原作未読。
普通1、2、3……9、10のように段階を踏んでお話が進んでいくと思いますが、この作品は1→10くらい吹っ飛びます(笑)
「そこカットしちゃうの!?」「何故そうなる!」の百連続です(笑)
吹っ飛んだり、妄想で補完したりするのが苦手な方は要注意かもしれません。
お話は、主に早瀬廉(檜山さん)の甚だしい勘違いで進んでいきます。
早瀬の父親と、桜庭知華(三木さん)の母親が再婚し、二人が義兄弟になるところが全ての始まり。
チカ、と母親に呼ばれ、眼鏡を掛けていないせいか知華とは別人である、と早瀬くんの勘違いがスタート。
早瀬が生徒会長を務める学校で、知華は役員として働いていますが、
「チカ」と「知華」が同一人物である、と気づく気配は一向に無く。
ド近眼のせいで困り目になっているチカに対して
「誘っているのか」とか「夜遊びしている」とか
色々言います、酷い(笑)
早瀬くんは、素から男の人が好きなのか知りませんけれど、思考が全部そっち方面に行ってしまう、
とっても「おもしれー男」です。
早瀬に振り回される知華は、
母の再婚が取り消しになったり、自分の学校の平穏が乱されたりしないように、
と、どうにか「チカ」と「知華」を別人視させたい一心で、可愛らしいウソを重ねていきます。
口調や台詞が可愛らしいけれど、しっかり、「少年感」があって素敵でした。
おもしろい、というのが正直な一番の感想です(笑)
終始笑いっぱなしでした。
終わりとしまして。
三木さんの貴重な、可愛らしいお声が聞けますし、最近ではお目に(お耳に?)かかれないタイプのコメディー作品ですので、気分の一新にでも聞いてみるのがオススメです!
聴く価値アリ、ですよ。