とにかく先輩が……! 先輩がすてきすぎます。
あまりに好きすぎて、電子書籍で買っていたのに、結局書籍で買い直しました。
内田カヲルフェアをやっていてペーパーがついていたのもポイント高し。
ああ、先輩……。
強引なようでいて、ちゃんと藤代が納得するまで「待っている」ところ、こんなに愛していておまえしかいないと思っているのに「捨てるのか」と真っ正面から言っちゃうところ、藤代が可愛く仕方ないところ。
めしうまだし、家事能力全般すごいし、えろのときにはエッチだし、もう先輩結婚してええええ! って言いたくなるけど、きっと先輩は「悪い。俺は藤代のものだから」とさらっと断るのに違いないのです。くー。
私は一巻目の「そして続きがあるのなら」での、藤代の最初の単行本を手にしたときの先輩の笑顔が大好きなのです。ほんとにほんとにほんとに、嬉しかったんだろうなあ。
か、かわいすぎる……!
先輩はまったく気がついていないのですが、言葉にしないと不安でわからない藤代にとって、最初の告白のときに返事をもらえなかったことが二巻目までこたえているんですよね。
周囲から見れば、べた惚れなのがもう、見え見えなのに。
それでも、少しずつ、藤代も先輩のことを信じられるようになってきて。もう結婚するしかないだろう、籍入れちゃえって二人です。
この二人に子供はできないけれど、漫画という作品がそれにあたるわけで、これからも生み出していくと思います。ばんばんと。
しかし、あれです。内田先生、漫画家さんってみなさん修羅場のときにはあんななんですか? 命削ってますよー!