全体的に綺麗、という印象が強かったです。
音声だけなのに壮大な雰囲気が伝わってきました。
幼い頃から重い責任を背負ったシキ。
芯の強さと儚さの両方を合わせ持った立花さんの美人声が本当に美しい。
特にヤマトに初めて弱音を吐くシーンは胸が締め付けられました。
シキの事を一途に思ってどこまでも追いかけるヤマト。
彼と一緒ならどんな困難も乗り越えられる、と思わせてくれる。
気持ちを真っ直ぐに伝えるヤマトが素敵でした。
サブキャラの出番が多めですが、ストーリー重視だとこうなるんでしょうね。
皆様素晴らしい演技でしたので気にはならなかったです。
本編はBLCDというよりドラマCDと言ったほうが良いかもしれません。
Disc2ではそのあたりを補完するかのようにメインのお二人の絡みが聞けます。
切ないシーンが多い本編ですが、おまけでは若干コミカルな仕上がりになっています。
二人が付き合ってから約3年後、時系列的にはSummer Vacation 2018のPERFECT DATEの続きです。
初期のSM感や演技が合わなかった人も、もしかしたら今作は合うかもしれません。
私も最初のCDを聴いた時は二見先輩のイジワル感が強くて「志馬ちゃん、いくら好きでも本当にこの人と付き合って大丈夫……??」と心配したのですが、二見先輩がとっても優しくなっていてホッとしました。
今回はスパダリな二見先輩と、ぐずぐずでおねだり上手な志馬ちゃんが聴けます。
お互いに対する愛情が垣間見れて、これまで見守ってきて良かった……と思えました。
■二見先輩■
ご両親が登場することで、彼の内面的なルーツが知れます。
二見先輩のドSはサービスのSというのがよく分かります。ほんとこの人はサービス精神旺盛だな。
いつも飄々としている彼が、親の事で引かれないか心配する様がちょっと珍しい。
彼の自己肯定感の高さと懐の広さは、あの愛情豊かな親にいっぱい愛を注いでもらったからなんでしょうね。
イジワルだけど絶対育ちいいよなーと思ってましたが、納得。
志馬ちゃんの事、「重ーい(笑)」って笑ってましたが、笑っていられるのは余裕がある証拠。
溢れるほど好きすぎて、いっぱいいっぱいだった志馬ちゃんを何とも無い顔して受け止める二見先輩、愛が深い。かっこよすぎ。
志馬ちゃんの事大好きで大事にしたいというのが伝わってきて、こちらが幸せになりました。本人には伝わってないようですが(笑)
[ 個人的なツボ ]
・「しよ?」がいつもエロい。
・最後の台詞が格好良すぎて心臓持っていかれるかと思った。ホレ直した。
■志馬ちゃん■
幸せそうに二見先輩の話をしているのが感慨深い。それだけで買ってよかったって思えます。
今までで一番感情が出ていた気がします。素直に言葉にもしています。
二見先輩は彼の純粋さや健気さ、真っ直ぐさに惹かれたのがよく分かります。
最中の声がもぉ本当にえっちなんですけど……初期に比べてすっごく……良さそうになってます……////
ぐずぐずのとろとろで。田丸さんファンは必聴です。
[ 個人的なツボ ]
・冒頭のモノローグで照れてるの可愛いw
・口塞がれるの、すっごいエロい。
・志馬ちゃんは二見先輩の匂いフェチwこのカプは匂いの話が多いのが有り難い。
■最後に■
幸せそうな二人を感じられて胸が一杯になりました。個人的には二見先輩にはもっとイジワルしてほしいんですがね(笑)もしくは軽く嫉妬して……なんてw
今後二人がどのように愛を深めるのか、ずっと見守っていきたいです。
過激なプレイに目が行きがちですが、実はストーリーもミステリーのような展開で面白いです!何故統吾は海島先輩にそこまで執着するのか?海島先輩は過去に何があったのか?真相が明かされる様が気持ちよくて繰り返し聞きたくなります。
メインのお二人はどちらも初めましてでしたが、二人ともピッタリで好みの声質でした。特に佐藤元さんの甘いドSが個人的に刺さりすぎて……!ポロッと出る独り言のようなセリフがリアル。例えば試聴動画にもあった「こういう事言われるの好きなんですか」というセリフ、てっきり声優さんが素で言ったのかと思ったくらいリアルでゾクッとしました。本当にこれが初メインで初攻なんですか!今後もっと聴きたい役者さんの一人になりました。
初聴では統吾のセリフを聞く度に萌えで気が遠くなって内容が入ってきませんでした。改めて聴き直した時に初めてこんなハードな内容だったのかと。物理的に痛めつける系のプレイ有りですが、個人的には本人達が良いのならOK派なのでこれはセーフでした。客観的に見るとヤバイプレイ内容ですが、統吾の話し方が柔らかいのと海島先輩が嬉しそう&気持ちよさそうなのでそこまでヤバくないと錯覚します。
今後二人がどの様な関係になるのか、温かく見守っていきたいです。
立花さん目当てで。買った当時、BLCDどころかBL作品自体ほぼ未経験だった私ですが、割と標準的?なプレイと設定で、雰囲気も明るくて初心者でもとっつきやすかったです。展開に無理がなく、唐突すぎずで自然でした。ストーリーがちゃんと面白かったので濡れ場のシーン抜きでも楽しめました。
さて立花さんですが、クール美人な冷たい声、最高です。あと普段ツンツンしてる北條さんの抑えてるのに漏れ出る喘ぎが派手すぎず色っぽくて可愛いかったです。
森川さんに関しては、私は全く先入観が無かったので他の方が言われているような違和感は全く感じませんでした。エネルギッシュでデキる社会人の役を上手にコミカルに演じられてました。
余談ですが・・・
何故人はBLCDを聴くのか、それは受けの喘ぎが聞けるから。というコメントを見たのが私がBLCDに手を出した理由なのですが……
なるほど。納得。
確かにすごい。これはハマる。
私のようにBLCD初心者の方にオススメしたい一品です。私はこれをきっかけにBLCDの沼にはまりました。ありがとうございます。