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女性まふ17さん

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好き

表紙の雰囲気が、とても好みなのでよみましたが、おもいのほか、よかったです。

高校2年生の「二宮 翔真」と、同じ高校2年生の「八重沼 奏」とのお話です。

高校生の同級生のお話で、読んでいて、胸がきゅんとするシーンがおおくて、たのしくよむことができました。

ピュアな恋愛もので、読んでいて、青春や、恋愛のすばらしさが、よくつたわってくる、すてきな作品だとおもいました。

BL初心者さんでも、よみやすい作品だとおもいます。

千年

表紙とタイトルにひかれてよみましたが、期待以上に、おもしろいとおもえる作品でした。

焔伽国第三皇子の星辰と、天陵国の太子の天莉とのお話です。中華風なファンタジーが好きなこともあって、夢中になってよみすすめることができました。

全体的に、せつない雰囲気がただよっているお話で、ストーリー重視の作品だとおもいました。

スパダリな年下攻めが好きなひとは、はまる作品だとおもいます。泣ける部分もあり、心にのこるすてきな作品だとおもいました。

呪われ社長

オオカミ族、大手警備会社のCEOの「黒尾 雅影」と、ウサギ族の青年の「宇佐美 メイ」とのお話です。

契約結婚といいつつも、じつは、あまい溺愛系のお話で、よんでいて、胸がきゅんきゅんしました。全体的に、ほのほのとしていて、ほっこりした気持ちになれる、すてきな作品だとおもいます。

「もふもふ系」のお話が大好きなこともあって、夢中になってよみすすめることができました。「もふもふ好き」には、たまらない作品だとおもいます。

公爵

「時代もの」が好きなこともあって、表紙にひかれてよみました。

19歳で、右大臣家の長男の「二条 晴通」と、16歳で、権大納言家の末子の「葉月(氏原 重彬)」とのお話です。

「葉月」は権大納言家の者でありながら母の身分が低く、美しい容姿をしていましたが、「情の者」〈オメガ〉であるために蔑まれていました。そんな「葉月」が危機をむかえたときに、をたすけてくれたのは、「晴通」で…というストーリーです。

日本の平安期を彷彿とさせるストーリーで、濃厚なストーリー展開だとおもいます。「葉月」がかわいそうなシーンもありますが、全体的に、ほのぼのとしていて、あまい雰囲気で、たのしくよむことができました。

コールドスリープ

未知のウイルスに感染し、治療薬の開発までコールドスリープに入るしかない状況になった高校教師の「篠真人」が目覚めたのは20年後。目の前には、かつての教え子がいるというお話です。冒頭から、テンポよく話がすすんでいくので、さくさくよみすすめることができました。

コールドスリープからめざめるという設定で、ファンタジー色のつよいお話で、たのしくよむことができました。「年の差もの」が好きなこともあって、はまりました。

20年という年月をへて、再会したふたりのお話で、「再会もの」でもあるとおもいます。

未完成

好きな作家さんの作品なので、読みました。高校の「生徒」と「先生」とのお話です。高校の「生徒」と「先生」の関係性が、やがてかわってくるのですが、大人とこどもの関係性について、丁寧に描かれている作品でもあるとおもいます。

「生徒」が、やがておとなになり、美容師さんになるのですが、その理由がとてもかわいらしいもので、よんでいて、ほっこりした気持ちになりました。

全体的に、せつない雰囲気がただよっていて、とても心にのこるようなすてきな作品だとおもいます。

プラスチック

「魚住くんシリーズ」の2作目にあたる作品です。

サラリーマンでおおざっぱな性格の久留米と、生活能力のない大学院生とのお話です。

つかずはなれずの生活をおくっている久留米と魚住でしたが、魚住の前に、日下部という男性があらわれて、事態がかわっていきます。

トラウマ満載で、感情が欠如してしまった魚住がかかえる過去があきらかになっていき、よんでいて、かなしい気持ちにもなってしまいましたが、ものがたりとしては、おもしろいとおもいます。

華龍

今年にはいって、はじめて読んだのが、この作品です。

龍術師を目指して、苦手な勉強に励む天音を応援したいけれど、逢瀬が減って内心苛立っている蒼月の心情が、わかりやすくえがかれているとおもいました。

この物語独自の世界観がひろがっていて、とてもおもしろいとおもいます。
中華っぽい物語が好きなこともあって、たのしくよむことができました。

まだまだ続きそうなシリーズなので、これから、どのように展開してくのか、3巻がとてもたのしみです。

修学旅行

タイトルにひかれてよみました。クラスで孤立していた地味な少年と、その少年に声をかけたイケメンの同級生とのお話でした。

先の展開は読めてしまうようなお話ですが、ほっこりした気持ちになるようなほのぼの系のお話で、とてもよかったです。

「受」も「攻」も、ピュアで、かわいらしいとおもいます。

青春のさわやかさ、学校生活のキラキラしているぶぶんなどが、つまっている作品で、とてもおもしろいとおもいました。

続編がでたら、よみたいです。

甘くて切ない

タイトル通り、「甘くて切ない」お話だと、おもいました。
家庭的に恵まれない人物を登場させる頻度がたかい作家さんだとおもっていますが、この作品でも、そういう人がでてきます。
不遇な境遇で育っても、幸せになれるということがしっかりと描かれていて、読んでいて、幸せな気持ちになりました。
いわゆる「毒親」というひとが登場しますが、そういう登場人物がでてくるからこそ、物語に、ふかみがましているような気がしました。