魔王封印の為に聖女召喚された直人(受)だったが早速偽聖女殺害容疑をかけられ命の危機に瀕したと思ったら、生誕100年の間にツガイを見つけてつがわないと死ぬ竜人族リノ(攻)にサクッとお持ち帰りされ、なし崩しにベッドイン。不老不死といういらぬプレゼントを貰う結果に。一方、魔王封印&永劫の平和の為に聖女が欲しい王国の王子レオンは厚顔無恥にも助力を乞うた上に図々しくも妃に迎えたいと直人の人の良さにつけこんだと思ったら、リノが魔王を連れてきて抹殺だ!と意気込んだが、直人が魔王の子供な外見に惑わされたり傷を治してしまったり、誰も彼も大概だな!と思ったストーリー。結局リノもレオンも自分勝手。直人も同情したい境遇のはずが魔王を子供だからと倒すのを邪魔したり人が良すぎる。登場人物に共感が全くできなかった。体格差攻を見たい方にはいいかもしれないが、続きは読みたいと思わなかった。すみませんm(_ _)m
裏社会ものが好きなので読んでみました。
麻薬組織を家族経営しているリーダーのリコに妹を人質に取られ暴力的に手練手管を教え込まれたアベル(受)と、非道な実兄を抹殺し組織を解体&ボロボロになったアベルを解放しようと潜入してきたレナート(攻)が用意周到に計画を進めて来たにしては組織を掌握したり解体する事なく、結局ドンパチで決着をつけ逃亡するに至る…な、え? じゃあさっさと殺っとけば長い間アベルが苦しむ事なかったんじゃねえ?と突っ込まずにいられなかったストーリー展開。そもそも妹が監視されていたのかも微妙で、ベッドを共にしている時も意外に隙があるっぽかったので、簡単に寝首かいて妹と逃亡できそうなんですが…最終的にそうなったし。あと、レナートがアベルに恋愛感情を抱くのも薄いというか。作中で「好き」と告白しているわけではないんですよね。仲間意識? 憐れみ? だから、エッチに雪崩れ込むのも、協力を仰ぐ為に妹の存在をちらつかせたのも、リコと大差ないような気がしてしまった。信用得るならこの2つはしてはいけなかったと思う。告白とエッチは逃亡してからにしてほしかった。書き下ろしに「レナートの考えは甘い、これからも日陰の存在だ」と言うアベルの方が現実を分かっていた。これから二人はどう生きていくのか気になる終わり方ではありました。