先生のXを見て、これはきちんとレビューを書かなければと思いました。
先生の描きたかったものを出版してくださったカドコミ様には一読者からもお礼を伝えたいです。
美大生と講師のストーリー。
美術について触れている部分もあるのでとても興味深く、色々調べながら読んでしまいました。
先生ご自身も美術を学んでいたのでしょうか?表紙や百合川先生がモデルを務めるときの身体のラインの美しさが強烈に印象に残っています。
そして何より人の感情の機微がとても細かく描かれているので、陽介の苦しみや、「人の気持ちがわからない」と言いながらも陽介を想う先生の温かさが痛いように伝わってきて思わず涙が出ました。
家族のことに後悔や重圧を感じながら生きてきた陽介と、特性を持ち生きづらさを感じながら自分なりの生きやすさを見つけ出した先生が、お互いの存在によって心から笑えるようになって、こちらまで幸せにそして心が浄化された気分です。
ハッピーエンドですがこれからもまだ越えるべき壁や困難、嫌でも向き合わざるを得ない偏見などたくさん残っているんだなと思わされるのもとてもリアルだなと思います。
ちなみにエッ///シーンはありません笑
ただ、先生の画力とここまで感情移入してしまったふたりの今後やそんなシーンもぜひ!読みたいです!
下巻は、正午さんと逢介くんの出会いや正午さんの過去、心情に触れていくんですが、あんなに余裕で誰とも恋に落ちてこなかった正午さんが、自分の気持ちを抑えきれなくなっていたり、プロのフォトグラファーとして苦渋の決断をしたり、逢介くんによって正午さんもまた変わっていく姿が描かれています。
大人なのにそんなところがまた可愛くてずるい。もっと好きになっちゃうじゃん!(逢介くんも私も)
正午さんの目を通して撮られた写真に全てが詰まっているんです。写真って、そういうことなんだなーと初めて知りました。
阿賀先生の原作素晴らしい。
そしてyoshi先生の作画は神です。
上巻のレビューにも書きましたがぜひR18で見てくださいw
そして続編とグッズの販売を熱望です。
単話の時からめっちゃ気になってて、単行本になって即買いしました。
まずバツグンにビジュが良い、、、怜さん派と一条さん派で延々と討論できるくらいきっと全腐女子達はどちらかにハマるはず。
ビジュの良い御曹司とそのお付きの人はあるあるな設定なんだけど、怜も仕事のために自分を使ったり無理してでも自分で仕事を成功させていきたいと頑張るし、一条は早々に裏の顔があるのが意外性あり!でもその強引さやちゃんと怜のビジュ以外を見てくれているし屈強な肉体で怜を守るし、、、
最後の最高な怜さんの笑顔は今までの努力と愛する人の力だと思うと心があったかくなります♡
綺麗だけどウブな怜と強引だけど優しさを持ち合わせる一条を楽しんで欲しい!!!