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女性晃子さん

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人豹と猛獣使い コミック

沙槻 

不満点はあるけど、良かった!受けも攻めもカッコいい!

事前に自らネタバレ食らいに行ったので、攻め以外にいろいろされるのを知っていたし、そもそも獣人BLに全く興味ないので買う予定なかったんですが、著作「怪人は探偵に堕とされる」が今までちるちるで既読にしてきたBL1200作品以上の中で堂々のMy一位だし、30%引きだったしでアッサリ陥落。
クーポンもあるんだもの、使っちゃうよね~(弱い

江戸川乱歩著作「人間豹」のパスティーシュ(≒オマージュ)である本作。
原作未読でしたが全くの無問題でした。
作画が相変わらず美麗。とにかく攻めが美しい。

攻めの発情期は特殊で、TNKは特殊構造を持つため、
「(受けの)体を傷つけたくない」
「発情期は自分の意思じゃない気がしてキライなんだ」
という旨の発言が読者としてはすごーーーく嬉しかったです。
この発言があったからこそ、読者として モブられも当て馬ゴー完も許せた(←何様?

相変わらず沙槻さんはTKBの描写がすっごいキレイですね。
そして私が特に好きなTKB関連描写があるのですが…:
「片手で一度に左右両方やる」
これ、今まで1200作品以上BL読んできましたが、初めて見ました(歓喜
やっぱり沙槻さん、すごいなぁ…(拝む

細っこい体の受けは全然好みじゃないんですが、沙槻さんならば話は別です。
そして受けから当て馬への逆襲キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
当て馬ザマァ展開は嬉しいけど、もうちょっと本命攻めの活躍も欲しかったな…

そしてこれは単話版の試し読みでもご確認いただけるのですが、明智せんせぇえええええ!(うるさい
イケメンすぎますぅううううう!(うるさい
若い頃ですねこれは…あぁあああめちゃくちゃカッコいい~~~(目頭を押さえて天を仰ぐ

てゆーか恩田博士ー!あんただったんかぃ!w
髪型がそっくりぃ~とか思っとったらあの作品のご本人だったとわ!w

<注意点>
・冒頭でモブ団員たちに触られまくる描写&当て馬にとことんヤられる描写あり(なので☆マイナス1)
・出産シーンはないですが、最後の最後でハガキによって受けの体に施された「妖術」の内容が明かされます

<巻末より>
・イケメン黒髪団員2人(ウェーブロン毛・ショート)がやけに存在感あると思ってたらやっぱり(おそらく長野と)平吉ですかー!
・受けの蘭伍という名前にずっと違和感があったのですが(あまりにも原作者名とのこじつけ感があって)、なんと日独ハーフですか!
ググったところ、なんと Rango はゲルマン系の男性名で「戦士」を意味するそうです。納得…

評価数:5、レビュー数:4ってドユコトドユコト。
獣人お好きな方、こんな良作がここにありますよ!
攻め以外にちょっとされるのだけは耐性ある状態でお越しください。

オカルト好きを泣かせた、何度も何度も読み返したい作品

読み終わった後、「ハハッ、すげぇ」って素で声出ました。
そして泣いた。素晴らしい。神作以外に評価できない。すごすぎる。
オカルト好きとしましては、日高さん本っ当ーーーーにオカルトについてよく調べてくださったんだなぁと非常に感慨深いです。

「帳場(ちょうば)が立つ」「組対5課」「生安」は、警察用語でそれぞれ
「調査本部が設立される」「組織犯罪対策第5課」「生活安全課」という意味だそうです(ググった)。
ちなみに「アドベント期間」は日本でまだ浸透してない概念だと思うので:
「クリスマスの4週間前の日曜日からイブ当日まで」です。

それにしても、まさかBLで沙槻さんの「イッて旅して愛されて」(←コミックス版で、「イッて旅して恋をして」も同時収録) 以外の作品で、1957年から存在する概念、量子論の多世界解釈(平たく言えばパラレルワールド)にお目にかかれるとは思いもよりませんでした!
ご興味ある方はそちらの作品もぜひ。
そちらのレビュワーさんのお言葉をお借りすれば、
「BTTFでタイムスリップして過去を変えたら、家族写真から自分だけ消える」
的なアレです。
実際に未来が見えて人命を救えた例もあります(音羽マリアさんの実話漫画参照)。
で、ざっくり説明すると、Aは未来から来た生霊、Bは現在の生身。
つまり本作、めちゃくちゃ平たく言うとドッペルゲンガーBLであり、パラレルワールドBLです。
作内で描かれている現象は、どれもオカルト好きにとってはよく見聞きするものばかりでした(嬉しい

細部がやっぱり理解が大変なので、今後何度も読み直すと思います。
日高さん作品お好きな方、特にオカルト好きな方には非常にオススメです。

オカルト好きをも唸らせる、超ド級レベルの神作だった

当方オカルト大好きなので、本作の購入はやや渋っていました。
オカルト的に「いやぁ~、そうじゃないんだよなぁ~」な描写があると萎えるので。
でも他でもない日高さんなので、きっとオカルト関連のこともきちんと調べて描き切ってくださるだろうという期待を込めてポチリ。

「横に川がある家は出やすい」「電波をどうこうできる」「消えているけど気配はある」「隔世遺伝」と界隈でなじみのあるワードが並んだので、ホント大船に乗った気持ちで読み進められました。
さすが色々と分かってらっしゃる!
電子機器との相性が悪いのは霊能者あるあるだし(霊能者御用達の車メーカーがあるぐらい)、霊体によってはケータイも自由に操れたりします。
相当調べてくださったか、もともとオカルトお好きなのかなと思いました。

<注意点>
・流血シーンあり
・オカルト好きじゃない人にはちょっといろんな繋がりが分かりにくくてキツいと思います。
でも日高さん著作が大好きな方ならイケるはずなので、ぜひトライしてみてほしいです。
とにかく「パラレルワールド」を意識しながら読み進めてみてください。
・ハッキリと明文化されない描写方法が多用されているので、状況を全て細かく説明してもらわないとモヤモヤするタイプの読者さんには不向きです。

そして最後にこれだけは言わせてください!
BL描写は!ありまぁす!(うるさい
すごく自然でした…!

<こんな方にオススメ>
ちゃんと男っぽい、猫目三白眼の受けがお好きな方

見返り美人を軽く超えた後ろ姿、とくとご覧いただきたい

ビチ猫シリーズの番外編です。
2023年4月2日発売の同人誌が今日付けで電子化されてるので、お話的には最終巻(6巻)の後かな。
表紙は映画内で使用した衣装ですね。
本編での地方撮影終了後、浴衣姿で打ち上げに参加した二人の話。

①受けが酌をして回るのが気に入らない攻め→蛭間さんが一升瓶持ってやってくる(この時点で☆4は確定)
②酔っぱらった攻めを受けが部屋まで運ぶ
③目覚めたら内風呂に入ってた受けを発見!→振り向いた姿のなんと美しきこと!(この時点で☆5確定)
④お風呂えいち→受けをベッドに運んで続行(髪をかき上げる攻めが雄々しい!)

受けのTM小さスギィ!問題は相変わらずあるけど、それ以外は100点満点でした。
本編履修済みの方はぜひ!

たったの220円でこの濃密度&高コスパはすごい

ビチ猫シリーズの番外編です。
私が読んだのは2021年12月30日発売の同人誌が今日付けで電子化されてるものなので、お話的には4巻と5巻の間かな。
プライベートコテージ付きの南国リゾートホテルでただひたすらイチャ2する二人の話。
えrえrのえrえrです。
以下、とにかく私の好きが詰まってたので文句なしの神作!

①受けが目を覚まし、布団の中から侵入して、寝てる攻めの上に乗る→攻めが目覚めてキス
②朝風呂で受けが湯舟の縁で海の方向へ両肘をついて頬杖&下半身は湯舟の上にお尻だけがプカリと浮く→攻めに後ろから見られる→ムラ2→抜根
③ボーイが昼食を持ってくる→受けがバスローブ姿で受け取る→TKBチラ見えしてしまい、ボーイがドキッとしてしまう→攻め嫉妬
④最後のコマでいつものサブキャラ3人(阿部マネ、イケオジ蛭間(ひるま)さん、攻めの甥=一樹くん)登場!

私が利用した電子書籍販売サイトの修正が甘くてビックリ。
23ページとはいえ、220円でこの内容はかなりお得感アリ。
本編履修済みの方はぜひ!

ちんつぶ 4 コミック

大和名瀬 

笑えるだけじゃない、ホロリとくる素晴らしい作品

一気に全4巻発売ではなかったため、1~3巻は約5~6年前に履修済みで、最終巻だけは遅れて一昨年に読破。
取手x綾瀬の間柄に少し変化が現れます。
「TNKって本当に正直だよな」
取手弟が可愛いし、広尾先輩も健在。
今回はこの先輩が重要な役割を果たします。

メインイベント:
①(岩淵x神谷)分身が元の竿に戻る
②とある事故が起こり、皆で再びあの場所へ
あの神谷のシーンは感動して不覚にもウルっときてしまった。
③なんと取手の記憶が!
ここまでずっと岩淵x神谷CP派の私でしたが、最後の最後でこれはめちゃくちゃ萌えました…
やっぱり2CPとも素晴らしい。

そしてそのさらに5年後、最後のオチが最高!
そうきたか~!

そもそもこのシリーズ、現実世界でも生霊が憑りついた体験談はいくつもありますから、そういった意味では怪談・オカルト好きとしても非常に興味深い作品でした。
本作のように笑えるだけじゃない、泣かせるドラマまで描ける素晴らしい作家さんです。
一人でも多くの方に読んでいただきたいです。

ちんつぶ 3 コミック

大和名瀬 

アイディアの泉。3巻なのにまだこんなに内容が充実してるってすごい。

約5~6年前に読破。
前回やっとのことまでキスまでこぎつけた岩淵x神谷が、さらに仲を深めていきます。
本作の見どころはなんといっても:

①岩淵が、神谷に過去手を出してきたムカつく奴に一発KO
神谷が「尻軽だと思われてるんじゃないか」と不安になってるところ、100点満点の返しでそれを安心させてくれる岩淵。
やっと想いを伝え合う二人。サイコーです。

②クリスマス編:「いい子にしないと これ(ケーキについてくるツリーの飾り)を(亀)頭に差しちゃうぞー」
笑顔でこれ↑を言ってのける綾瀬がオモロイw
取手x綾瀬のすれ違いもせつなくてもどかしい!

③とうとう問題の根源である神社にみんなで行くことに!
皮がチャック挟まる痛みとわwww 4人の浴衣姿も見られます。
温泉での子供とのやり取りがオモロイw
目的地にはたどり着けない代わりに…

④なんと同盟で唯一の一般人だった綾瀬に大変化が!
NEWフェイスTNKは意外というかやはりというか、毒舌が過ぎるwww

さぁ、4巻で感動のフィナーレです。

ちんつぶ 2 コミック

大和名瀬 

漫画読んでてこんなに声に出して悶絶したことない。すごい。

約5~6年前に読破。今回のメインイベントは:
①新キャラ登場!先輩めっちゃイイ人…
②「ぷう」の謎について
③取手覚醒!
④そしてラストはついにー!

今まで様々なジャンルの数多くのマンガを読んできましたが、こんなにも
「ぐおぉおおおおおーーー!!頼むーーー!!お前らキスしてくれーーー!!」(岩淵x神谷)
と声に出して悶絶したことはありません。
ちん達の助けがなきゃ、絶対両想いにはならなかったでしょうねこの二人。
花火でそっとお互い手を握り合うシーンもグッとくるし、もう告白してるようなもんじゃん!じれってぇな付き合っちまえよ!wってなります。
過去エピでは岩淵の執着が垣間見られるのもイイ。
神谷が美人教師系のAV好きな理由が分かる気がしますね。
だってその設定って岩淵の存在と似てるので。
(=あれこれうるさいけど、頭良くていろいろ教えてくれて、なおかつダメなところはちゃんと叱ってくれる美形)

相変わらず神ちんが可愛いw だけでなく、めっちゃ良い子。
「ち○こを信じて!」は名言すぎわろた。
いわぶちんの特技がどんどん増えてくの草。
生ごみ用のネットとか、十二単とか、ほんっとーーーーに大和センセ天才すぎます…!

ちなみにBLCDのキャストも豪華ですね~。遊佐さんが岩淵ってのが意外でした!

<注意点>
・絵柄はまだもう少し以前のもので、本作の半分くらいでだんだんと今の絵柄に変わっていく過程が見られ、ラスト4分の1では完全に現在の絵柄になります。
・過去エピですが、神谷がモブ男女とキスしたり(計3回)、手首を縛られて性行為したり(1コマ)する描写アリ
・未成年(神谷)飲酒描写アリ

ちんつぶ 1 コミック

大和名瀬 

有名なので、タイトルや表紙だけでも見たことある人多いのでは?

約5~6年前に読破。名[迷]作、神作です。
みなさんタイトルと雰囲気で引かないで。
予想を裏切る面白さ&ただ笑わせてくれるだけじゃなく、グッとくるドラマ有りで、ほんっとーーーにおすすめです。
「不思議の国のチーフ」でもつくづく思ったけど、大和センセほんっっっとに天才。
今まで様々なジャンルの数多くのマンガを読んできましたが、本作ほど声出して笑ったことはありません(眼鏡の回)。
ザックリ一言で説明するならば、「生霊騒動ラブコメ」です。

<こんな方にオススメ>
・とにかくツンデレ&意地っ張り受けが大好きな方
・とにかく無表情寡黙メガネ攻めが大好きな方

<注意点>
・新装版のため、1巻の頃はかなり以前の絵柄です(描き下ろしは表紙と同じで発売時 2017年の(つまり最近に近い)絵柄です)
・受け(上記表①綾瀬)が電車で痴漢に直接TNKを触られてしまうシーンあり(でも次回はちゃんと撃退するのが素晴らしい)
・受け(上記表②神谷)がモブとホテルで裸で重なり合ってフェ○されるシーンあり(でも勃たないので未遂)
・同じく受け②が枕で先生にフェ○するシーンあり

作者の物語作成裏話も読めるのですが、豚のTMを食べた時の、後から来る刺激臭に気づいた顔がツボりましたwww

これはすごい。えrえrであるばかりでなく、衣装がすごい。

てゆーか評価数:4、レビューゼロってドユコトドユコト。
発売日で言ったら4巻と同じなので、描かれたのもおそらく3巻と4巻の間くらいなのかな?
内容としては、攻めの寝込みを襲う受けのお話でえrえrです。
いや~とにかくすごかった!
修正甘すぎない?これ本当に大丈夫?(意訳:ありがとう)

<ハイライト>
・あの部分(T○K)のどアップのコマがある
・バニーボーイの衣装(※)が素晴らしい
(※黒いベストにシャツの襟元だけ縫い付けたようなやつ&超絶ミニのショーパン)

↑これがまた面積がとんでもなく狭くて、なおかつ男らしさもちゃんと残ってるんです。
耳と尻尾がないのは私的にはリアルっぽさがプラスされたのですごく良かった!

とにかくいろんな意味で多くの人に読んでほしいです。