的に読めないことはないという感じです。

でも私には受けキャラのテンションが高くてついていけませんでした。
もうちょっとテンション下げてくれんかね…。
毎回ギャーギャーうるさいんじゃワレ!!
と思ってしまった。
乙女のドリームをつめたような作風は決して嫌いじゃないんですが、
それよりもキャラがうるさいのが苦手。
Hシーンにもあまり萌えなかったです。
世界一初恋のほうが好きみたいです。

って言っても全巻そろえている私

読んだからには最後まで一応どうなるか見たかったので我慢して読みました。
最初は受けのかたくなさも新鮮で面白かったんですが、
徐々にウザくなってきまして、
なんかもー本当に最後にはかたくなさにイラっとして、
というか付き合うのが嫌そうな割にHしてるしなんなんだろうこいつと思ってからは
本当に受けは私の中ではダメキャラになってしまいました。

はっきりしているようでしていない受けの態度にイライラ。
もともと恋人同士とか甘い雰囲気を醸し出すのが苦手な人という設定なのかもしれませんが、弟溺愛な様子から、こういうタイプは自分の身内のように感じたヤツに対しては態度変わると思うんですよねー。恋人も身内扱いになったら態度が変わりそうだなーと思ったんですが。そういうところが見たかったのに。
こんなにキャラに対して憤慨したのは久しぶりかも。

高永先生の絵は大好きなんですが、
受けキャラがまじ嫌い!というわけでこの作品の評価はこうなってしまいました。