BL歴が長いですが、レビューをはじめて書きます。
こちらを読んだ後、ふたりの出会いやあれやこれやを読み返したくなり
①巻からまた読み直しました。
同人誌もオークション等に手を出し、散財してしまいました…。
①と②は全体的に潮の抱擁力がはんぱなくて
いつも腕広げて待っててくれるような安心感があったけど
今回の巻は、潮さん不安定です。
そして、あのツンデレで不器用な計が、
成長していて男らしく頼もしく感じました。
これは、もう惚れ直すなぁ、潮一生手離せないなぁと思いました。
あと、ときどき出るコメディタッチな言葉に笑わせてくれます。
「今ならハムスターとケンカしても負ける」←クスッと笑いました。
好きですこのフレーズ。
最後の方の、壁に潮と潮母と潮父の手形が並んで残っていて、
ぐぐっと喉にせり上がるものがきて胸が熱くなり泣きました。
家族3人だけの世界で仲睦まじく暮らしていた時があったんだね。
もし、潮の父が政治の世界に入らずに
画家として絵を描き続けていたら、
どんな家庭になっていたんだろう。
考えても仕方がないけど、
お父さんとの距離はもっと近かったんじゃないかな。
そして、設楽さんや麻生さんが素敵すぎる。
本当に困ったり行き詰った時に、
ちゃんと気付いてくれて放置するでも、
過保護に全面的に助けてくれるわけじゃなく
自分で考えて乗り越えられるようにうまく支えてくれる。
必要なら、矢面に立って上層部から守ってくれる。
かっこよすぎる!
続きがもっと読みたいです。