お馬鹿な攻が大活躍する、ハイテンションなラブコメでした。
いつもは休み休みチビチビ読むのが、一気に読まされました。ページ数多めだから疲れました…。
冷血で美貌、なおかつ優秀で、その手腕で恐れられる警察庁の監察官の等々力は、美形で超お馬鹿な部下の池澤を押しつけられます。
池澤は片思いの同級生、桐生の腹心であったことから複雑な心境に。そして、誰もが恐れる監察官と聞いても、全くびびらない池澤に引っかき回されて、ペースぼろぼろに。
そのぼろぼろっぷりが超笑えます。
途中、池澤が単なるお馬鹿ではなく、警察官らしい情熱を見せるのですが、桐生に夢中な等々力は、池澤への気持ちを押し殺してしまいます。
どんなに冷たくされても、拒絶されても、ひたすら等々力を慕う姿はまさに忠犬です。アホなところがなおさら愛しい。